ドイツが誇るエレクトロポップバンド、アルファヴィルのセカンドアルバム『Afternoons In Utopia』、サードアルバム『The Breathtaking Blue』がボーナスコンテンツを大量追加したデラックスエディションで再発

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ドイツが誇るエレクトロポップバンド、アルファヴィルのセカンド＆サードアルバムがデラックスエディションで再発

80年代の洋楽シーンを席巻していたエレクトロポップ／テクノポップ。英語圏以外の国からも様々なアーティストが活躍し、それぞれの空気感や特徴を曲に採り入れ数々の名曲を世に生み出していたが、その源流とも言える見事な楽曲を生み出したアーティストがいた。それが、ビヨンセ、ワン・ダイレクション、イマジン・ドラゴンズ、ジェイ・Zといった人気アクトたちがカヴァーしたり、ここ日本でもTVCMにも使われ、その哀愁のメロディで洋楽ファンの心を掴む名曲「Forever Young」のヒットを放った、ドイツ出身のエレクトロポップアクト、アルファヴィルだ。

その「Forever Young」を含む記念すべきデビューアルバム『Forever Young』は2019年にデラックスエディションで再発され、多くのエレクトロポップファンを喜ばせたが、今回それに続く形で、1986年発表のセカンドアルバム『Afternoons In Utopia』と1989年発表のサードアルバム『Breathtaking Blue』がデラックスエディションとなって登場することとなった。オリジナルアルバムの最新リマスター音源に加え、多数のボーナスコンテンツを収録。前回同様、アルファヴィルの創立メンバーであるマリアン・ゴールドとバーナード・ロイドの2人が監修を務めている。

Afternoons In Utopia: Deluxe Edition (2CD)

1984年発表のデビュー作『Forever Yong』の世界的大ヒットを受け、次なる成功への歩みを進めていったのが、1986年に発表したセカンドアルバム『Afternoons In Utopia』だ。今作収録の「Dance With Me」「Universal Daddy」「Jerusalem」といったシングルのスマッシュヒットを受け、このアルバムはヨーロッパ5ヵ国でトップ20入りを果たしている。

本デラックスエディションは、最新リマスターが施されたアルバム本編を収録のCD1に加え、Bサイド曲、12インチミックス、7インチミックス、リミックス、デモ音源に加え、「Dance With Me」の貴重なライヴ音源など全14曲を収録したボーナスディスクが同梱されており、また20ページにおよぶブックレットが封入されている。

The Breathtaking Blue: Deluxe Edition (2CD＋DVD)

前作『Afternoons In Utopia』から3年後の1989年に発表したサードアルバム『The Breathtaking Blue』。エレクトロミュージックのパイオニア、クラウス・シュルツェをプロダクションチームに迎え、新たな音楽的要素とコンセプトを導入したこの作品は、初のCD-Graphic フォーマットでの発売など、当時の最新テクノロジーを盛り込んだ仕様で話題となった。

「Romeos」のような作り込まれた楽曲はもちろんのこと、9人のディレクターがアルバム収録曲それぞれにインスパイアされたショートムービーをコンパイルした革新的フィルム作品「Songlines」も発表。「Middle of the Riddle」のショートフィルムは、アカデミー賞〈Best Animated Short Film〉を受賞するなど、音楽と映像を融合させた手法は非常に大きな注目を集めていった。

本盤は、最新リマスターが施されたアルバム本編を収録したCD1、Bサイド曲、12インチミックス、リミックス音源など全16曲を収録したボーナスディスクに加え、当時制作されていたショートフィルム集「The Breathtaking Blue Songlines」を収録したDVDが同梱されており、また20ページにおよぶブックレットも封入されている。なお、「The Breathtaking Blue Songlines」がDVDでリリースされるのは今回が初となる。

 

 

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