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EXODUS ゲイリー・ホルト インタビュー!

2014年10月23日 (木)

EXODUS
EXODUS L to R : Tom Hunting(dr), Gary Holt(gt)
Lee Altus(Gt), Steve "Zetro" Souza(gt), Jack Gibson(ba)
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< EXODUS ゲイリー・ホルト(Gt)インタビュー! >

 二代目シンガーのスティーヴ“ゼトロ”スーザが復帰して制作したEXODUSによる通算10枚目、デビュー作「BONDED BY BLOOD」の再録盤「LET THERE BE BLOOD」を含めると11枚目となる最新作「BLOOD IN BLOOD OUT」が完成した。スピードやアグレッションを強調した激烈なスラッシュ・メタルはここにおいても唯一無二のオリジナリティを発揮、ゼトロの声が戻ったことで当然ながら80年代のEXODUSを思い出させる内容にもなっている。ここ数年、故ジェフ・ハンネマンの代役として、そのジェフ直々の指名でSLAYERのツアーにも同行してきたゲイリー・ホルトが取材に応じてくれた。

--- 今年の3月に『THRASH DOMINATION』で来日した時とはバンドの状況は大きく変わっています。実のところ、あの時点でロブ・デュークスと別れてスティーヴ“ゼトロ”スーザを戻すという計画はあったのでしょうか?


ゲイリー・ホルト(以下、G) :いや、レコーディング中に色々あったんだよ。どんな関係でも、まずくなり始めることってあるだろ? しばらく前から解決しようと努力していた問題も色々あったが、レコーディング中にロブ以外の俺達4人でやるべきだと考えているやり方が、バンドの全員にとっては上手くいかないことが明らかになったんだよ。そして先に進む時が来たと感じたのさ。
そこからは、誰が歌うかという話になり、オーディションすることも考えたし、既に確立しているシンガーを呼ぶことも話し合ったし、ゼトロ、スティーヴ・スーザのことも話した。それで俺達はまずスティーヴと話をして、彼の意向を確認したところ、彼は1,000%もう一度やる気だったんだ。だから彼に新しい曲を歌ってもらった。彼がそれまで全く聴いたことがなかった曲をね。それがパーフェクトに聞こえたから、それで決まりだった。そういう経緯でスティーヴがバンドに戻って来ることになった。

--- 3月に日本でインタビューした際、「曲は既に完成している。後は少し手直しするだけだ」と語っていましたが、その時点で曲も歌詞も既に出来上がっていたのでしょうか?


G :3月の時点で音楽の殆どは完成していた。というのも俺達が日本に行ったのはレコーディングの最中だったからだ。中断して日本に行ったのさ。歌詞も大半は出来ていたし、レコーディングされていたものも沢山あった。

--- VENOMのアルバム・カヴァーにあるような山羊のいるイーストベイの牧場で録音する。そこにはラクダ、シマウマ、ラマもいる」というお話でしたが、予定どおり牧場のスタジオで作業したのですね?


G :ああ、そうだよ(笑)。ドラムスはちゃんとしたスタジオでレコーディングした。トラック数が多くなれば、機材が沢山必要になるから。だけど、その後、トム(ハンティング/ds)が住んでいる牧場にスタジオを設営して、そこで他の全部をレコーディングした。山羊に囲まれてね(笑)。角が4本あるのもいたし2本のもいたが、どれも悪魔みたいでクレイジーだった(笑)。パーフェクトな環境だ(笑)。俺の家から10分で、フリーウェイはなくて田舎道だけだ。物凄く近くて、物凄くリラックス出来る。パーフェクトだよ。

--- 「VENOMのカヴァーのような山羊」というのはとんでもなくメタル、スーパー・メタルですね。日本であなたもそう言っていましたが。


G :ああ、そのとおり。そこら中にいるよ(笑)。

--- 「前の2枚は長い曲が多かったが、次のアルバムは直撃するような感じ、短い曲が多い」というお話でしたが、それでも6分以上の曲が6曲もあります。9分、10分という曲がないので「短い曲」というのは間違いではありませんが。意図的に短くしようと思ったのでしょうか?


G :いや、何もかも実にオーガニックだったよ。EXODUSの場合、総ては凄く自然なプロセスを経るのさ。俺達が腰を落ち着けて曲を書こうとする時は、特に俺の場合は、ただプレイし始めるだけだ。その曲が最終的にどういうものになろうと、それは、その曲が俺にこうなるべきだと告げた結果でね。10分の曲だろうと4分の曲だろうと。このアルバムの曲は短めだが、君の言うとおり、結構な長さのも沢山ある。11分もある曲はないけどね! どんな曲だろうと、その曲がどんな旅に出ようと、俺達はただそれについていくだけだ。

--- 幾つかの収録曲についてコメントを頂けますか?


