【映像】ビサンティ&リセウ大劇場/ヴェルディ:『マクベス』
2025年05月08日 (木) 16:30 - HMV&BOOKS online - クラシック
巨匠シェイクスピア作品に挑んだ若きヴェルディの意欲作『マクベス』
光と闇を巧みに描いたクリストフ・ロイによる演出
タイトルロールは現代オペラ界を代表する名バリトン、リュドヴィク・テジエ
本盤は、2016年にバルセロナのリセウ大劇場でクリストフ・ロイの演出により上演されたヴェルディ初期の傑作オペラ『マクベス』の映像。ヴェルディはシェイクスピアの戯曲をとても好んでおり、『マクベス』はシェイクスピアの戯曲に基づいたオペラ第1弾で、この後に『オテロ』『ファルスタッフ』と作曲しています。『マクベス』は1041年から1057年までスコットランドを統治したマクベスを主人公とし、権力欲に溺れ、妻と共謀して国王を暗殺して王の座を手に入れたマクベスが、魔女の予言の言葉に惑わされ転落する物語です。
クリストフ・ロイは、魔女の予言に希望と恐怖の狭間で揺れ動くマクベスを、巧みな心理描写で光と闇を見事に描いています。
妄想に囚われたマクベスをリュドヴィク・テジエ、狡猾で野心的なマクベス夫人をマルティナ・セラフィンが演じています。2人のアンサンブルは、登場人物の心理的ニュアンスを鮮やかにとらえています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ヴェルディ:歌劇『マクベス』全曲
リュドヴィク・テジエ(マクベス)
マルティナ・セラフィン(マクベス夫人)
ヴィタリー・コワリョフ(バンクォー)
サイミール・ピルグ(マクダフ)
アルベルト・カザルス(マルコム)
アナ・プチェ(侍女)
デヴィッド・サンチェス(医師)
マルク・カントゥリ(従者)
リセウ大劇場合唱団(合唱指揮:コンシータ・ガルシア)
リセウ大劇場管弦楽団
ジャンパオロ・ビサンティ(指揮)
演出:クリストフ・ロイ
再演演出:ジャン=フランソワ・ケスラー
舞台美術(セノグラフィー):ヨナス・ダルバーグ
振付:トーマス・ヴィルヘルム
衣裳:ウルズラ・レンツェンブリンク
照明:ベルント・プルクラベク
収録時期:2016年
収録場所:バルセロナ、リセウ大劇場(ライヴ)
映像監督:ファブリス・カスタニエール
収録時間:152分
画面:カラー、16:9
歌唱:イタリア語
字幕:英、独、仏、伊、西、カタルーニャ、韓、日本語