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五輪真弓 デビュー50周年企画「MAYUMI ITSUWA 70's Album All Titles Release」― 70年代のアルバム10タイトルをデジタルリマスタリングで再発
2023年02月21日 (火) 16:00
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五輪真弓 デビュー50周年企画「MAYUMI ITSUWA 70's Album All Titles Release」
1972年10月21日にシングル「少女」、およびアルバム『少女』の同時発売でデビューを飾った五輪真弓。キャロル・キング、チャールズ・ラーキー、デヴィッド・キャンベルら名だたる音楽家を迎えて、アメリカでレコーディングが行なわれた。さらに新人でありながら、個人レーベル「UMI」が設立されるという異例づくしのデビューから2022年で50年を迎えた。
デビューアルバムから3作をアメリカでレコーディングし、1975年の『Mayumity』で初めて日本 (八王子の自宅スタジオ) でレコーディング。細野晴臣、鈴木茂、深町純らが参加したこの作品がフランスCBSの目に留まり、1年近くフランスに滞在して楽曲制作。77年にフランスCBSレコードより全フランス語のアルバム『Mayumi』を発売し、大きな反響を呼ぶ。
その後『岐路』で再度フランスレコーディング。アメリカ・日本・フランスでの制作活動、多くの素晴らしいアーティストたちとの交流により、バラエティーに富んだ音楽が次々と誕生した。
そんな五輪真弓の70年代のアルバム、ライヴ盤を含む10タイトルをデジタルリマスタリングし、3か月にわたりBlu-spec CD2で発売するとともにハイレゾ配信する。また、特に人気の高い『Mayumity』『蒼空−TODAY』の2作品はアナログ盤でも発売される。ちなみにデビュー作『少女』は2013年にすでにBlu-spec CD2で発売、ハイレゾ配信済みとなる。
70年代の五輪真弓の作品は、80年代以降のものとは趣を異にする作風といえる。 “和製キャロル・キング” と称されたが、アシッドフォーク的であったりファンキーなロックンロールであったり、はたまた今日的に言うならばシティポップ的なアプローチであったり、五輪真弓の音楽の多様性を感じることができる作品群。
また、70年代終盤の楽曲には、後の「恋人よ」や「心の友」といった歌謡曲的要素の萌芽も見受けられる。今回の一斉リリースで、五輪真弓という唯一無二のシンガーソングライターの真髄が詰まった70年代作品を、デジタルリマスタリング音源で楽しむことができる。
2023年1月25日発売 第1弾
風のない世界 (1973年)
チャールズ・ラーキー、ローレン・ニューカーク、バッグス・ベンバートンと、デビュー作『少女』とほぼ同じスタッフが参加。そして今作も、キャロル・キングがスペシャルゲストとしてピアノを弾いている。ヒット曲「煙草のけむり」収録。
時をみつめて (1974年)
3度目の海外レコーディング。ダニー・コーチマー、リーランド・スクラー、クレイグ・ダーギー、ラス・カンケルのザ・セクションのメンバー、さらにラリー・カールトンが参加。名曲「心のひと」収録。
Mayumity -うつろな愛- (1975年)
デビュー以来海外でレコーディングしていた五輪真弓が、初めて国内 (八王子の一軒家自宅スタジオ) で制作したアルバム。杉本喜代志、村上 “ポンタ” 秀一、深町純、吉川忠英、高水健司、そして鈴木茂、細野晴臣が参加。「ジャングルジム」で聴こえるの虫の音のSEは八王子の自然ならでは。
2023年2月22日発売 第2弾
えとらんぜ (1977年)
フランスで制作され、A面はデビュー曲「少女」やヒット曲「煙草のけむり」のフランス語歌唱が収録され、B面は日本語歌唱で「青色の雨」「海」といった名曲が収録されている聴きごたえ十分なアルバム。当時パリ・オランピア劇場でアダモと共演したことによって、フランスでもその音楽性が高く評価された。
蒼空 -TODAY- (1977年)
前作のパリから今作はLA録音。ラリー・カールトン、リー・リトナー、パトリース・ラッシェン、ウィルトン・フェルダー、ハービー・メイソンなど豪華メンバーによる西海岸サウンド。デビューからアメリカでの音楽制作を経験してきた五輪真弓のアメリカサウンドの集大成ともいえるアルバム。『Mayumity -うつろな愛-』と共に再評価を受けた名盤。当時のマスタリングエンジニア、バーニー・グランドマンが今作のBSCD2でもマスタリングを担当している。
残り火 (1978年)
音楽性に変化が見えはじめ、叙情的傾向が強く打ち出された作品。ヒット曲「残り火」「さよならだけは言わないで」、名曲「一葉舟」などを含む全10曲収録。
岐路 (1979年)
レコーディングはフランスで行なわれた。まるで少女から大人へと音楽の世界を大きく広げたアルバム。「合鍵」「雨の中の二人」を収録。五輪真弓の最高傑作の1つとも言われてる作品。
2023年3月22日発売 第3弾
冬ざれた街 (1974年)
渋谷ジァンジァンのライヴ録音アルバム。バックミュージシャンには、石川鷹彦 (アコースティックギター)、村上 “ポンタ” 秀一 (ドラム)、深町純 (キーボード)、大村憲司 (エレクトリックギター) など豪華メンバーがバックを固めている。それに負けていない五輪真弓 初期のソウルフルな歌声は必聴!
本当のことを言えば (1975年)
ティンパンアレイの林立夫、ザ・セクションのリーランド・スクラー、クレイグ・ドーギー、さらにはラリー・カールトン、大村憲司、岡村健などが参加したライヴアルバム。今も色あせなることのない上質なライヴアルバム。
The SHOW -Best Concert Album'75 (1975年)
1975年に中野サンプラザで行なわれたライヴを収録。ジョニ・ミッチェル「Big Yellow Taxi」、ジャニス・イアン「Jesse」、スティーヴィー・ワンダー「All In Love Is Fair」、ポール・マッカートニー「My Love」などの洋楽カヴァーのほか、自作曲のメドレー、「アカシアの雨が止む時」など五輪真弓らしい選曲を収録。バックは、石川鷹彦 (アコースティックギター)、村上 “ポンタ” 秀一 (ドラム)、ローレン・ニューカーク (キーボード)。
五輪真弓 50周年記念ベストアルバム
1972年のデビューから現在までの50年の歴史の中から珠玉の名曲を4枚のディスクに収録した究極のベストアルバム。
日本未発売のフランス盤音源やシングルカップリング曲の初CD化、NHKみんなのうた「遠いまち」(1976年2〜3月放送)、「星の子供たち」(1998 年6〜7月放送) などを収録。
五輪真弓の関連商品情報
キャロル・キング参加 五輪真弓 1972年デビューアルバム『少女』
ミリオンセラーシングル「恋人よ」収録 五輪真弓 1980年大ヒットアルバム『恋人よ』
五輪真弓 その他の関連商品
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