【発売】ルセ&レ・タラン・リリク/驚くべきロワイエ〜劇音楽の管弦楽組曲
2023年03月28日 (火) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
ルセの真骨頂!
レ・タラン・リリクを率いてロワイエのオーケストラ曲に挑戦!
クリストフ・ルセのジョゼフ・ニコラ・パンクラス・ロワイエ、といえば当然クラヴサン曲と思いますが、今回の新譜は何とオーケストラ曲集。手兵レ・タラン・リリクを指揮しての劇音楽中の組曲で、『ピリュス』以外は世界初録音という興味津々のアルバムです。
ルセが1993年にオワゾリールからリリースしたロワイエのクラヴサン曲集のディスクは名盤として高く評価され、2009年にも「ambroisie」レーベルから新録音を出し注目されました。チェンバロ曲は知られてはいるもののオーケストラは珍しく、ロワイエの新しい面の再発見につながると申せましょう。
劇音楽のオーケストラ・ナンバーゆえ各種舞曲や行進曲、エールなどですが、ロワイエの叙情性と洗練に対する感覚が光ります。チェンバロ曲として有名な『スキタイ人の行進曲』の原曲『ザイード』の『トルコ人のためのロンドーによるエール』もルセの指揮で聴くことができるのは理想的。ロワイエのオーケストラ曲にみられるチェンバロ的書法をはじめ、ルセほど適任は考えられぬ感性と解釈になっています。
いずれの曲も魅力的で聴きごたえ満点。ルセの指揮とレ・タラン・リリクもロワイエの個性とドラマ感覚を驚くべき深みと安定感で再現し、彼のオーケストラ曲の魅力を再認識させてくれます。(輸入元情報)
【収録情報】
ロワイエ:
● 愛の力(全15曲)
● ザイード、グラナダの女王(全14曲)
● アルマシス(全6曲)
● ピリュス(全4曲)
● ザイード、グラナダの女王(異稿2曲)
レ・タラン・リリク
クリストフ・ルセ(指揮)
録音時期:2021年12月14-16日
録音場所:ノートルダム大聖堂
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ディジパック仕様
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