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HMVインタビュー:Aril Brikha

Thursday, May 24th 2007

  HMVインタビュー
 Aril Brikha
スウェーデンのストックホルムを活動拠点とするプロデューサーAril Brikhaが7年の時を経て遂に2ndアルバムをリリース。2000年にDerrick Mayのレーベル<Transmat>よりアルバム『Deeparture In Time』をリリースするなど、そのデトロイトテクノ/ハウス直系の美しいシンセワークで人々を魅了して来ましたが、今作でもそのサウンドは健在です!そんな作品リリースにあわせて、Aril Brikhaに作品についてのお話を伺うことが出来ました。

Aril Brikha
  Aril Brikha
―― アルバムの完成おめでとうございます!まずは本作完成に対しての率直なご感想からお願いいたします!


それはリスナーに決めてもらいたいんだ。僕の意見は関心を起こさせるものではないんだ。何故なら、曲は既に出来ているわけだから、聞いてみて判断すること、そして曲についての意見を持つことは、既に他者に委ねられているんだ。


―― 今作のテーマを教えていただけますでしょうか?


今回のタイトルは『From Machine』、マシーンから、ということ。それは僕のことなんだけれど、僕の楽曲たちは、僕という機械を通して生まれ、その楽曲たちがコミュニケーションするわけだ。


―― ジャケットのアートワークに映し出されているものはなんでしょうか?


僕が撮った写真では無いんだけれど、この写真を見て今作のフロントカバーにちょうどいいと思って選んだんだ。冷たくて、なんだか調和していないもので、いったい僕はどうしてこの写真が好きなのか分からないけれど、それを見た人が何か感じてくれるものと確信している。


―― <Peacefrog>からリリースすることとなった経緯を教えて頂けますか?以前から交流はあったのでしょうか?


Peacefrogとは長年の付き合いがあり、そんな中、今回リリースするに至ったんだ。実は色々なレーベルから12インチをリリースしようと思っていたけれど、そのうち、4つも6つものレーベルと付き合いたくない、という結論に至り、Peacefrogだけが共にアルバムを出すための論理的な選択のように思えたんだ。彼らは新しい思想を取り入れ、素晴らしいリリース歴も持っているからね。それに、彼らは彼らが好きな音楽をリリースしているしね。スタイルがどんなものであろうと。


―― そして今回、<Transmat>よりリリースされた前作『Departure In Time』から比較的長い年月が経過してのリリースとなりましたが、そこに理由はなにかありますでしょうか?


なぜ時間が掛かったって、シンプルなことなんだ。<Transmat>を離れてからどこでリリースをするべきかがわからなかったのさ。


―― 前作と比べて、今作で新たに挑戦したことはありますか?


おそらく、半分、またはそれ以上のトラックは、ソフトウェアのシンセだけを使用して作られたものなんだ。どの曲がそうなのかは、聞く人に当ててもらいたい。


―― 美しくエモーショナルなシンセワークが今作でも随所に見られますが、今作を作り上げる過程の中で意識を強く持った点というのはどういうところでしょうか?


僕はストリングスや、エモーショナルなサウンドが好きなんだ。それらがどんなものでもね。僕にとっての音楽は泣きどころに触れるものであり、もし僕を感動させるような曲ならば、第三者も同じ気持ちを感じてくれるものであることを願っている。


―― 今年に入ってから12インチ作品を、<Kompakt>や<Poker Flat>からリリースされていますが、この2つのレーベルよりリリースすることとなった経緯を教えて頂けますか?


アルバムにはフィットしない曲があったんだ。Steve BugやMichael Mayerに連絡を取っていたこともあり、彼らに興味が無いか聞いてみたんだ。そうしたら、関心を持ってくれて。


―― もしよろしければあなたの音楽的なバックグラウンドを伺いたいのですが、あなたの音楽人生の中で重要だった作品を挙げて頂きつつ、影響を受けたレーベルやアーティストを教えて頂けますか?


Depeche Modeの『Music for the Masses』は、ちょっとテキパキしたいときの音楽。 彼らが “Violator”までに作った全ての曲は未だに僕が聞いているもの、ときには僕が聞く唯一の曲達だったりするんだ。Robert Hoodによる、『Internal Empire』はミニマルミュージックのお手本だね。一般には80年代の音楽で、安っぽい感じのサウンドなようだけど、とても感情的かつメランコリックな雰囲気を持っているんだ。


―― 今、注目している若いアーティストはいますか?


まいったなあ、、、僕はポップからロック、そしてサウンドトラックまで、なんでも好きなんだ。名前を挙げればきりが無いよ。


―― 今後の予定について教えていただけますでしょうか?


多くの音楽を作り、たくさんの料理を作り、いっぱいワインを飲んで、もっとチョコレートを食べる、、、そして人生におけるその他の素敵なことも、なんてね!


―― 今後もご活躍を期待しております。ありがとうございました!

(取材協力:Cisco International / Soundscape )
 
 
 
  待ってました!7年ぶりのアルバムリリース!  
 
Force Behind The Power

CD Ex Machina
Aril Brikha

エモーショナルなシンセワークをみせてくれる作品はもちろん最高なのですが、他にもスペーシーなシンセのエレクトロトラック「Leaving」、そして自身が影響を受けたと公言しているNitzer Ebbをオマージュした攻撃的なシンセリフをみせてくれる「Kind Of Nitzer」など、聴き所満載の傑作となっています!
 
 

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