Traks Boys x cos/mes 対談 1

2007年7月17日 (火)

  インタビュー
  Traks Boys & cos/mes
アンダーグラウンドハウスシーンの新星! DJ Crystalと K404の2人によるユニット Traks Boysのファーストアルバムが遂に完成!そしてアーティスト集団 "他社比社(iseneehihinee)"の新ブランド Sadistic Skateparkのサウンドトラックとして、同じく他社比社の音楽部門のユニットcos/mesによって制作されたアルバム『Sadistic Skatepark』も到着!今回そんなタイミングで、"Traks Boys x cos/mes対談"が実現!たっぷりとお楽しみください!


進行:MIKA OHUE


参加者:[Traks Boys] CRYSTAL & K404、[cos/mes] FLATIC & 5ive

<SWC>レーベル 佐藤氏

―― 始めて買ったCDは?


FLATIC: すごいダサイよね(笑)年の差を感じると思うんだけど、「銀河漂流バイファム(※1)」ってアニメ知ってる?


CRYSTAL: あるよね。


5ive: 俺分からん。


FLATIC: 俺、バイファムの7インチだね(笑)。


K404: CDじゃないんだ。ヴァイナルだ!(笑)


CRYSTAL: でも俺もヴァイナルだよ。しかも俺もアニメだから。俺は「風の谷のナウシカ」のサントラを買ったと思ったらドラマ盤だった。普通に映画の音が入ってるだけ。あっちゃーみたいな。


一同: (笑)


5ive: 俺はTM Networkの「Come On Everybody」のシングル。


CRYSTAL: あ〜、あのレイヴっぽいやつでしょ。


5ive: K404は何なの?


K404: 俺?プリプリ(Princess Princess)。


5ive: あの「M」が入ってるやつ?


K404: 「ダイアモンド」だね。プリプリか米米クラブの「Funk Fujiyama」。


CRYSTAL: 「Funk Fujiyama」って何?


K404: 「エーヴリバーディ さ〜むらい 寿司ゲイシャー♪」


FLATIC: それってCDシングル?


K404: CDシングル。8センチCD。


FLATIC: ヤバいね〜。何回も聞いちゃった?


K404: めっちゃめちゃ聞いた。重低音聞かせて。


一同: (笑)


CRYSTAL: そこからここに辿り付くまでだいぶ長いからね〜。


一同: 長いよね〜。

Sadistic Skatepark
  Sadistic Skatepark
―― cos/mesの『Sadistic Skatepark』(※2)について


FLATIC: "Sadistic Skatepark"っていう、他社比社のプロジェクトのサントラで、四国に鉄で出来たスケートパークがあって、本当はそこで聞く音楽なんですよ。


CRYSTAL: スケートしながらってこと?


5ive: 実際スケートは出来ないんだけどね、サディスティック過ぎて怪我する(笑)。


佐藤: でもあれは説明するのすごい時間かかりますよね?


FLATIC: かかるし、俺ではうまく出来ないと思う。


佐藤: 俺全然分かんなくて、デザイナーさんが来てくれて、20分くらい説明してもらってそういうことだったのかって。凄い繋がってる。


FLATIC: そう、複雑につながってる。


CRYSTAL: 実際、見に行ったほうがいいってこと?一番は。


FLATIC: そうそうそう、一番は。でもとにかく鉄なんだよね。そうそう。モノとして嬉しいものを作りたくて。アルバムの、音源制作1ヶ月、ジャケット制作6ヶ月(笑)くらいの。


K404: コンセプチャルだね。


FLATIC: コンセプチャル、実は。


K404: サウンドトラックなの?


FLATIC: サウンドトラックで、行程も鉄をうちらで削ったり、パッケージングのシュリンクも自分等でやってるの。ステッカー貼りとか。うちら体験工房見学みたいになってたよね(笑)。火の粉がヤバかったよ。


K404: ドキュメンタリーだね。


FLATIC: かなりね。






―― 曲のタイトルとかもコンセプトに合わせて?


FLATIC: 5iveからスケート用語を聞き出して


K404: スケートランプがあるんだよね。スケートランプが鉄の板なんだよね?でも鉄じゃ出来ないじゃん。それでビスがこういう風にポコって出てるんだよね?


5ive: 5ミリくらい。


K404: で、鉄のスケートボードなんだよね?





―― あっ、スケートボードも鉄!


K404: そういう、訳の分かんないコンセプト(笑)。


5ive: オーダーミスね(笑)!


CRYSTAL: 間違えちゃった感じだ。


FLATIC: Sadistic Skateparkの作品の一つにハンマーがあって、ハンマーが木で出来てるけど、持つ所が鉄なの。そういうことをしてニヤリとしてる、他社比社的なね。

Technicolor
  『Technicolor』
―― Traks Boysは、コンセプトは無いけど夏っぽさは意識した感じですか?


5ive: コンセプトはあるでしょ?


CRYSTAL: コンセプトは「テクノ・シティー・ポップ」だね。


FLATIC: タイトルの『Technicolor』って?


CRYSTAL: 調べたら色々出てくるんだけど、映画の総天然色カラー映画って、モノクロ映画からカラー映画になる時にそう呼ばれてたんだけど、そこから来てるんだよね。テクノっぽい単語だし、且つカラフルみたいな。あと天然色で、「君は天然色」(※3)にもかかってる。そこでシティポップとも繋がる。大滝詠一のね。


FLATIC: あ〜なるほど〜。


K404: アルバムのタイトルはだいぶ前から決まってたよね。


FLATIC: 決まってたんだぁ。ジャケもすごいよね?


CRYSTAL: ジャケはねぇ、あんま決まってなくて、後から。


FLATIC: そうなんだぁ。現物凄そうだよね。


CRYSTAL: 本人が写ってるからね、ジャケに。


K404: なかなかいないよね、アレだけ打ち出してくのは。


FLATIC: いないいない。


CRYSTAL: この人達がこの機材で作ってます、みたいな。


5ive: あのジャケこうしようっていうのは誰が考えたの?二人で考えたの?


CRYSTAL: みんなで考えたんだけど。


K404: 始め写真は使おうよって話はしてて、機材は並べたりとか大体のイメージはあってそれをみんなであわせてって。


CRYSTAL: あとあの洋服の感じとか。でもあれも坂本龍一とか、『Summer Nerves』ってアルバム分かる?坂本龍一&カクトウギセッションとかね。


FLATIC: あ〜っ!


CRYSTAL: あの中の、六本木ピットインで当時やってた、坂本龍一とか高橋幸宏とか、みんな並んでる写真があって、その写真をスタイリストの人に見せて、こんな感じでってお願いしたんだよね。


FLATIC: まじぃ?徹底してるね!


K404: 面白かったよ。


5ive: (CRYSTALは)坂本教授っ!K404のあの感じは?


K404: あれはグルーヴを出してみた。


FLATIC: グルーヴ出てたね(笑)。





―次のページへ続く―
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(※1)銀河漂流バイファム:毎日放送をキー局にJNN系で1983年から1984年まで放送されたロボットアニメ。全46話。制作は日本サンライズ。

(※2)Sadistic Skatepark:鉄とビスで出来たスケートパーク。cos/mesの1stアルバム『Sadistic Skatepark』はこの空間のサントラとして制作されている。

(※3)「君は天然色」:大瀧 詠一の代表曲の一つ。1981年発表のアルバム『A Long Vacation』に収録。

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