C・マイスター&ウィーン国立歌劇場/ヒンデミット:『カルディヤック』(2CD)
2025年12月23日 (火) 19:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ウィーン国立歌劇場/ヒンデミット:歌劇『カルディヤック』
パリを震撼させる連続殺人事件を背景に、天才への崇拝と歪んだ情熱、そして罪の闇を描いたE.T.A.ホフマンの短編小説「スキュデリ嬢」。1819年に発表されたこの物語は、犯罪小説であると同時に濃厚なロマン主義精神を宿しています。ヒンデミットは1925年、詩人フェルディナント・リオンの台本を元に、この題材をオペラ化しました。新即物主義の影響のもと、現代的な音楽語法に伝統的な形式を融合させ、ネオ・バロック的手法で構築された音楽は、冷徹さと劇的緊張を併せ持っています。
このアルバムは、ウィーン国立歌劇場で絶賛を博した新演出上演の際のライヴで、豪華な歌手陣が集結。ポーランド出身、俳優から歌手に転向し、ワーグナー歌手として活躍するトマシュ・コニエチュニーの題名役をはじめ、オペルンヴェルト誌の2021/2022最優秀歌手に選ばれたヴェラ=ロッテ・ベッカーの圧倒的な表現力、宮廷歌手として名高いバス・バリトンのヴォルフガング・バンクルは重厚かつ自在な表現で物語を牽引し、テノールのダニエル・イェンツは鋭い存在感で若き騎士像を描写。コルネリウス・マイスターが全体を見事にまとめています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ヒンデミット:歌劇『カルディヤック』 Op.39 全曲(1926年版)
トマシュ・コニエチュニー(バリトン/金細工師カルディヤック)
ヴェラ=ロッテ・ベッカー(ソプラノ/カルディヤックの娘)
ヘルベルト・リッペルト(テノール/士官)
ヴォルフガング・バンクル(バス・バリトン/金商人)
ダニエル・イェンツ(テノール/騎士)
ステファニー・ハウツィール(メゾ・ソプラノ/貴婦人)
ウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:トーマス・ラング)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
コルネリウス・マイスター(指揮)
録音時期:2022年11月5日
録音場所:ウィーン国立歌劇場
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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