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Big Paybackインタビュー!

Thursday, May 17th 2007

  インタビュー
  Big Payback スペシャル・インタビュー
Big Payback スペシャル・インタビュー
  彼らがBig Paybackだ!
イケ面ベトナム系フランス人のOnra(オンラー)と弱冠18歳のアラバマの天才キーボーディストByron The Aquarius(バイロン・ジ・アクエリアス)のスーパー・ユニット、Big Payback。Byronは18歳とは思えぬグルーヴのキーボードでアメリカの田舎アラバマから登場。無名にも関わらずウエスト・ロンドンを代表するMark de Clive-Loweからビートを提供された経験も。Jay Deeの影響を強く受けるOnraは彼のトリビュートアルバムをリリースしスマッシュヒット。ビートを聴いたByronが彼にコンタクトして意気投合、ユニットを結成したという。結成後初めて作った「Cosmic Traveliing」がBenji Bの耳にとまり、いきなりBBCでパワープレイ。オランダの名門Rush Hourからリリースされる『Beat Dimensions』に収録。そんな勢いに乗るBig Paybackが遂にフル・アルバムを完成。クロスオーヴァー・フュージョン・ソウルの新星と呼び声高い彼らにぐぐっと迫ってみました!

byron
  ただ人に愛されるべきドープでグッドなものを作っているだけだぜ ――(バイロン)
――まずは自己紹介をお願いします。


バイロン・ジ・アクエリアス(以下バイロン): ザ・ビッグ・ペイバックだ。キーボードのバイロン・ジ・アクエリアス、そしてドラム・マシンのオンラーのふたり組だ。


―― ユニットはどうやって始まったんですか?


オンラー: ごく自然に発展していったんだよ。あるときにバイロンからmyspace経由でメッセージがきたんだ。『オマエのビートが大好きだ』って。俺も昔からフェンダーローズのホンモノの弾き手と一緒に音楽をやりたいと思っていたから、お互いのやりたいことが見事に合致したんだ。最初は1曲だけ一緒に作ろうとト ライしてみたんだけど、2週間後には気づいたら10曲も出来上がっていた、っていうわけさ。


―― グループ<ザ・ビッグ・ペイバック>はこれまでに何かリリースしているんですか?


オンラー: オランダの素晴らしいレーベル<ラッシュ・アワー>からの『Beat Dimensions』というコンピレーションに参加しているよ。このコンピレーションは、これからの新しい音楽のスタート地点となるであろう記念すべき作品だと思うよ。もうすぐリリースされると思うんだけど、そうしたら強力なインパクトを与えることになると思うよ


―― アルバムには、いろいろな音楽の要素が感じられるクロスオーヴァーなソウル感がありますね。


バイロン: 音楽的な制約なんてないね、ただ人に愛されるべきドープでグッドなものを作っているだけだぜ。


オンラー: インストだけで仕上げることもできたけど、ふたりで制作していくうちにいろいろなミュージシャンが俺達の音を気に入ってくれて、次第に大きなプロジェクトに発展していったんだ。ニューソウルのヴァイブ、ブロークンビーツのエッセンス、新世代インスト感、そしてもちろんしっかりとしたヒップホップの輪郭。こういったもの全てに俺達は影響を受けてきたんだ。



オンラー
  完全に同じ音楽の趣味をしていたんだよ…!――(オンラー)
―― 制作過程でのエピソードなどはありますか?


オンラー: お互いに会った事がなかったばかりか、母国語も違う、歳も違えば音楽的な経験も全く違っていたんだ。だけど共通点があった。音楽的なインスピレーションが全く一緒だったんだ。完全に同じ音楽の趣味をしていたんだよ…! これってスゴいことじゃないかい!?


バイロン: コミュニケーションの難しさよりも、ドープな音楽を目指す気持ちの方がずっとデカかったな。マジックだ。


―― アルバムに参加しているヴォーカリスト達を紹介していただけませんか?


オンラー:ニコ・レッドはデトロイトのディーバだよ。ワージードのプラチナム・パイド・パイパーズ(PPP)のヴォーカリストだから、聴いたことのある人も多いと思う。間もなくリリースされるPPPの最新アルバムでも彼女の素晴らしい歌声が聴けるよ!


バイロン: ニコとは最高にクールな関係なんだ。彼女とはもっと一緒に作りたいな。


オンラー:2曲で参加しているアイシスは、トロントのドープな女性MC。<サンダーヘイスト>というグループのメンバーだ。もし彼女のことを知らなければ、すぐに知ることになるよ! 名前を覚えておいて損はないよ。強烈な個性とズバ抜けた才能を持っている。ピーター・ハーダーはニュー・ヨークの才人だ。とてもスムースな声を持っている。ジュリアン・マルクはパリのマルチ楽器奏者。ボーナス・トラックで参加しているダルグレンは、フランスで人気のある若手MCなんだ。



Slum Village/Fantastic Vol.2
  Slum Village『Fantastic Vol.2』
―― 最も影響を受けた音楽はなんですか?


オンラー: 俺にとっての主な影響はジェイ・ディだ。スラム・ヴィレッジ『Fantastic Vol.2』を初めて聴いてからの大ファンなんだ。


バイロン: パーラメント、ファンカデリック、ハービー・ハンコック、ネプチューンズ、クエストラヴ、ディアンジェロなどだ。


オンラー: 他にも影響を受けたものはたくさんあるよ。全ての類の音楽から影響を受けている。できるだけ自分の興味を広く持つように心掛けているんだ。新しいものを常に発見して、それからなにかを学ぶようにしている。聞いたことのない新しいミュージシャンの音楽を積極的に聴くようにしている。


―― お互いのことを評価していただけますか?


バイロン: オンラーはドープだ。出会えた事、一緒に音楽を作れた事をマジでうれしく思ってる。


オンラー: バイロンも本当に才能のある男だ。彼の手には、溢れるばかりの才能が詰まっているんだよ。彼は今後も音楽で生きていくに違いない。


―― 今後の予定は?


バイロン: 俺はソウル・リヴォルーション、アクエリアリスティカル・セダクション、エレクトロニック・ワールドというそれぞれ別のプロジェクトをやっている。ジャズのライヴ・イヴェントなんかもやってんだ。それぞれ違うスタイルの音楽で、近いうちにいろいろリリースされると思う。


オンラー: 俺は今ふたつのプロジェクトを進めている。ひとつは別のコラボレーション・アルバムで、もうひとつは来年リリース予定のソロ・ビート・プロジェクトだ。そしてもしかしたら、ザ・ビッグ・ペイバックの次のアルバム…? どうなるだろうね!


―― 最後にアルバムについて一言お願いします。


バイロン: このアルバムは奇跡のアルバムだ。ドープなソウルと新しいアプローチがたっぷり詰まってる。ぜひ聴いてみてくれ!


(協力:Circulations www.circulations.jp/)
 
 
 
  Big Paybackデビューアルバム!  
 
Big Payback

CD Big Payback
Big Payback

ベトナム系フランス人OnraとアラバマのキーボーディストByron The AquariusのユニットBig Paybackのデビューアルバム。浮遊感漂うミディアム・スロウ「Dance With Me」等収録。SpacekやHavana、Break Reformなどクロスオーヴァー系R&Bが好きならオススメ。Super Smoky Soulで話題を呼んだ注目のレーベルCirculationsからのリリース。
 
 

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