【映像】フィレンツェ五月音楽祭 2021/ヴェルディ:『リゴレット』

2021年12月10日 (金) 19:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


フィレンツェ五月音楽祭 2021/ヴェルディ:『リゴレット』

放蕩者マントヴァ公爵のおかかえ道化師リゴレットは自らの醜い風貌を恨み、社会を憎み、その毒舌で公爵の廷臣たちに疎まれています。そんなリゴレットにも愛しみ育てていた大切な一人娘ジルダがいました。ある日、こともあろうにジルダはマントヴァ公爵にさらわれ凌辱されてしまいます。それを知ったリゴレットは復讐を誓い、殺し屋スパラフチーレを雇って公爵を亡きものにしようとしますが・・・
 2020/21シーズン、フィレンツェ五月音楽祭の新演出『リゴレット』は、コロナ禍のあおりを受けて予定していた公演がキャンセルされたものの、2021年2月23日に無観客上演を敢行。リアルタイムのネット配信と収録が行われました。
 演出を担当したリヴェルモーレによる新演出は、幕ごとにマントヴァの宮廷、半地下のランドリー、怪しげなナイトクラブ、地下鉄のプラットホームとその舞台をめまぐるしく変えながらも、ヴェルディの音楽と台本との親和性を保ちつつ、登場人物の所作に至るまで細かく神経が行き届いた新鮮なもの。マントヴァ公爵役にメキシコ出身の「驚異のテノール」として世評高く、この出演でイタリア・デビューを果たしたハビエル・カマレナ、リゴレット役はヴェルディ・バリトンの第一人者ルカ・サルシ、ジルダ役には同役で2019年スカラ座に鮮烈なデビューを果たしたアルバニア出身の新進ソプラノ、エンケレーダ・カマーニという豪華な布陣。この独唱陣に加えてイタリア・オペラの名匠リッカルド・フリッツァのタクトに導かれたフィレンツェ五月祭管弦楽団と合唱団がヴェルディの迫真のドラマに乗せた美しい旋律をたっぷりと聴かせます。(輸入元情報)


【収録情報】
● ヴェルディ:歌劇『リゴレット』全曲


 マントヴァ公爵…ハビエル・カマレナ(テノール)
 リゴレット…ルカ・サルシ(バリトン)
 ジルダ…エンケレーダ・カマーニ(ソプラノ)
 スパラフチーレ…アレッシオ・カッチャマーニ(バス)
 マッダレーナ…カテリーナ・ピーヴァ(メゾ・ソプラノ)
 ジョヴァンナ…ヴァレンティーナ・コロ(ソプラノ)
 モンテローネ伯爵…ロマン・リュリキン(バス・バリトン)
 マルッロ・フランチェスコ…サムエーレ・ヴェヌーティ(バス)
 マッテオ・ボルサ…アントニオ・ガレス(テノール)、他
 フィレンツェ五月祭合唱団(合唱指揮:ロレンツォ・フラティーニ)
 フィレンツェ五月祭管弦楽団
 リッカルド・フリッツァ(指揮)

 演出:ダヴィデ・リヴェルモーレ
 舞台美術:ジョ・フォルマ
 衣装:ジャンルカ・ファラスキ
 照明:アントニオ・カストロ

 収録時期:2021年2月23日
 収録場所:フィレンツェ五月音楽祭歌劇場(ライヴ/無観客上演)

 ビデオ監督:ティツィアーノ・マンチーニ
 収録時間:130分
 画面:カラー、16:9
 字幕:日本語・英語・イタリア語・フランス語・ドイツ語・韓国語

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