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スティーヴィーとニューソウル

Monday, October 24th 2005

2005年最大のニュース! 生きる伝説Stevie Wonderが今世紀初のオリジナルアルバムをリリース! 歴史に残る名盤揃いの旧譜及びスティーヴィー黄金時代の70年代ニューソウルの名盤も合わせて総復習!

ニューソウルとは?
「ニューソウル」が日本の造語であることはご存知でしたか?海外ではこの言葉は使いません。それまでの60年代のソウルとは一線を画した新しいタイプのブラックミュージック、それを総称します。

ニューソウルの共通する特徴は、
サウンド面:ボンゴやコンガなどのパーカッションを取り入れることでラテン、もしくはアフロ的な要素を強め、それまでのモータウン・サウンドの特徴であったハネるビートは拡散。さらにジャズを大胆に取り入れコードはより複雑化。歌も演奏と一体化し、まるで楽器の一部のように。

歌詞:社会的メッセージを盛り込む。公民権運動などから起こった権利への主張、不況や貧困、差別、ヴェトナム、麻薬などアメリカが抱えていた社会問題、その状況を深く内省 した歌詞が特徴。現実を受け止め生きざるを得ない者の苦悩と自由への希望に満ちている。

ニューソウル4人衆
ニューソウルを語る上で外せないのがStevie Wonderを含め、Marvin GayeCurtis MayfieldDonny Hathawayの4人です。

最もニューソウル的な動きを始めたのはImpressions 時代のCurtis Mayfield。ソロ活動後最も彼がラヴ&ピースな主張をしたのは「There's No Place Like America」。音数を極限まで削った完成度の高い作品として知られます。

Donny Hathawayは邦題からもわかるとおり「Extension Of A Man(愛と自由を求めて)」では自由への希望を高らかにうたっています。彼のアレンジは凄まじく、25歳でオーケストラの編曲をピアノなしで書いていたといいます。

Marvin Gayeはモータウン初のコンセプトアルバム「What's Going On」がどの作品よりも有名。彼の場合は他アーティストと違い、社会批判もより個人的で、欲望や懐疑といった感情の起伏とリンクするような多重録音で新たな境地を開きました。

Stevie Wonderは、ジャズやラテン、ロック、フォーク、クラシックと様々な音楽を取り込み、全ての楽器を自分でこなした天才。あのエヴァーグリーンなメロディーの奥には異常なほどのコードや独創的なアレンジが存在。特に「Innervisions」は社会問題やドラッグに言及しつつ、サウンドはプログレッシヴ。

ニューソウル前夜
何もニューソウルはいきなりはじまった訳ではありません。特にファンクの誕生とニューソウルは切り離せない関係です。ロッキッシュ且つクールなファンクとゴスペルにも通じる高揚感で社会をえぐったSly & The Family Stone「Theres A Riot Goin On(暴動)」や、Slyに大きな影響を受けたモータウンのライター、ノーマン・ホイットフィールドプロデュースによるTemptationsのサイケ時代もニューソウルの幕開けを予言していました。

ニューソウルを推し進めた才能たち
マーヴィンやカーティスよりもニューソウル運動に積極的だったのはスタックスのライター/キーボーディストのIsaac Hayes。70年代ソウルのイコン、映画『Shaft』のサントラをはじめそれまでの黒人音楽のありかたを変えた「Hot Butter Soul」等が代表作。

ビートルズ人脈で有名なBilly Prestonもニューソウル一派。ゴスペル感覚溢れるポップスが花開いたA&M時代は必須。鍵盤つながりのRoberta Flack「Killing Me Softly」も白人マーケットを意識したスタイルとインテリジェンスが当時高い評価得ました。

他にも、ダニー作品に数多く参加していたLeroy Hutson、、『Foxy Brown』のサントラ作者でもあるWillie Hutch、ニューソウルから影響を受けたフィリーの象徴するグループ、O'jaysの1st「Back Stabbers (裏切り者のテーマ)」や、黒人と非黒人との関係も想像させる不倫歌"Me & Ms Jones"のBilly Paulが。

西海岸からはブラック・ピープルへの「オレを頼れよ」と歌った"Lean On Me"で知られるBill Withers、愛の伝道師として色々なスタイルを暗喩していたBarry Whiteも忘れてはいけません。 またファンクシーンでは、人種混合バンドWarが世界はゲットーだ!と叫んだ「World Is A Ghetto」、御大James Brown「Payback」「Hell」でJB的ニューソウル解釈を聴くことができます。

さらにマルチプレイヤーであるBobby Womack「Understanding」「Communication」Aretha Franklin「Young Gifted And Black」Isley Brothers「Givin It Back」から「3+3」の時期、などニューソウル以前から活躍していた大御所も時代の波に乗らずにはいられなかったのです。

アフリカン・アメリカンによるウッドストック
72年8月20日、ロサンゼルス競技場に11万2千人の観客を集めたStaxのレーベルイベント、「Wattstax」もニューソウルの動きと大きな関わりがあります。黒人指導者ジェシー・ジャクソンの「I am somebody, I am black, beautiful, proud, must be respected」というあまりにも有名なスピーチでコンサートははじまります。

前述のIsaac Hayes Staple SingersRufus親子、Soul Chirdernなどレーベルを代表するアーティストが出演。特にスタックス時代のStaples作品は超重要。ちなみにMavis Staplesは当時、フォークの神様Bob Dylanのガールフレンドだったという話も。

ブラックスプロイテーション
アフロ・アメリカンのためのフィルム、ブラック・ムーヴィー/ブラックスプロイテーションも、ニューソウル同様70年代の黒人文化に大きな礎を作りました。特にこのジャンルの最初の作品であり、対権力の闘争を描いた71年の「Sweet Sweetback Baadasssss Song」は、公開当時、全米興行収入ランキング1位を記録、サントラはMelvin Van Peeblesと初期のEarth Wind & Fireが担当。

「Sweet〜」の成功で、ブラック・ムーヴィーは盛んに制作されサントラもヒットと連発。Isacc Hayesの「Shaft」Curtis Mayfiledの「Superfly」Roy Ayersの「Coffy」Marvin Gayeの「Trouble Man」など、アーティスト・アルバムと同クラスのクオリティの作品が多く存在しています。


■ スティーヴィー作品特集 60年代70年代80年代90年代以降
■ ニューソウル名盤特集

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