気鋭のベルギー・コンビによるクロイツェル・ソナタ

Monday, May 30th 2016

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番『クロイツェル』、第2番、第4番
ロレンツォ・ガット、ジュリアン・リベール

1986年ブリュッセル生まれのヴァイオリニスト、ロレンツォ・ガットと、1987年ブリュッセル近郊生まれのジュリアン・リベールのデュオによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集。
　ロレンツォ・ガットは、2009年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで準優勝＆観客賞を受賞。個性的な演奏が高く評価されてきた逸材で、CDでもべートーヴェンのヴァイオリン協奏曲で表現力豊かな演奏を聴かせていました。
　ジュリアン・リベールはピリスに師事し、競争よりも共存を目指すという彼女の一貫した理念に大きな影響も受けたピアニスト。来日公演ではコンチェルトのほか、ピリスとのデュオでもアンサンブルへの適応力を披露していたリベールだけに、このベートーヴェンでの演奏も期待されるところです。（HMV）

【収録情報】
● ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』
● ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
● ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2

　ロレンツォ・ガット(ヴァイオリン)
　ジュリアン・リベール(ピアノ)

　録音時期:2015年
　録音場所:ラ・ショー=ド=フォン、サル・ド・ミュジーク
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)