カルロス菅野、熱帯Super Jam語る
2006年3月31日 (金)
Dave Valentineとのラテン・ジャズ・ライヴ・アルバムをリリースするカルロス菅野氏に作品に醍醐味とエピソードを語っていただきました。本物のサウンドを是非この1枚でご堪能ください!
●今回のライヴの振りかえって、セッションに至るエピソードや作品のポイントになる事を教えてください。

『昨年11月、長い間思い描いていた、デイヴ・ヴァレンティンとの久しぶりの共演が実現しました。
デイヴに初めて会ったのは、88年の秋、ファニアオールスターズ6で来日したとき、松岡直也バンドの一員として共演したときに遡る。 コンサートのあとボンゴのロベルト・ロエーナとデ・ラ・ルスのライヴに遊びに来て、フルートを吹き捲くっていってくれました。
その後、デ・ラ・ルス時代に何度も顔を合わせ、NYブルーノートでもゲストとして参加してもらった事もあります。その後、90年代半ば、河口湖でのジャズフェスで一緒に演奏して以来、いつか再びと思い続けてきました。』
『今回は、熱帯から中路英明を筆頭に、佐々木史郎、近藤和彦の各リードプレーヤー、ベースにご存知、櫻井哲夫、ドラム、ピアノはいつも一緒にやっている藤井摂、奥山勝とこれ以上無いメンバーで"ブロンクスのワイルドフルート"デイヴを迎え撃つ事になりました。』


『2日前にデイヴが到着し、前日のリハで、事前に打ち合わせしていたにもかかわらず、予定していた曲の譜面を忘れて来た事が判明するなど、ハプニングの連発でしたが、ラティーノらしい楽天的発想ですべて乗り切ってしまう彼のエネルギーに引っ張られるように、ライヴは最高の盛り上がりでした。
中路君のアレンジを中心に、普段Tropijamというセッションで演奏している曲に、デイヴのアルバムからの曲を加えて、これぞラテンジャズと言える内容になっています。 スピード感とグルーヴ感いっぱいのライヴを楽しんでください。』
●デイヴ・ヴァレンティンの印象はいかがでしたか?

『デイヴとは長い付き合いになります。典型的なユダヤ系プエルトリカンでブロンクス在住。
GRPでのセンスあふれる粋なイメージがありますが、実は常にジョークを飛ばし続ける陽気な人で、今回も初めて会った時、通訳も巻き込んで口にけがをしてしまったと、偽物の歯を付けて私を驚かせてくれました。
プレーに関しては、まさにこれぞラテンフルートというキレキレのスピード感でバンド全体が引っ張られるほどです。』
●カルロスさんの今後の活動についてお聞かせください。

『スーパージャムのアルバムと同時に、ERジャムというこれもSTB139でのジャムセッションのライヴアルバムが発売になります。
その後、6月7日には熱帯ジャズ楽団の10枚目のアルバム「熱帯JAZZ楽団X〜Swingcon Clave〜」がビクターより発売されます。
今回は、プレイヤーとしてはボンゴだけでなくコンガも叩きまくっています。曲はビッグバンドファン待望の名曲(グレンミラー、カウントベイシー等)を中心に、オリジナルもご機嫌です。』
◆写真協力:エルディ・メディア・ワークス
●カルロス菅野 / 熱帯スーパージャム with デイヴ・バレンティン
<収録曲>
1. Dolphin Dance (Herbie Hancock)
2. Meet You at The Coda (Dave Valentin)
3. La Rumba Para Debby ̃Waltz for Debbỹ (Bill Evans)
4. Little Sunflower (Freddie Hubbard )
5. Milestones (Miles Davis)
6. Obsesion (Pedro Flores)
7. Bacalao con pan (Raul Valdes)
Member:
Perc/カルロス菅野 Carlos Kanno
Bass/櫻井哲夫 Tetsuo Sakurai
Pf/奥山勝 Masaru Okuyama
Dr/藤井摂 Setsu Fujii
Tb&Arr/中路英明 Hideaki Nakaji
Tp/佐々木史郎 Shiro Sasaki
Sax/近藤和彦 Kazuhiko Kondo
Special Guest
Fl/デイヴ・バレンティン Dave Valentin
ER jamは、ある予定されていたLiveが都合により急遽キャンセルとなった急場を助ける為、5日間という異例の速さで企画・編成された単発Liveの名称で、あの人気・海外TVドラマ「ER(Emergency Room: 緊急救命室)」を捩り、Emergency Rescue を略したER JAMとなったものでした。文字どおり、「緊急事態お助けマン」のJAMセッション。
ご覧のとおり、普通でしたら一緒にギグすることのない異なるユニット/活動の、しかし腕はトップ・クラスという面々が同じステージにあがり、楽しくはげしくJAMセッションしてしまいました。
そのセッションが、音楽の原点を彷彿とさせるハプニングと楽しさに溢れ、そしてクオリティーの高さを難なくクリアしていたところから、JAM・リアリティー・ハプニングをキーワードに熱いパッションを持って再度集うことになりました。
<収録曲>
1. Tom Cat (Max Bennett)
2. Six to Four (Phil Upchurch)
3. Silky Rain (Kazuhiko Iwami)
4. Lonnie’s Lament (John Coltrane)
5. Tequila Mockingbird (Larry Dunn/Roxanne Seeman)
6. Valdez In The Country (Donny Hathaway)
7. Song For James Oscar (Tommy Campbell)
8. Taking It To The Street (Michael McDonald)
9. Goodbye Pork Pie Hat (Charlie Mingus)
Member:
清水興(b)
カルロス菅野(per)
近藤和彦(fl&sax)
岩見和彦(g)
古川初穂(pf&key)
Tommy Campbell(dr)
●熱帯JAZZ楽団、結成10周年DVD『10th Anniversary Tour』ミニ・インタビュー
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