メロディック・パンク、実りの秋。

2007年8月10日 (金)

2007年、メロディック・パンクのリリース・ラッシュ時期に突入！Hawaiian6も11月7日にリリース決定！10月10日にはOVER ARM THROW、ASPARAGUSがニューアルバムを発売！Ken Yokoyama、dustboxも発売になりました。それ以外の要注目バンドも含めてご紹介!!

■おすすめのメロディックバンドを一挙ご紹介!■

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■■Hawaiian6/Rings 11月7日発売■■

■■Hawaiian6/10YEARS 11月7日発売■■

今のメロディック・パンク・シーンの頂点であろうHawaiian6。メロディ、サウンド、歌、ライヴ感、安定感、すべて兼ね備えている。中でも、ずば抜けたメロディ・センスには、心をガシッと掴まれる。これぞ本物。

彼らの叫びは、歌詞の枠に収まらない。英詩であるがゆえ、対訳でその内容を知ったうえで聴く人もいれば、もちろん、英詩でそのまま理解できる人もいるだろう。しかし、その一言一句の意味が分からなくとも、そのサウンド、メロディ、歌から放たれる魂の波動が直に心に伝わる。心を持った歌は、惜しみない感動を与えてくれる。

『Rings』。今年は彼らが結成されて10年という特別な年である。Rings＝年輪、結束、輪廻という意味がある。この作品を聴けば、自ずとその意味が分かるのだろう。すでに、ライヴで発表されている「The Pride」や、原点である昭和歌謡を思わせるナンバーなど8曲を収録。

そ・し・て！ついに初の映像作品『10YEARS』も発売！Hawaiian6のライヴは本当に楽しい。極限の歓喜に沸くステージと観客は一体となり、そこは大きな感動の渦となる。まさにライヴと呼ぶに相応しい。映像作品として、この世に出ることは本当に嬉しい限り。

過去10年間のライヴ映像を、ライヴハウスからフェス会場まで各会場1曲という形で、メンバー自らが抜粋。全26曲収録。え？こんなところまで入れてしまっていいの？というすごい作品になっているらしい。

ミニアルバム、初映像作品同時リリースという嬉しい展開！楽しみに作品を待てるバンドがあるというのはありがたいことだ。Hawaiian6は今後も待ち人を確実に増やしていくのだろう。

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■■dustbox/Seeds of Rainbows 8月22日発売■■

数あるメロディック・バンドの中でも、ひときわ美しいメロディと、安定したサウンド、そして澄み映えるボーカルで、文句なしに人気、実力のあるdustbox。

いままで出してきた作品、すべてにおいて、常にその時の最大限持っているものを出しているのが伝わってくる。新しい作品が作り出されるだびに毎回その完成度には驚かされてしまう。

もちろんこの『Seeds of Rainbows』においてもそうだ。それぞれの楽曲、すべてにおいて究極の綺麗なメロディはもちろんのこと、細部にいたるまでのこだわりが充分に伝わってくる。

勢力的にライヴを行なっているライヴバンドのイメージが強いが、CDで聴くとますますそれぞれの曲の素晴らしさが分かる。ライブを楽しむためにあるCDではなく、あくまでもCDを聴いて楽しむ作品である。感情を待ったメロディ達が、その風景を脳裏に描いていく感じだ。素晴らしすぎるの一言である。

この『Seeds of Rainbows』は、全曲すべて新曲、新録。メロディック・パンク・ロックから外れることはないが、彼ららしいオリジナリティが満載の作品である。この作品で、ますますその人気が広がること間違いなしの1枚になるだろう。

dustbox/Seeds of Rainbows
最高級の前作を超えた!丁寧にこだわりをもって作り出された音たちは、まるで感情を持っているかのように、そこに世界を描写する。綺麗。完璧。美味。

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■Ken Yokoyama/Third Time's A Charm 9月5日発売■

PUNKの代名詞、横山健。はっきりいって、横山健はもうプロ中のプロ、ベテランである。でも、彼が作り出すその音は、綺麗にまとめた優秀な音楽ではなく、若くて、楽しくて、いつだって夢に溢れている。

今回のアルバム『Third Time's A Charm』。1曲1曲が、とても際立っている。聴けば聴くほど良さがどんどん増してくる。すごく大切に作られたものだろうという気がしてならない。

今回も、今までと同じように、今の横山健の心象をぶつけた活きのいい言葉がパンク・サウンドに乗り、聴くものを、ドキドキ、ワクワクさせる。この作品で、また一歩、頂点へ足を進めた。

Ken Yokoyama/Third Time's A Charm
高い期待を抱いて待っている分、もしやの不安もあったりする。しかし、いつだって、期待通りの作品で答えてくれる。以上でも以下でもない。まさに欲しかった音楽で私たちの前に現れてくれる。そして、もちろん今回も期待通り！

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■■OVER ARM THROW/Oath and Night War■■
■■ 10月10日発売■■

気持ちいいほどになめらかに運ばれるメロディと、軽快にはじけ突き抜けるサウンド、そのサウンドに絶妙に絡むボーカルが最高に心地よいメロディック・バンド、OVER ARM THROW。

待ちに待たれた1st Full Album『Oath and Night War』がついに発売になる。いままでの作品からも感じ取れるOVER ARM THROWならではの感性を最大限に生かし、それでいて、枠にとらわれない作品に仕上がった。

幅広い音楽性と情景を描き出すような楽曲、そしてそこに映える歌。今後の、メロディック・シーンを支えるバンドとなるのは確実なようである。

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■■ASPARAGUS/MONT BLANK 10月10日発売■■

元CAOTAIN HEAGE HOGの渡邊忍と、元ナイスマーブルスの山下潤一郎、そして元popcatcherの一瀬正和の3人で2002年に結成されたASPARAGUS。さすがに質の高い楽曲を奏でる、メロディアスなバンドである。

2006年末に山下が脱退。そして今年1月から元SHORT CIRCUITの原直央が加入し、3年半ぶりのFull Album『MONT BLANK』が完成。彼らが前作のリリース後の活動を通じて得たすべてがこの作品に注ぎ込まれている。

渡邊の作り出すメロディアスでありメランコリックな楽曲と癖になる甘いボーカルは一度聴いたら忘れられない。それに加えてメンバーのレベルの高い卓越した演奏力と、アイデアあふれる精巧なアレンジセンス。メロディック・パンクと言ってしまうのは語弊がありそうなので、名実揃ったメロディアス・ロックバンドと言わせてもらおう。

ASPARAGUSのニュース記事はこちら

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