TOP > Music CD・DVD > News > Dance & Soul > Hip Hop & Rap > HMVインタビュー:DJ Jazzy Jeff

HMVインタビュー:DJ Jazzy Jeff

Saturday, April 28th 2007

☆『The Return Of The Magnificent』発売記念インタビュー

トランスフォーマー・スクラッチの発明者として知られ、初期はFunky Four Plus Oneのメンバーとして活動。80年代中頃に、今ハリウッド・スターとして活躍するWill Smithと結成したDJ Jazzy Jeff & The Fresh Princeというデュオで大活躍し、グラミー賞を受賞するなど一世を風靡。

その後、若く才能溢れるプロデューサーを抱えるプロダクションカンパニーA Touch of Jazzを設立し多くのヒットメイカーを輩出。自身もプロデューサーとして Jill ScottMusiqKenny LattimoreMc LyteMichael Jacksonまで手がけるほど。

2002年には初のソロ・アルバム『Magnificent』をリリースし高い評価を得ており、DJとしてもミックスCDをコンスタントに発表している彼が、待望の2ndアルバム『The Return Of The Magnificent』を完成!

ヒップホップ黎明期から現在まで、クリエイティヴィティを失わずに第一線で活動している天才DJ/プロデューサー/アーティストDJ Jazzy Jeffに新作について伺いました。


Interview with DJ Jazzy Jeff


5年ぶりのアルバム『The Return of The Magnificent』を作り上げて今の率直な感想を教えてください。

DJ Jazzy Jeff(以下JJ): 出来上がって嬉しいね。最初から最後まで、旅路のような作品だったんだ・・・全部大好きだよ。

最近はDJ Mixの作品を多く発表していますが、改めてアーティスト・アルバムを作ろうと思った理由は?

JJ: どこへいっても、「新作はまだかい?」って聞かれていたんだ。最初の作品は作っていて楽しかったから、またやりたいと思っていたしね。ただ、ツアーの合間に時間を見つけなきゃいけなかったんだ。

アルバムのコンセプトがあったら教えてください。

JJ: コンセプトはとくにないな・・・垣根を越えた、ただ良い音楽というだけだった。ジャケットは、古いDeodatoのアルバム・カヴァーからヒントを得たんだ。

Deodato 『Deodato: 2』

前作『Magnificent』は当時無名に近いアーティストが多く参加した印象でしたが、今回はPos(De La Soul)やMethod Man、Big Daddy Kane、CL Smoothなど、ある一定以上の世代には嬉しい名前も多いですよね。今回のゲストの選択基準は?

JJ: ただ、前から一緒にレコードを作ってみたいって思ってたたくさんの仲間に電話をかけてみただけなんだ。こんなアルバムだったら、何枚でも作りたいくらいだよ(笑)。

アルバム収録曲でお気に入りの曲を1曲挙げるとしたら?

JJ: それはできないな・・・、まるでどの子供が一番お気に入りか?って聞かれているようなものだからね。

skit部分でWill Smithのオフィスに電話をかけている部分がありますよね?あれは本当に電話をかけたのですか?

JJ:いや、あれは面白いだろうなと思ってやってみただけだよ。




4DJ Jazzy Jeff 『The Return Of The Magnificent』
1 Hip Hop feat. Twone Gabz
2 Let Me Hear U Clap feat. Pos of De La Soul
3 Run That Back feat. Eshon Burgundy & Black Ice
4 The Definition feat. Kel Spencer
5 Touch Me Wit Ur Handz feat. ChinahBlac
6 Jeff n Fess feat. Rhymefest
7 Practice feat. J Live
8 Supa Jean feat. Jean Grae
9 The Garden feat. Big Daddy Kane
10 She Was So Flyy feat. Kardinal Offishall
11 Hold It Down feat. Method Man
12 All I Know feat. CL Smooth
13 Go See The Doctor 2k7 feat. Twone Gabz
14 My Soul Ain't For Sale feat. Raheem Devaughn
15 Come On feat. Dave Ghetto
16 Brand New Funk 2k7 feat. Peedi Crakk

* 輸入盤 4/28入荷 




Funky Four Plus One時代から考えたら、とても長い期間第一線で活躍していらっしゃいますが、クリエイティヴィティを保ち続ける秘訣は何でしょう。

JJ: 謙虚さを失わず、自分の仕事を愛すること、かな。自分の音楽を好きでいてくれるひとのために、心をこめてやっているつもりだよ。これだけ長い間応援してもらえて、本当にありがたいって思ってる。

現在、A Touch of Jazz(DJ Jazzy Jeff主宰のプロデューサー養成学校のようなプロダクション・カンパニー) の活動はどうなっていますか?

