選ぶポイントまるわかり!スペック解説!
2014年3月4日 (火)

世の中に星の数ほどあるヘッドフォン/イヤフォンの世界は、同じ価格帯でも性能に差があったり、
安価でも性能の良い製品があったりと、実に奥深く面白いもの。ここでは基本中の基本、スペックの意味や見方をわかりやすく、
かんたんに解説します。HMVでの購入にお役立てください。
【スペック表示とは?】ヘッドフォン、イヤフォンには箱やホームページ等で、必ず下記のようなスペックが説明されているはずです。何となく見ていたスペックも実は、ヘッドフォンの性能を知る上で重要な数値なんです。
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@型式
【ダイナミック型】
もっとも一般的な駆動方式。パワフルな低音再生が可能で音圧もあるため、
様々なタイプのヘッドホン・イヤホンに使用されています。
【バランスドアーマチュア型】
主に耳栓型(カナル)に使用される方式。クリアで明瞭な音を再生します。
小型化が容易で、ミュージシャンなど演奏時のモニターヘッドホンにも使用されています。
Aドライバー:mm
ドライバ口径の大きさに比例して音質が向上!
(一般的なサイズ)
・インナーイヤーでφ13.5〜15.4mm
・耳栓型(カナル)でφ8.8〜12.5mm
・オーバーヘッド型でφ30〜53mm
Bインピーダンス(抵抗値):Ω
低いインピーダンスを選ぶことで、大きめの音で聞くことが可能!
電気が流れる際の抵抗値のこと。値が小さいほど、多くの電流が流れ、最大音量が大きくなり
ます。
低い電圧で駆動しているポータブルオーディオなどでは、低いインピーダンスを選ぶことで、大きめの音で聞くことが可能になります。
【ポイント】
・数値が小さい=最大音量が大きくなる。しかしノイズが増える傾向。
・数値が大きい=最大音量が小さくなる。しかしノイズは減る傾向。
※高インピーダンス(Ω)で低感度(dB/mW)の製品は、ボリュームを上げやすく効率がいいた
めノイズ対策になる。
C出力音圧レベル(感度):dB/mW
数値が大きいほど、大きな音量を得ることができ、感度も高い!
ヘッドホンからの再生される音の強さの値。数値が大きいほど一定のボリュームで大きな音量を得ることができ、感度が高い。
※比較する際は【3dB/mW】以上の差で数値比較が望ましいと言われている。
※各メーカー算出方法にばらつきがあるため、数値はあくまで参考程度に。
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ここからは参考程度でOK
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D再生周波数帯域:Hz
再生周波数帯域が広い=良い音とは限らない。
低音域から高音域まで、再生可能な音の範囲を示した数値で表したもので、人間が聞き取れる可聴域は20〜20,000Hz。
再生周波数帯域が広いと、機械としては優れているが、それが良い音とは限らない。
そのため、音の傾向や癖など、実際の性能とは一切関係がなく同じメーカー内の比較用の数値
であることが多い。
※各メーカー算出方法にばらつきがあるため、数値はあくまで参考程度に。
E最大入力:mW
プレーヤー側の最大出力以上の数値であること。ヘッドホンに流れる電力の最大値を表したもの。
数値が大きい方が良いというわことはなく、プレーヤー側の最大出力以上の数値であれば問題ない。
F質量:g
軽い方が耳や体への負担が少なく良い。
Gプラグ
一般的なコードは純度99.5%の銅線が使用されていますが、より音声信号をスムーズに伝えるためにPCOCC(純度99.996%の銅線)やHi-OFCといった、高級素材を用いたコードもあります。
また、シース(保護外被覆)に布巻きや高弾性エラストマーを用いた製品は、コードが絡みにくくタッチノイズ(コード接触による雑音)を減少させる効果があります。
Hコード
コード長はその使用状況を考慮して作られています。
【オーバーヘッド型の場合】
室内での音響機器との接続をふまえ、3.0m前後程度の長さになっています。
【ポータブル型/インナーイヤーの場合】
ポータブルオーディオプレーヤーなどでの使用を考慮し、1.2mや0.6m+0.6m延長コードなどになっています。
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スペックの見方はわかりましたか?
もちろんスペックだけで性能を判断するのは難しいですが、知っておけば、好みの音質やデザインと合わせることで、好みにあったヘッドフォン、イヤフォンを見つけることができるでしょう!
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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低音を求めるなら

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新発想イヤホン

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ホールド感が心地よい

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