G :いいよ。例えばアルバムのオープニング曲“Black 13”の場合だと、20年来の俺の友人である(ヒップホップのプロデューサーの)ダン・ジ・オートメーターが参加している。俺達は何度も一緒に何かやろうと企ててきたんだが、残念ながら、彼にギターをやって欲しいと思う時には俺は大抵ツアー中でやれなかったり、あるいは彼がツアー中だったりしたんだが、今回はタイミングが完璧に合った。彼はちょうどやれて、俺が「アルバムのイントロをやりたいと今でも思ってくれているか?」と訊いたら、「ああ、やろう!」と言ってくれて、俺達がファイルを送って、彼はキラーでパーフェクトなことをやってくれた。
次の“Blood In Blood Out”はアルバム・タイトル曲だ。“blood in blood out”というのはギャングのフレーズでね。ギャング文化では、ギャングに加わる時に血塗れになるまで痛めつけられ、抜ける時にも血塗れになるまで痛めつけられる。それがEXODUSについても俺達が感じていることだ。俺達は最初の日から血を流していたし、今でも血を流している感覚だ。

--- これをアルバム・タイトルに選んだ特別な理由はありますか?


G :パーフェクトな曲だと思ったのさ。タイトル・トラックとして書かれたものなんかこれまでも1つもなかったよ。自然に決まるから。このアルバムはこう呼びたい、という風にね。

--- “Salt The Wound”では、METALLICAのカーク(ハメット)がギター・ソロを弾いていますね。


G :そうだ。この4年間、SLAYERMETALLICAのツアーで、俺は彼とまた一緒に過ごす時間を沢山持てていて、「カーク、君は次の俺達のアルバムでソロを弾くべきだ」と言ったら凄くエキサイトしてくれたよ。彼はこのバンドの創設メンバーだが、最初のデモ(1982年発表)で弾いただけだった。俺達は、最初は俺の実家のガレージでリハーサルをしていたんだけど、本当に昔が蘇ったようだったよ。凄くノスタルジックだったね。

--- “Collateral Damage”については?


G :実は俺のお気に入りの1つだ。圧倒的だと思う。これはどちらかというと政治的で、俺の人生観やら、俺達が使い捨てにされていること、政府や政治家達や警察などについて書いている。この曲はまさに貨物列車だよ。文字どおり、こっちに猛スピードで迫ってくる列車だ。

--- “Wrapped In The Arms Of Rage”については?


G :あの曲のヴォーカル以外は全部、「EXIBIT B : THE HUMAN CONDITION」を作った時にレコーディングしてあった。音楽的には完成していて全部録音していたんだが、歌詞がまだ書けていなくて、曲は他にも充分あったから俺達は残しておくことにした。俺達、この曲を凄く気に入っていた。凄く良い曲が沢山あるというのは喜ぶべき問題点だよ。だから次のレコードまで待つことにしたのさ。ヴォーカルを録音するだけの状態になっていたこの曲も、キラー・トラックの1つだと思う。最高のハーモニーがたっぷり入っているが、物凄く圧倒的でとんでもなく怒っている。内容は、自分の内にある憎しみを後生大事にするという内容さ。憎悪と憤怒に安堵と慰めを見出すという感じだね。

--- 日本盤ボーナスのVARUKERSのカヴァーについて聞かせてください。彼らの“Protect Not Disect”を選んだ理由は?


G :曲そのものがスーパー・メタルだからだよ。クラシックなブリティッシュ・ハードコア・パンクだ。この曲を100万年振りぐらいに聴いた時、ボーナス・トラックとしてパーフェクトだと思ったのさ。そこから、共通の友人がシンガーのラットに連絡を取ってくれた。俺達が歌詞を入手しようとしていたから。そして、彼が(プロデューサーの)アンディ・スニープの家から30分ぐらいの場所に住んでいることが判ったんで、来てもらって歌ってもらうことまで出来たんだよ。最高の仕上がりになったね。

--- 今年の3月に『THRASH DOMINATION』で来日しましたが、次はいつになりそうでしょうか?


G :まだ何も決まっていないけど、早いうちに戻らないとね。11月にはSLAYEREXODUSSUICIDAL TENDENCIESというラインナップで北米をツアーする予定なんだ。俺はまた2バンドでプレイすることになるし肉体的にもタフだけど、時々オフの日は入るし、ちゃんと休んで自分の身体の調子を整えるようにするだけさ。ちゃんと眠ってね。そうすれば大丈夫だよ。問題なく生き残れるさ(笑)。



■EXODUS 最新作!『Blood In Blood Out』
2014年10月22日発売(国内盤・DVD付き初回限定盤)

【CD 収録曲】
01. ブラック13
02. ブラッド・イン・ブラッド・アウト
03. コラテラル・ダメージ
04. ソルト・ザ・ウーンド(with カーク・ハメット)
05. ボディ・ハーヴェスト
06. BTK
07. ラップド・イン・ジ・アームス・オブ・レイジ
08. マイ・ラスト・ナーヴ
09. ナム
10. オナー・キリングス
11. フード・フォー・ザ・ワームス
【日本盤限定ボーナストラック】
12.プロテクト・ノット・ディセクト

【初回限定盤DVD収録(約134分)】
メンバー・インタビューとレコーディング映像を収めた130分超えのメイキング映像にバックステージも捉えたツアードキュメント!






取材・文 奥野高久/BURRN!


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Exodus (Metal)

価格(税込) : ¥3,850
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発売日:2014年10月22日

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