シャラー&フィルハーモニー・フェスティヴァ/ブルックナー:交響曲第3番(1877年第2稿)
2025年05月01日 (木) 10:00 - HMV&BOOKS online - Classical

縮小と拡張のせめぎあい、コーダ付きスケルツォの興奮!
ブルックナーに心血を注ぐシャラーによる第3番第2稿ライヴ
あらゆる稿でのブルックナー交響曲録音を続けるシャラー。今回は交響曲第3番の1877年稿(第2稿)を取り上げます。使用した版は明記していませんが、第1楽章67小節目はパウゼあり、第3楽章スケルツォはコーダありとノーヴァク版に準拠しています。ブルックナー演奏に心血を注ぐシャラーならでは、スコアの勘所を押さえた白熱したライヴ演奏が展開されます。
第3番には1873年第1稿、1877年第2稿、1889年第3稿が存在します。第1稿は荒々しくごつごつとした原初的な魅力を持つ音楽。第3稿は第8番を書き終え第9番に取り掛かっていた時のもので推敲をかさねた完成度の高い晩年様式の作品とみなされています。3つの稿は改訂のたびにリズムや素材が整理され、小節数が削減され、音楽がコンパクトに凝集されていきます。その中間にある第2稿は、第1稿の熱気や勢いを残しつつ楽想を整理し、全体の構成を見直したもので、縮小と拡大とがせめぎあうスコアになっているといえます。
大きな変化は第3楽章スケルツォの最後にコーダが付けられたこと。これは第1稿と第3稿にはないものです。第2稿においても、1878年の出版譜には印刷されなかったため、それをもとにした1950年「エーザー版」には載っておらず、資料を再検討した1981年「ノーヴァク版」でようやく世に出たこのコーダ、大きく盛り上がる音楽で演奏効果も高く、最終楽章へとつながる力強いエネルギーを蓄えてくれます。(輸入元情報)
【収録情報】
● ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB103(1877年稿) (54:23)
I. Gemasigt, mehr bewegt, misterioso (18:07)
II. Andante. Bewegt, feierlich, quasi Adagio (12:56)
III. Scherzo. Ziemlich schnell - Trio. (7:42)
IV. Finale. Allegro (15:34)
フィルハーモニー・フェスティヴァ
ゲルト・シャラー(指揮)
録音時期:2024年4月7日
録音場所:バート・キッシンゲン、レゲントホール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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