―― 最近はDJ活動も続けているんですよね?
うん、プロデュース業のほうも充実しているし、以前よりずっと回数は減ったけど、たまにやってる。あと、この夏はバンド形式でのツアーを予定していて、リハーサルをしているところだよ。『Just』に参加したファントム・プラネットのアレックス・グリーンワルドや、『Stop Me』を歌ったダニエル・メリウェザー(Allidoからデビューする予定のオーストラリア人シンガー)がヴォーカリストとして同行し、11人編成のバンドでプレイするから、楽しみにしてるんだ。
―― それにしてもあなたは、異ジャンル間を実に自由に行き来してフットワーク軽く活動をしていますが、なぜそれが可能なんだと思いますか?
う〜ん、それは多分僕が本当に、いろんなタイプの音楽を心から愛しているからじゃないかな。僕はスノッブじゃないし、何かを聴いていいと感じたら掘り下げるし、ジャンルに関わらず偉大な才能の持ち主に出会ったら、コラボしたいと思う。僕がプロデュースに関わった作品(リリー・アレンの『Alright, Still』やエイミー・ワインハウスの『Back to Black』)がヒットしたおかげで、さらに多くのチャンスに恵まれるようになって、正直言って困ってるんだ。依頼が来たらどれも断りたくないからね(笑)。次はロックバンドをプロデュースするかもしれないし、今後も枠に捉われずに仕事を続けたいと思ってるよ。