近年、海外の音楽マニアによる再発見を契機に再び活況を呈し、現代の音楽シーンに波及をもたらすシティ・ポップ(CITY POP)。都会的で洗練された名盤・定番をおさらいしておきましょう。
HMV&BOOKS online-Japanese Pop|Friday, July 7, 2021 16:00
2023年02月06日 (月) 16:00
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時代や国境を越え、いま世界を魅了しているジャパニーズ・シティポップ。ユニバーサルミュージックに残されている名盤の中から、現在入手困難になっている作品を中心とした復刻シリーズ「CITY POP Selections by UNIVERSAL MUSIC」が登場。
2022年10月26日 (水) 発売の第3弾は、間宮貴子『LOVE TRIP』、野口五郎『L.A.EXPRESS ロサンゼルス通信』、佐藤博『オリエント』の2022年DSDマスター / ハイブリッドSACD をはじめ、門あさ美、大橋純子&美乃家セントラル・ステイション、村田和人、山本達彦、EPO、桐ヶ谷仁、松尾清憲、鮎川麻弥など、CD・SACD・LP 全31タイトル。
椎名和夫、難波弘之、鳴瀬喜博、井上鑑ら手練れのミュージシャンが参加、1982年 (祝40周年!) に発表された間宮貴子唯一のアルバムにして 80年代シティポップを代表する名盤を、オリジナルマスターに立ち返ってのダイレクトDSDマスタリングでハイブリッドSACD化。
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深町純のプロデュース&アレンジの下、リー・リトナー、デイヴィッド・T・ウォーカーら海外の強力なミュージシャンが参加、1978年に発表された野口五郎 US録音の1枚にしてクロスオーバーの傑作を、オリジナルマスターに立ち返ってのダイレクトDSDマスタリングでハイブリッドSACD化。
細野晴臣、鈴木茂、青山純、ペッカー、上田正樹ら所縁のミュージシャンの参加を得て、佐藤博がキティレーベルからリリースした唯一のアルバムにして、エキゾチックでオリエンタルなムードに溢れる名作が、オリジナルマスターに立ち返ってのダイレクトDSDマスタリングでハイブリッドSACD化。
小倉博和と佐橋佳幸が結成したギターデュオに女性ヴォーカリスト、平松千代が加わり「SOY」を結成。1998年にマキシシングル「Sweet Season」でデビュー。同年、1stアルバム『SOY』を発表。アコースティックサウンドと表現力のあるヴォーカルで、アダルトでムード漂う全10曲を収録。
小倉博和と佐橋佳幸が結成したギターデュオに女性ヴォーカリスト、平松千代が加わり「SOY」を結成。作詞に鈴木祥子、宮原芽映、高野寛を起用した2ndアルバム。全10曲を収録。
名古屋市出身のクールビューティーな女性シンガーソングライター、門あさ美。高橋幸宏をプロデューサーに迎えた東芝EMI移籍第1弾となる9thアルバム。参加ミュージシャンには、高橋幸宏、小林武史 、大村憲司、笛吹利明、小原礼。ストリングスアレンジに坂本龍一を起用した全9曲を収録。
前作に引き続き、プロデューサーに高橋幸宏を起用した10枚目のアルバム。参加ミュージシャンは高橋幸宏 (Dr, Key, Vo)、小林武史 (Key)、大村憲司 (G)、小原礼 (B)、渡辺等 (B)、ラジ (Cho) などが参加の全10曲を収録。
1992年に結成された、サックスの菊地成孔、キーボードの河野伸、ヴォーカルのハラミドリの3人からなる個性派才能集団、SPANK HAPPY (スパンク・ハッピー)。女性ボーカルを前面に出し、確信犯的な歌詞を洗練されたサウンドで展開。先鋭的要素もポップというオブラートに包んで、見事に表現した完成度の高い楽曲を全7曲収録したミニアルバム。
