２００７下半期ヒット予想 - ワールド

CD La Radiolina
Manu Chao

Mano Negra時代から、２００２年のフジロックでのパフォ−マンスなどで知られる革命児Manu Chaoの６年ぶりのオリジナル・アルバム『La Radiolina』 は要注目作。先行シングル「Raining In Paradise」は相変わらずの無国籍＆破天荒ミスクチャー・ロック・チューンは、公式ホームページで観ることができます。
もはやBob MarleyやFela Kuti亡き後のワールド・ミュージックにとって非常に重要な存在だけに、年を重ねるごとにパワフルさを増していることが頼もしい。これは聴かないとヤバイです！

CD Afriki
Habib Koite/Bamada

今アフリカのミュージシャンの中で、最も精力的に世界中で活動しているのがこのマリ共和国出身のHabib Koite。６年ぶりの新作のタイトル『Afriki』はバンバラ語で「アフリカを意味する。世界中を巡り、今一度アフリカ人としての自分と向き合う静かだが、熱い会話を音楽を通じて交わしているよう。

CD Afro Soul System
Aiff

正式名称Afro Influenced Funk Federationのオランダ産ファンク軍団。これはぶっ飛び〜！グルーヴィーなベースラインとフリーキーなホーンが絡む「Akwaaba」など血が騒ぎ出すようなファンキーさ。１，０００枚限定の７InchがＤＪポール・マーフィーに絶賛されたというお墨付き。必聴モノ！

CD Breathing Under Water: 水の旅
Anoushka Shankar

Ravi Shankarを父に持つインド音楽界のサラブレッド、Anoushka Shankarの新作はまさに要注目。何でかと言うとTabla Beat Scienceで知られるKarsh Kaleとのコラボレーションが実現！ しかも姉妹にあたるNora Jonesや父のRavi、更にSｔingまでも参加。

CD Mar Dulce
Bajofondo

映画『Babel』のスコアを担当したGustavo Santaolallaのプロジェクト、Bajofondo。2002年作『Bajofondo Tango Club』も良かったが今作こそ大傑作。エレクトロニカ、ロックやフォルクローレなど多くの音楽要素を混ぜ込んだ、大河のようなアルバム。Elvis Costello、Nelly Furtadoらが参加。