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スパークス 2000年代のアルバム5タイトルがボーナストラックを追加したデラックスエディションで再発 ― 完全無欠のポップデュオ 21世紀の名盤にフォーカス
2022年04月05日 (火) 22:00
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スパークス 2000年代のアルバム5タイトルがボーナストラックを追加したデラックスエディションで再発
デビューからほぼ半世紀。世界各地でカルト的人気を集める完全無敵のポップデュオ、スパークス。ロンとラッセルのメイル兄弟からなるこのデュオは、1971年のアルバムデビュー以来、グラムからパワーポップ、エレクトロにダンスポップ、さらにはチェンバーポップまで、時代時代のポップミュージックを取り込みながら、一貫してスパークスだと分かるような音世界を創り上げている。
ポップイノベーターとして現在も活躍を続ける彼らの長き音楽キャリアの中でも実験的精神が濃い2000年代のアルバム5タイトルが復刻される。
Balls (2000)
2000年に発表された通算18作目のスタジオアルバム。アルバムには、ツイ・ハーク監督、ジャン・クロード・ヴァンダム主演映画『ノック・オフ(Knock Off)』のためにレコーディングされた「It's A Knockoff」「More Than A Sex Machine」「The Calm Before The Storm」、そして「The Angels」などのシングルがフィーチャーされている。圧倒的にポップなメロディとシニカルなウィットに富んだ歌詞、そしてディスコ風のダンスビートに彩られたサウンドは、エレクトロ、シンセ・ポップ、ニューウェーヴの先駆者である彼らならでは。
今回発売となるデラックスエディションは、発売当時 MOJOマガジンに “聴きどころ満載、同様にダンサブル” と評されたアルバム本編に、「The Angels」のトニー・ヴィスコンティ・ヴァージョンをはじめとする別ヴァージョンやアルバム未収録曲など8曲を追加している。
収録曲
Lil' Beethoven(2002)
2002年10月にリリースされた通算19作目のスタジオアルバム。バンド自身も代表作と評する本作は、ポップイノベーターである彼らにとって大きな音楽的転換点となった作品である。これまでのシンセポップやエレクトロサウンドから、ストリングスやピアノを中心としたクラシックとポップを融合させたスタイルへと劇的な進化を遂げ、英米のメディアを中心に高い評価を集めた。
デラックスエディションには、「Suburban Homeboy」「The Rhythm Thief」の別ヴァージョンやアルバム未収録曲などボーナストラックを5曲追加収録している。
収録曲
Hello Young Lovers (2005)
2005年発表の記念すべき通算20作目のスタジオアルバム。音楽的進化を遂げた前作『Lil' Beethoven』のスタイルを受け継ぎながら “現代の恋愛” をテーマにしたという本作は、スパークスらしいキッチュなセンスと煌びやかなポップミュージックに満ちた桃源郷であり、結果彼らにとって70年代以降初めてとなる商業的成功をもたらした。
デラックスエディションには、発売当時 “センセーショナル” との評価も受けたアルバム本編に、アルバム収録曲「(Baby, Baby) Can I Invade Your Country」の別リリックヴァージョンを含むボーナストラック2曲を追加。
収録曲
Exotic Creatures Of The Deep(2008)
2008年発表の通算21作目のアルバム。ヴォーカル、ピアノ、オーケストレーションなどを大仰に持ち込んだ変幻自在なポップスは健在。『Lil' Beethoven』から取り入れたストリングスに、ファルセットヴォイスのコーラスワークから生まれたスパークス流アートポップがここに。また本作リリース後に〈FUJI ROCK FESTIVAL〉への出演も果たしている。
デラックスエディションには、アルバム未収録曲5曲を追加収録。
収録曲
Seduction Of Ingmar Bergman(2009)
2009年発表、通算22作目のスタジオアルバムで、スパークスにとって初となる “ラジオミュージカル” 作品。50年代半ば、スウェーデンの映画監督イングマール・ベルイマンがハリウッドへ行くという架空の物語に基づいて制作された本作は、スウェーデンのラジオ局の依頼から生まれたもの。ラジオミュージカルのサウンドトラックである本作は、ポップオペラを思わせる作風であり、独立した楽曲の集まりというより、一つの作品として通して聴くべき作品だと言えるだろう。ドラマティックなコンセプトと “ラジオミュージカル” という新たな音楽的試みがメディアからも高く評価されたアルバムだ。
後に鬼才レオス・カラックス監督がメガホンをとり、アダム・ドライバー、マリオン・コティヤールらが出演したミュージカル映画「ANNETTE」の原案と音楽を手掛けることになるスパークス。その原点となるのが本作かも知れない。
※ こちらのアルバムのみボーナストラックの収録はございません。
収録曲
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