JJ:この頃は、自分のプロジェクトに専念するために、ちょっと後回しにしているんだ。最近では、いろんなプロデューサー達の相手をするのも一苦労だからね・・・だから、まずこのクレイジーな業界が一体どこへ向かっているのかを探り当てるまでは、ATOJは少しお休み中なんだよ。

昨年はWill SmithとDJ DJ Jazzy Jeff & Fresh Princeを再結成してライブをしたということですが、今後2人でやる予定は?

JJ:実は、ちょうど1週間まえくらにニューヨークで一緒にやったところだったんだ。今年11、12月とツアーをする予定だよ。

必ずレコードバックに入れて持ち歩いてるアルバムがあったら教えてください。

JJ: 1枚だけ選ぶってのは難しいな・・・いまではコンピューターを使ってるから、気に入ってるものは全部持ち歩けるしさ。

家でチルしているときに聴く音楽は?

JJ:Pat Methenyか、Sergio Mendesかな。

最近気になるアーティスト/プロデューサーは?

JJ:9th Wonderだな。彼の作品は大好きだよ。それからAmy Winehouseだね、今年のベスト・アルバム。


9th Wonderと周辺
9th Wonderプロデュース作品を特集





Amy Winehouse 『Back To Black』




何度か日本に来日していますが、日本のオーディエンス、ヒップホップシーンについてはどんな印象?

JJ: 大好きだよ、また日本に行きたいね。日本のオーディエンスは、アメリカよりもヒップホップをもっと正当に評価してくれてるんじゃないかな。

Nasは「Hip Hos Is Dead」というタイトルのアルバムを発表しましたが、貴方はヒップホップは死んだと思いますか?

JJ: いいや、それにNasの言いたかったことは、みんなが思っているようなこととは違うと思う。ただ、確かに10年前とは状況が全く違ってきているし、だからこそNasもそういうタイトルをつけたんだろうけどね。あの頃を取り戻すべきなんだよ、当時の多様性やスキル・・・、ヒップホップが完全に打ち壊されるまえに、そういったものを企業世界から俺たちは取り返さなければいけないんだ。

最後に、貴方にとってヒップホップとは何ですか?

JJ: ヒップホップは、俺の人生そのものだよ。2台のターンテーブルと、ミキサーだけで、俺は世界中を旅して、思いもよらない形で人を感動させることが出来たんだ。それもすべて、ヒップホップのおかげだ。だからこそ、俺はヒップホップを利用したり、ないがしろにしたりは出来ない。死ぬまでヒップホップの尊厳を守るために戦い続けるつもりだよ。

ありがとうございました!

協力:Hostess Entertainment



DJ Jazzy Jeff カタログ


左から:『Magnificent』(02)、『Hip Hop Forever: II』(04)、『In The House』(04)、『Live From Nowhere - 90's Classic Mix』(06)、『Hip Hop Forever: III』(06)

DJ Jazzy Jeff & Fresh Princeカタログ*一部廃盤もございます


左から:『Rock The House』(87)、『He's the DJ, I'm the Rapper』(88)、『And in this Corner』(89)、『Homebase』(91)、『Code Red』(93)


左から:『Greatest Hits』(98)、『Before The Willennium』(00)、『Platinum And Gold Collection』(03)、『Collections』(06)、『Very Best Of』(06)

関連作


左から:『Simpsons Sing the Blues』、Everything But The Girl『Adapt Or Die』、『Motown Remixed』、Black Eyed Peas『Renegotiations The Remixies』



Hostess 関連作品


左から:J Dilla『Shining』、Marc Mac presents Visioneers『Dirty Old Hip Hop』、Marc Mac presents Visioneers『Dirty Old Remixes』

⇒ Hostessレーベル検索



□ ジャジー&アンダーグラウンド・ヒップホップ注目リリース

Hip Hop & RapLatest Items / Tickets Information