マルテのブルックナー第9番
Friday, November 17th 2006

交響曲第9番
マニアの間ではひそかに注目されていたオーストリアの指揮者で作曲家、オルガニストでもあるペーター・ヤン・マルテは、チェリビダッケの薫陶を受けた人物でもあり、ブルックナーについて独自の視点から取り組んできた実績を持っています。マルテは指揮・作曲・オルガンを修めていますが、かつてはフリードリヒ・チェルハの現代音楽アンサンブル“die reihe”でも活躍し、さらにインド音楽にも傾倒してジャイプールでモハマド・カーン師に師事するなど、そのユニークな経歴も注目されるところです。
音楽学者たちによってつくられた交響曲第9番の第4楽章に満足できなかったマルテは、自ら第4楽章を作曲して演奏し、賛否両論の嵐を巻き起こしました。
ジャケットに記された英単語“Reloaded”は、こうした大胆なアプローチを象徴する言葉として書き加えられたものと思われます。非常に興味深いヴァージョンの登場と言えるでしょう。
ヨーロピアン・フィルハーモニー管弦楽団は、1994年に“ユンゲ・エステルライヒシェ・フィルハーモニー(ユンゲ・オーストリア・フィル)”という名で、かのメニューイン卿によって創設されたオーケストラ。ヘルベルト・フォン・カラヤン財団のサポートを受け、一流の演奏技術をもった120人の若手楽員から成るこのオーケストラに、マルテはチェリビダッケから教わった音楽的なものや精神的なものを日々注ぎ込んでいるとか。
・ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 (マルテ版)[100:31]
第1楽章 Feierlich, Misterioso [29:03]
第2楽章 Scherzo. Bewegt, lebhaft - Trio. Schnell [13:21]
第3楽章 Adagio. Langsam, feierlich [27:56]
第4楽章 Finale. Bewegt, kraftvoll [30:14]
ヨーロピアン・フィルハーモニー管弦楽団
ペーター・ヤン・マルテ(指揮)
収録時期:2006年8月18日
収録場所:リンツ、聖フローリアン大聖堂
交響曲第3番
今回の交響曲第3番もマルテ自身による新しいヴァージョンということで、版の問題が錯綜する第3番について、自分なりの答えを示そうという姿勢が窺われます。
マルテはすでに、聖地フローリアンを始めとして何度もこのヴァージョンを用いて演奏しているということなので、内容については期待が持てるところです。

今回、プライザー・レーベルから登場する録音は、第3番1曲でCD2枚組、演奏時間にして実に88分弱という長大な代物であり、第1稿・第2稿・第3稿を結合&再構成したような趣の仕上がりになっているとのこと。楽章の配置も後期風に変更されて第2楽章にスケルツォ、第3楽章にアダージョが置かれるという凝りようです。ジャケットに記された英単語“Reloaded”は、こうした大胆なアプローチを象徴する言葉として書き加えられたものと思われます。非常に興味深いヴァージョンの登場と言えるでしょう。
・ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(マルテ版) [87:39]
第1楽章 Gemassigt, misterioso [27:58]
第2楽章 Scherzo:Ziemlich schnell [12:08]
第3楽章 Adagio:Feierlich [27:00]
第4楽章 Finale:Allegro [20:33]
ヨーロピアン・フィルハーモニー管弦楽団
ペーター・ヤン・マルテ(指揮)
収録時期:2005年8月19日
収録場所:リンツ、聖フローリアン大聖堂
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Bruckner (1824-1896)
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