Friday, May 25th 2007

  来日記者会見
  パイレーツ・オブ・カリビアン来日記者会見
ジェリー・ブラッカイマー
  ジェリー・ブラッカイマー
―来日記者会見 続き―


―― 監督とジェリーに質問です。3作目は「愛」がキーワードになっていると思うのですが、あえて意識したのでしょうか?


JB: そうですね。数人のキャラクターに「愛」が描かれていますね。オーランドは父への愛、エリザベスへの愛があり、ティア・ダルマとデイヴィ・ジョーンズの愛もあります。そういう部分で、「愛」は根底にあるテーマのひとつだと思います。


GV: デイヴィ・ジョーンズのラブストーリーという側面ですが、なぜ心臓をえぐられて、チェストにしまわれたことについてのラブストーリーと、同じ線上にあるのがウィルのラブストーリーで、彼らも同じような方向性に進んでしまうのか?という似たような関係が平行して描かれているのが、いわゆる1枚のコインの両側にあたると思います。


―― (子供からの質問)。ジョニーとジェフリーへの質問です。今回も沢山の海賊が登場しますが、互いの役柄への印象を教えて下さい。また、僕は子役なのですが、どうすれば、ジョニーのように演技がうまくなれますか?


JR: (ジャック・スパロウの歩き方を真似して)ジョニーのマネをしてみたのですが、まさにこんな印象を彼には持っています。


JD: 僕はあんなんじゃないよ。そんな風に演技してないよ、違うね(笑)。ジャックは非常に素晴らしく、バルボッサを尊敬していると思います。でもバルボッサはキャプテンになるべきじゃないですね。とはいえ、彼のことを尊敬していると思います。1作目では、何ヶ月も剣術を習いました。パイレーツ2でも3でもかなり剣術を披露しました。2,3では、それほど練習はしませんでしたが、少なくとも1週間くらいはしっかりと練習をしました。素晴らしいスタントチームでかなりの部分を撮影していますが、今質問をしてくれたリトル・ジャックくんも素晴らしいですよ。素晴らしい格好をしていると思います。


―― ジョニーに質問です。お子さんも作品をご覧になりましたか?ご覧になっていればお子さんたちの感想をお聞かせください。


JD: 僕の子供たちは2作目までは観ているよ。3作目は部分的にしか観ていなくて、完成したものはまだ観ていないんだ。子供たちも気に入ってくれているし、パパが海賊であることを誇りに思ってくれているよ。先ほども言いましたが、ジャックというのは常に僕の傍にいるような存在なので、面白いことに、息子のジャックとちゃんばらごっこをして遊ぶときにも、自分の中からジャック・スパロウが出てきて遊んでいるような感覚になってしまって、息子に「パパ、ジャックじゃなくて違う役をやってよ」と言われたりするんです。とはいえ、子供たちもこのシリーズをとても気に入っています。


―― オーランドへの質問です。これはひとりの青年が宿命に打ち勝って、勇気の行動で世界を変えていくストーリーでもあると思うのですが、この勇気の行動はどうすれば起こすことができると思いますか?


OB: ウィルの好きなところのひとつは、彼が常に真剣だ、ということなんです。真剣で何も恐れていない部分が好きなんです。愛する人と父親を救うためには何も恐れない、というのが、彼の素晴らしいところのひとつだと思っています。彼の勇気は、この「恐れない」というところからきているのだと思います。ウィルの何をも恐れない気持ちを僕の中にも取り入れていきたいと思っています。



ジョニー・デップ
  ジョニー・デップ
―― キャスト全員に質問です。もしも生まれ変わったら、自分が演じた海賊になりたいと思いますか?


BK:いいや(笑)。勘弁してほしいね(笑)。


CY:僕はやりたくてもできないでしょうね。というのも船酔いしてしまうからね(笑)。


JR:海賊に生まれ変わるなら、もっと若くてかっこいい海賊になりたいね(笑)。


JD:僕もだ


OB:僕も。ジャックに生まれ変わりたいね。


――ジョニーへ質問です。ジャック・スパロウは自由な魂を持っていますが、ジョニーさんが自由を感じるとき、逆に自由が欲しいと感じるときを教えて下さい。


JD: 正直に言って、一番自由を感じているのは、海にいるときなんです。海にいる時が一番自由を感じています。ヨットやパワーボートでも何でもいいのですが、海に出かけることが、僕にとって一番リラックスできて、自由を感じるときです。僕の子供たちのことや太陽、波を感じるときが一番自由を感じますね。


――船酔いはしますか?


JD: いや、まだ船酔いになったことはありません。もしかしたら、くすぐられているだけなのかな?特に船酔いにはなりません。むしろ、陸酔いをしますね(笑)。


―― 自由は欲しいと思うときはありますか?


JD:毎日、7,8分毎に自由が欲しいと思っていますね(笑)。
ジェフリー・ラッシュ
  ジェフリー・ラッシュ
―― ジェフリーへ質問です。1作目と3作目では、バルボッサの印象が違うと思うのですが、演じていてその違いを感じましたか?