1stアルバムにしてグループ第1期のラストアルバム。参加ミュージシャンには外山明、大友良英、芳垣安洋、ASA-CHANGなど全12曲を収録。
大橋純子のバックバンドとして「美乃家セントラル・ステイション」を結成。第1期メンバーには、佐藤 健、見砂和照、小田健二郎、土屋昌巳 (のちに一風堂結成)、滝本大助、福田郁次郎、高杉登が参加。大橋純子では通算5枚目のアルバム。『RAINBOW』以降、美之家セントラル・ステイションとのコンビで多彩なサウンドカラーが発揮されたマインドトリップな世界。全12曲収録。
大橋純子&美乃家セントラル・ステイション名義での通算4作目。サウンドデレクションには佐藤健、土屋昌巳、小田健二郎、筒美京平が名を連ね、村上秀一、坂本龍一、岡沢章、松原正樹、村岡建、伊集加代子、新田一郎、高橋ゲタオなどの一流のミュージシャンが参加。全10曲収録。
1998年結成、4人混声のコーラスグループとして活動開始。日本の70年代以降のポップス、歌謡曲、ニューミュージックをルーツに紡いだオリジナル楽曲に、高橋幸宏、細野晴臣、清水靖晃、渡辺香津美、小西康陽らをプロデュースに迎えて数々の作品を発表。
サウンドプロデュースに高橋幸宏 (M-1,5,7)、清水靖晃 (M-13) 迎え、参加ミュージシャンには山木秀夫 (dr)、小原礼、岡沢章 (b)、浜口茂外也 (per)、渡辺香津美、徳武弘文、土方隆行 (g)、佐藤博 (key) などが名を連ねた全13曲を収録した1stアルバム。
サウンドプロデュースには高橋幸宏 (M-2,13,14)、細野晴臣 (M-4)、渡辺香津美 (M-8)、清水靖晃 (M-10,11) を迎え、ミュージシャンには林立夫、山木秀夫 (dr)、小原礼、岡沢章、高水健司 (b)、浜口茂外也 (per)、佐藤博 (pf)、小曽根真、鈴木茂、渡辺香津美、土方隆行、土屋昌巳 (g) などが参加。全15曲を収録した2ndアルバム。
山下達郎に見いだされ、1982年シングル「電話しても」でデビューしたシンガーソングライター。CITY POPシーンの重要アーティストとして今なお語られる存在。
東芝EMI移籍第1弾、通算6枚目のアルバム。当時流行していた打ち込みによる音作りを大胆に持ち込んだ作品。アレンジは幾見雅博が担当し、村田独自のポップなメロディーは健在の全10曲を収録。
東芝EMI第2弾、通算7枚目のアルバム。打ち込みを多用した前作から路線を変え、村田バンドのメンバーをレコーディングに起用し、バンドサウンドを追求した爽快な1枚。全11曲を収録。
1980年にシュガーベイブのカヴァー曲「DOWN TOWN」でデビュー。代表曲「う、ふ、ふ、ふ、」など数多くのヒット曲を持つ80年代のJ-POP黎明期の代表的アーティスト。ロンドンでの活動を終え再び日本へ戻ってきたEPOが後の作品作りの転機となったと自ら語っている。全12曲を収録。
初の沖縄レコーディングを行ない、文部省認定で教科書に取り上げられている「涙」を含む “音の工芸品” 的アルバム。全12曲を収録。
80年代シティポップの貴公子・山本達彦の通算8枚目のアルバム。コンサートツアーをこなす日々の中で制作された。守るものと、新たに挑戦するものをテーマとした試行錯誤の痕跡が見られる全10曲を収録。
“シティポップの貴公子” から “大人のシンガー” への過渡期を象徴する作品。全編にジャズテイストがちりばめられ、このアルバムの楽曲がきっかけで、“コンサート” ではなく “ショー” 的演出が取り入れられた。全10曲を収録。
1979年に藤岡孝章 (元まりちゃんズ)、板垣秀雄 (元ウィークエンド)と、男性3人組グループ「Do!」を結成。ソングライターとしても、水谷豊、長渕剛、今井美樹、織田裕二、西田ひかる、森口博子、吉沢秋絵、本田美奈子らに楽曲提供。
