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Jason Falkner直撃インタビュー!!

Monday, April 16th 2007

  インタビュー
  Jason Falkner スペシャルインタビュー
セカンド・アルバム『can you still feel?』から、実に8年振りとなる新作『I'm Ok...You're Ok 』をリリースするJason Falknerにスペシャル・インタビューを敢行!! 新作に関する質問や、Jason Falkner自身が音楽と出会ったきっかけ、Three O'clockからJellyfish、そしてTv Eyesでの活動についてまで、Jason Falknerの音楽遍歴がよくわかるファンの方は必見のインタビューになってます!! また、Jason Falkner自らによるプレイリストも公開中(全曲詳細コメント付き)!こちらもファン必見!

Jason Falkner スペシャルインタビュー
  このアルバムはすごく気に入っているんだ(笑)
■リスナーの感性を直接揺さぶる様な作品を作りたかった


――8年ぶりのソロ・アルバム完成おめでとうございます!リリース前にひと足先に聴かせていただきました。 パワーポップ的なギター・サウンドを基本に、効果的にキーボードを使ったりと、貴方らしいアイディアやメロディが聴ける非常に素晴らしいサウンドに仕上がっていると思います。今作を完成させた今の率直な感想をお願いできますでしょうか?


どうもありがとう! 僕もこのアルバムはすごく気に入っているんだ(笑)  Runaway(#8)のドラムパート以外は全部自分で演奏したから、全体的にまとまりのある作品に仕上がったと思う。シンセに関して言えば、今まで古いアナログシンセサイザーを使って来たんだけど、このアルバムではいつもより構成的に重要な位置付けで使っているよ。


――今回のアルバムを制作するにあたって、特に重視された点や制作過程で印象に残ったエピソードなどがあればお話しいただけますでしょうか?


音楽的にも作詞的にも、もっとリスナーの感性を直接揺さぶる様な作品を作りたかったんだ。昔は、そういうものとは正反対の方法に傾倒していたんだ。 つまりはメッセージ性の強いものを送ると言うよりも、リスナーにある程度好きな解釈をしてもらえる余地を残しておく作品の作り方を重要視していたんだ。それは今でもそうだけど、今作に限っては、いつもより慎重に考え抜いたメッセージを込めている。


――アルバム・タイトル『I'm OK... You're OK』には、どのようなフィーリングまたはメッセージが込められているのでしょう?


僕にとって、こういう形で人に接する事が出来るのが目標なんだ。こういう目標を持っていれば、信念を持って生活する事が出来るからね。それとは対照的な考えとして、僕らは他人を自分の都合のいいように変える事が出来てしまう。僕らが変えるのは、他人ではなく自分自身なんだ。



新作『I'm OK...You're OK』
  新作『I'm OK...You're OK』
■「LA」と「ニューヨーク」


――貴方が書く歌詞には、内省的な感触や、日々の生活を見つめることで湧いてくる戸惑いのようなものが正直に隠さず表現されていると思いますし、また一方で、どこかにポジティヴな感触や希望のようなものを感じさせる表現になっていると感じます。 貴方の書く詞については、ご自身でどのように分析されますでしょうか?


歌詞を書くのは実際難しいことだよ。曲はとても自然な形で出てくるけど、歌詞は、単語一つ一つを慎重に選んでそれをフレーズにすると言う作業にすごく時間をかけている。だから僕が書く歌詞は自分にとって何らかの意味を持たないといけないと思っているけど、それと対照的に、リスナーに常に自分の気持ちが十分に通じなくても良いとも思ってるんだ。


――2曲目の"NYC"は、西海岸で生まれ育った貴方が、ニューヨークで出会った実体験に基づいているそうですね。歌詞でも触れられていますが、貴方にとっての「西海岸(あるいはLA)」、「ニューヨーク」とはそれぞれどのようなものですか?


僕は生まれてからずっとLAを離れた事はないんだけど、よく旅行には行っていたし、New Yorkは大好きな街なんだ。 New Yorkに移り住みたいという気持ちもあってこの曲を書いたんだけど、今のところ引っ越す予定はないよ。LAではみんなが車を中心とした生活をしていて、住んでる人たちを孤立した状態にしてしまっているし、そのせいで悪い方向に進んでいるんじゃないかと思う。 New Yorkでは自分の足を使っての移動が中心になるから人と出会う機会も増えるし、もっと自主的なライフスタイルを送る事が出来るんだよ。



初めて買ったレコードはBeach Boys『Endless Summer』(※現在廃盤)
  初めて買ったレコードはBeach Boys『Endless Summer』(※現在廃盤)
■初めて買ったレコードは、Beach Boysの『Endless Summer』――最初のバンドではT.S.O.LやBlack FlagみたいなLA Punkを演奏してた


――貴方の音楽遍歴についてお伺いしたいのですが、以下の項目について、それぞれターニングポイントとなったような点を挙げつつ教えてもらえますか?


―― 1)「ポップ・ミュージック、ロック・ミュージックとの出会い」


小さい頃に父親のレコードを良く聴いたんだよ。幸運にもそれが凄い良かった。 Pink Floydの『Piper At The Gates Of Dawn』に、Loveの『Da Capo』、Crosby, Stills, Nash & Youngの『Deja Vu』とかね。6歳くらいの時に初めて買ったレコードは、Beach Boysの『Endless Summer』で、これを聴いて外に走りにいったんだ。


―― 2)「楽器演奏をするようになったきっかけ。初めて参加したバンドについて」


ピアノに手が届くようになった時から、ピアノを弾いていたんだ(まだおむつをしていた時に)。 それを見た両親が僕をクラシックピアノのレッスンに5歳の時から通わせてくれた。母親の膝の上でドラムを叩いてもいたよ。だから両親も必要だと思ってくれたみたいで、7歳か8歳の時にはドラムセットも家にあったんだ。 ギターを弾くようになったのは結構後の事さ。ギターを買ったらピアノを練習しなくなるんじゃないかって思ったみたいでね。両親の判断は正しかったと思う。少なくともそれから2・3年の間はね。 最初のバンドは最高に楽しかった。僕の家の近所に住んでいた奴らと組んだんだけど、一緒にみんなの楽器を練習してたんだ。T.S.O.LやBlack FlagみたいなLA Punkを演奏したよ。それで学校の卒業式の時に発表してさ。ちょうど13歳の時だったよ。


―― 3)「楽曲を制作するようになったきっかけ」


頭の中で作曲をしてみたりとか、バンドのために楽譜を作ったりと言う事をかなり小さい時からやっていたんだ。単に主旋律だけじゃなくてね。 僕の作曲の仕方がユニークだって気付いたのは12歳か13歳の時だった。その頃、僕はModsとかPost Punkにはまっていて、それと同時にクラシックへの理解もあったから、いろいろな要素が触発しあう事で個性的なものへと変化したのだと思う。



―続く―
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