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ジェニファー・ヨーク女性4人バンド

2005年7月14日 (木)

女性のジャズミュージシャンが急増しているが、ワンホーン・カルテット全員が女性、しかもなかなかブルースなジャズを演奏してくれるご機嫌なバンド The York Quartet が登場!

アメリカでは「York Quartet」名義で発売されたジェニファー・ヨークのセカンド・アルバム。全員が女性という珍しい構成のバンドは、基本的にはピアノ・トリオ+サックス編成のオーソドックスなジャズバンド。

いまさら男女でジャズを論じる時代ではないが、やはり、同じドライヴ感覚でもややソフトな感じが伝わってくるのは女性バンドだからかもしれない。

純ジャズファンにとって、めっけものなのが、キャロル・チェイキンのアルト・サックスだろう。Bでのウエストコーストのアート・パッパーの時代を思いださせる枯れた味わいは、“女ポール・デスモンド”といった趣だ。

アレクサンドラ・カセリのファンキーなピアノ、そして、続くブルース・フィーリングいっぱいのヨークのベースと、スザンヌ・モリッシーの見事なブラシワークなど、月並みな言い方だが男顔負けなブルージーな演奏が展開する。

Cではフルートがフィーチャーされ、チック・コリアの『フレンズ』の世界が現れる。
ピアノ・トリオで演奏されるDでは、リリカルな透明感溢れる優雅な内容。

Eはコルトレーンの“My Favorite Things”ばりのソプラノが披露される。
4人のレベルが高いことは伝わってくる。Fはチック・コリアのジェントルなバラード・ナンバー。

Gのスロー・ワルツはピアノ・トリオで奏でられ、最後のビバップの名演でお馴染みのHは、コンテンポラリーなアレンジで始まりジェニファーの重心の低いベースがメロディー楽器として全面にフィーチャーされる。

テレビ・レポーターとジャズミュージシャンを“兼業”するジェニファーながら、なかなかアイディアにも富んだところを見せてくれる。
一度正面切ってビバップ〜モダンジャズ路線で統一した演奏を聴いてみたくなる実力を持った4人だ。

York Quartet
Alexandra Caselli (p)Jennifer York (b,el-b)Carol Chaikin (ts,as,ss,fl) Suzanne Morissette (ds)

Recorded May 28-June 1,2004 at Castle Paks Studios In Calabasas ,CA

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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発売日:2005年07月21日

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