ニケ&ル・コンセール・スピリチュエル/フォーレ: レクィエム、他

2024年06月21日 (金) 19:15 - HMV&BOOKS online - クラシック


ニケがフォーレのレクィエムを再録音。カップリングはグノーほかの秘曲

エルヴェ・ニケとその手兵ル・コンセール・スピリチュエルによるガブリエル・フォーレのレクィエムが登場。ニケは2014年にもフランダース放送合唱団と共にフォーレを録音しているので、約8年をあけての再録音ということになります。前回同様、今回も1893年版を元にファゴット、トランペット、トロンボーンとティンパニを省くという処置を取りました。演奏は作品の美しさをたっぷりと歌い上げるとともに、ニケらしい筋肉質な表現も随所に聴かれ、なかでも「サンクトゥス」の力強さは特徴的。『レクィエム』の定番から新たな魅力を引き出しています。
 カップリングには、シャルル・グノー[1818-1893]が1891年に着手し、その歿後1896年に出版された混声合唱とオルガンのためのミサ曲を収録。1871年の普仏戦争敗北後のフランスで守護的な象徴として注目されていたメロヴィング朝フランク王国の初代国王クローヴィス1世[c.466-511]の洗礼1400年記念を意識して書かれたものとされ、『クローヴィスのミサ』の名が付けられています。グレゴリオ聖歌を元にし、パレストリーナなどルネサンスの手法を参考にしつつ、グノーらしいユニークさも兼ね備えた作品です。
 これら2曲の後奏として収められているのは、ルイ・オベール[1877-1968]によるソプラノ独唱、ヴァイオリン独奏、合唱とオルガンによる宗教的な小品と、アンドレ・カプレ[1878-1925]が宗教的儀式のために書いたヴァイオリンとオルガンのための一種の瞑想曲。なかでもルイ・オベールは1888年に行われたフォーレのレクィエム初版の初演時に、ボーイ・ソプラノとして「ピエ・イエズ」を歌った縁があります(さらに後年にはピアニストとして、ラヴェルの『高貴で感傷的なワルツ』の初演も行っている才人)。ヴァイオリンのソロはル・コンセール・スピリチュエルのコンサートマスターを務めるほかソリストとして世界中で活躍するシュシャーヌ・シラノシアンが担当、技術と表現の両面で冴えわたった演奏を聴かせています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. フォーレ:レクィエム Op.48
2. グノー:クローヴィスのミサ
3. オベール:おお、救いのいけにえ
4. カプレ:ヴァイオリンとピアノのためのアダージョ

 エメーケ・バラート
(ソプラノ:1,3)
 フィリップ・エステフ(バリトン:1)
 シュシャーヌ・シラノシアン(ヴァイオリン・ソロ:1,3,4)
 ル・コンセール・スピリチュエル
 エルヴェ・ニケ
(指揮)

 録音時期:2022年
 録音場所:フランス、シャラントン=ル=ポン、コンフラン礼拝堂
 録音方式:ステレオ(デジタル)


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