JR: 1作目の撮影を終えたときに、監督とジェリーと脚本家のふたりと、続編についてストーリーの変更を考えていったんですね。実際に、ジェリーや脚本家、監督、関係者の皆さんはまったく同じ物語を、同じ線上に、また同じ役柄を同じ状況で続けていくことに全く興味を持っていなかったんですね。監督は2,3作目の舞台をアジアのほうへと移していって、怪物や海の女神や神を登場させて、この世の果てまで行く、という神話的な要素をはらんだストーリーになっていくということを話していました。そうったことが起こった中で、バルボッサが「海賊版G8」と呼んでいる、いわゆる海賊王たちの会議が出てくるので、それに関係して、1作目では単なる悪役だったバルボッサが、3作目では政治家的な要素を持った役へと変化していったのです。そこで、私の演技も、実際に役柄に求められていることに対応して変化していきました。ボルボッサ自身は尊敬できる意義のある理由を基に行動しているんですが、究極的にはとても利己的な人間だと思います。でもそれは、すべての役柄にいえることだと思います。脚本家たちが3作目で描き出したかったのは、すべてのキャラクターを信じることができないということで、様々な展開と変化が起こる中で、まるでチェスのように誰がチェックメイトなのか?という感覚だったと思います。


―― 監督へ質問です。登場するのはどれも個性的なキャラクターですが、それぞれの役に演じる俳優たちの個性を生かした作り方をしたのでしょうか?


GV:毎晩遅くまで、脚本家たちと話し合いを重ねました。それぞれの役には、役者をはじめ、多くの人が貢献してくれました。私の役割としては、誰も似たようなキャラクターにならないようにする、ということでした。自由に演じてもらいながらも、同じようにはならないようにすることを考えていたんです。脚本家のふたりは、1作目をかなり練りこんで作り上げていると思います。新たなキャラクターも沢山作り出しました。そういう意味では、まるでタペストリーのように、大作に登場させる役というのは、どういうものが最適なのかを考えていったのです。例えば、裏切りや人間の欲望という、描き出すのが難しいものだったと言えるでしょう。確かに大作映画ですが、細かい部分に配慮していることも多いのです。たとえば、フレームの中には誰を入れ込んで、誰を中心にするべきなのかを計算したりもしました。そうしたことを役者が演じられるように、僕らスタッフが存在した、とも言えると思います。


―― ジェリー・ブラッカイマーへ質問です。脚本および撮影で難航した点はありましたか?


JB:どの映画でも難しいことは、素晴らしいストーリーとキャラクターを作り出す、ということです。奥行きのあるキャラクターと素晴らしい物語で観客にエンターテインメントを提供するというのが、一番難しいことだと思います。撮影に関して難しいのは、やはり天候は、どうすることもできない、ということです。今回も何度かハリケーンや嵐に見舞われて、監督は苦労をしていましたが、何とか全員で作品を作り上げることができて、誇りを持てる3部作をお届けすることができたと思います。


―― 最後に、ひとことずつメッセージをお願いします。


BK:重ねて言いますが、本当に日本に来てみたかったんです。なぜこれまで来ることができなかったのかわかりませんが、今回の来日を本当に心から嬉しく思っているんです。日本は私にとって、非常に印象深い国です。ぜひ皆さん、今夜は映画を楽しんでください。我々も非常に誇りに思っています。


JB:まず、ディズニーにお礼をしたいと思います。今、役者と監督と共に、ここに来ることができました。東京に来ることができて興奮していますし、今夜も非常に楽しみにしています。沢山の方々に観ていただき、この興奮を皆さんと共有できるといいと思っています。


CY:皆さんに、この映画を気に入ってもらえると嬉しいです。今夜のプレミアの後は、原宿に行って美味しい九州ラーメンを食べたいと思っています。


JD:本当に温かく迎えてくれてありがとうございます。皆さんに楽しんでもらって、次回もまた日本に来たいと思っています。


OB:本当にありがとう。日本に来るのが大好きです。いつも温かく歓迎してもらって、嬉しいです。是非この作品を楽しんで欲しいと思っています。


GV:皆さんにお礼を申し上げます。この東京という素晴らしい場所で、多くの方々に歓待していただき、とても嬉しく思っています。そして、このキャストたちにもお礼を言いたいと思います。監督として、これは本当にドリームチームと言えます。この役者たちと仕事をすることができて、心から良かったと思っています。ありがとうございました。


JR:今夜、プレミアが行われますが、土曜日にはディズニーランドでワールドプレミアが行われました。プレミアはこの2箇所だけなんですよ。私自身もオーストリラに住んでいるのですが、今回はロスからニューヨークへ行って、再びロスに戻って、それから東京へ来たのです。特に日本は初めてと言うこともあり、妻とふたりの子供と一緒に日本にくることができて、特に感慨深いです。今日はありがとうございました。皆さんに、ぜひこの映画を楽しんでもらいたいと思っています。




(2007年5月23日 パークタワー記者会見)
 
 
 
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>パイレーツ・オブ・カリビアン・アジアプレミアの模様

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