【発売】タロー/ラヴェル:ピアノ協奏曲、他

2023年08月25日 (金) 17:15 - HMV&BOOKS online - クラシック


アレクサンドル・タロー/ラヴェル:ピアノ協奏曲集、ファリャ:スペインの庭の夜

アレクサンドル・タロー、ラヴェルの意図したジャズのイディオム、ファリャのロマンティックな精神と郷愁感を、持ち前の卓越したテクニックと情感溢れるタッチで表現。
 このアルバムでは、ルイ・ラングレ指揮のフランス国立管弦楽団との共演で、ファリャの豪華なピアノと管弦楽のための作品『スペインの庭の夜』と組み合わせて、ラヴェルの2つのピアノ協奏曲を録音しています。
「ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調は新鮮でモーツァルト的な色彩を持っていますが、左手のためのピアノ協奏曲は暗い色合いと抑圧された恐怖に悩まされている」とタローは語っています。どちらの協奏曲も1932年に初演されました。ラヴェルの特徴として、それらはユニークであると同時に似ています。それらは細心の注意を払った職人技とジャズのタッチを共有しており、どちらも小さな自動的に動く機械や戦争の亡霊を呼び起こしているようです。ラヴェルの母の出身地であるバスク地方の民謡やスペイン音楽、ジャズのイディオムなど多彩な要素が用いられています。
 ラヴェルの美学に顕著に表れているフランスとスペインの文化の交流は、ファリャの協奏曲的作品にも表れています。アンダルシア出身の作曲家ファリャは一時期パリに住んでおり、ラヴェルと親交を深めました。『スペインの庭の夜』のピアノ・ソロは、ラヴェルの協奏曲のピアノとは異なる役割を果たしており、ロマンティックな精神と痛ましい郷愁の感覚が共有され、オーケストラとより緊密に融合されています。
 ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書付き。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 M.83
2. ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲ニ長調 M.82
3. ファリャ:交響的印象『スペインの庭の夜』

 アレクサンドル・タロー
(ピアノ)
 フランス国立管弦楽団
 ルイ・ラングレ
(指揮)

 録音時期:2022年7月5-8日(1,2)、6月21,23日(3)
 録音場所:パリ、Auditorium de Radio France
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・日本語帯付き


35件中1-20件を表示
表示順:
※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

チェックした商品をまとめて

チェックした商品をまとめて