東芝EMI移籍第1弾、ソロアルバム通算3枚目のアルバム。山梨鐐平の歌声はまるでスクリーンのようにおとなにしか見えない成熟した幻想を鮮やかに映し出す。全10曲を収録。
東芝EMI移籍第1弾、ソロアルバム通算5枚目のアルバム。作詞・児島隆、作曲・山梨鐐平、編曲・渚十吾よる「シエスタ」 (10人からなるキーボードやフルートなどの編成による楽曲) など全11曲を収録。
1979年にシンガーソングライターとしてデビュー。松任谷正隆に師事し、ティン・パン・アレー人脈が参加したデビュー作『MY LOVE FOR YOU』など、CITY POPの名盤を数多く発表している。
桐ヶ谷仁の初セルフプロデュースによる4枚目のアルバム。青山純 (ds)、伊藤広規 (b)、椎名和夫 (g) など、新旧の山下達郎バンドメンバーが多数参加。全10曲を収録。
参加ミュージシャンに高水健司、中西康晴、石塚恵美子、松下誠、矢島富雄、南 浩之、金城寛文、広谷順子、小野香代子、桐ヶ谷俊博などが名を連れ、スキャットとインストゥルメンタルの融合した5枚目のアルバム。全10曲を収録。
1980年、鈴木慶一プロデュースのもと、バンド「CINEMA」のメンバーとして『グッバイハートブレイク』でデビュー。1984年にソロシングル「愛しのロージー」を発表。白井良明プロデュースによるデビューアルバム。代表曲「愛しのロージー」、「5月のsuicide」など全10曲を収録。
前作から約半年でリリースされた2ndアルバム。前作に引き続き、白井良明プロデュースによる「僕等のハックルベリーフィン」「アマゾン ボーイ」ほか、松尾清憲の才能が遺憾なく発揮された1枚。全11曲収録。
サウンドプロデュースに中原めいこを起用した、荒井尚子唯一のアルバム。中原めいこ作詞・作曲のデビューシングル「アンバランス・ゾーン」「ジュヴゼーム -悪い予感-」など全11曲を収録。
1984年にシングル「風のノー・リプライ」でデビュー。数々のアニメ主題歌や洋楽のカヴァー曲を歌唱。中山美穂、浅香唯、酒井法子などの楽曲も提供するシンガーソングライター。1990年にリリースされた東芝EMI移籍第1弾アルバム。10編の恋の歌を澄んだ綺麗なソプラノヴォイスで奏でた全10曲を収録。
1972年、Tan Tan名義として「愛は面影の中に」でソロデビュー。高中正義やサディスティックス、松岡直也、絵夢、下田逸郎らのアルバムにコーラスとしても参加。1982年、大空はるみとして「はるみのムーンナイトセレナーデ」で再デビュー。
加藤和彦プロデュースでリリースされた大空はるみ名義のアルバム。プロデュースは加藤和彦、アレンジは清水信之、大村憲司、今井裕。参加ミュージシャンには清水信之 (key)、高水健司 (b)、村上秀一 (ds)、大村憲司 (g)、土方隆行 (g)、鈴木 茂 (g)、浜口茂外也 (per) などがなを連ねた全11曲を収録。
『はるみのムーンナイトセレナーデ』に続き、今作も加藤和彦プロデュース。作詞:松本 隆、作曲:細野晴臣による「ラグーン・ホテル」「悪い夏」や「コーヒー・ルンバ」のカヴァー曲など全8曲を収録。
1960年から活動し、『グッド・ナイト・ベイビー』『暗い港のブルース』などの代表曲を持つ4人編成のグループ。ザ・キングトーンズ&マリエ名義で発表したシティポップの名作アルバム『RESURRECT (銀河からの帰還)』からのシングルカット楽曲。
2022年8月31日発売「CITY POP Selections by UNIVERSAL MUSIC」第2弾
2022年6月29日発売「CITY POP Selections by UNIVERSAL MUSIC」第1弾
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