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『ヌイグルマーZ』公開記念!しょこたん×井口昇監督インタビュー

2014年2月4日 (火)

中川翔子×大槻ケンヂ×井口昇×鶴巻和哉、コヤマシゲト(「エヴァンゲリヲン」シリーズ) 豪華アーティストによる奇跡のコラボ!愛する人を守るため、私は望んでヌイグルミになる。


©2013ヌイグルマーZ/フィルム・パートナーズ

ピンクのフワフワヒーロー!日本最大数ゾンビ!溢れるロック!友情ラブ!
中川翔子初主演!宇宙一のポップ&キュートで魅了する、
ガールズアクション誕生!!


大槻ケンヂが生み出した詞の世界が、井口昇監督と大槻ケンヂの出会いを経て、奇跡の映画化を迎えた。
主役の中川翔子は、自作のピンクのヌンチャクを使用し、ゾンビ相手のアクションを披露する。
「皆さんに『ダメな人でも大丈夫なんだ!』っていうメッセージが届いたらいいと思う」と語る、
涙のラストの物語が誕生。
新ヒーロー“ヌイグルマー”には、日本で最もアクションを魅せる女優の武田梨奈。
また、特撮が新たに5曲を書き下ろし、2曲のリニューアルを行う等、
普通では考えられないコラボレーションが実現。

カワイイ顔して、心はサムライ!それがテディベアのブースケ。
嬉しいときはエディ・マーフィーの様に笑い、闘志が溢れてきたときはスタン・ハンセンの様に気合いを入れる。
悲しい時には涙を流すなど感情豊かなテディベア。
そんなブースケを演じるのは、今、最も引っ張りだこの俳優“阿部サダヲ”
スクリーンを縦横無尽に駆け巡るブースケに、見事に命を吹き込んだ。
また、ブースケのライバル・あみぐるみの“デ・パルザ”には、日本トップ声優の山寺宏一!
超豪華声優陣の、他では絶対に観る事の出来ない演技に御期待ください!

新ヒーロー”ヌイグルマー”のキャラクターデザインを手掛けたのは、
『エヴァンゲリヲン』シリーズに参加する、鶴巻和哉とコヤマシゲト。
ぬいぐるみのキュートさと、セクシーさを併せ持つ、
鋭い真綿の拳を持つ新ヒーローがトップクリエイター達によって生み出された。
今、日本を代表するポップカルチャーの結集が『ヌイグルマーZ」!!

 『ヌイグルマーZ』
2014年1月25日(土)全国公開
配給:キングレコード、ティ・ジョイ
  オフィシャルサイト

『ヌイグルマーZ』公開記念!中川翔子さん×井口昇監督のインタビュー

HMV ONLINEでは、2014年1月25日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショーの話題の映画「ヌイグルマーZ」の公開を記念して、映画初主演となった中川翔子さんと井口昇監督のインタビューを敢行!と井口監督の絶妙Zトーク炸裂!!


ヘアメイク:リョータ スタイリスト:遠藤幸子
<衣装クレジット>
ワンピース ¥23,100 / MILK
シューズ  ¥29,400 / MILK
MILK 03-3407-9192


---「ヌイグルマーZ」はかなり特殊なジャンルの作品だと思いますが、映画化しようと思った経緯と、主演に中川さんをキャスティングした経緯をお教えください。
監督:プロデューサーさんからファンタジーみたいな、ヒーローものをやってみないか?
というお話がありまして。色々考えていくうちに、大槻ケンヂさんと以前からお仕事をしたかったので何か組んで出来ないかな?と実は漠然と思っていました。大槻さんと実際お会いさせていただいて、最初はオリジナルで何かできないかと思っていたんですが、お話をしていくうちに大槻さんご自身から「ヌイグルマーを映画化していただけると嬉しいな」と、ご希望がありまして。僕もそれだったら面白い事ができるかもと思いました。ただ、ヌイグルマーの世界観はとても広くて・・・歌もあるし、小説もあるし、「さぁ、どう映画化しよう?」と考えましたね。そのうちプロデューサーさんから「中川さんと組んでみないか?」とお話がありまして。僕自身、実は10年前から一度中川さん主演で映画を撮りたいな〜というのがあったんです。色々企画を考えていたりしたんですけど・・それはなかなか実現しなかったんです。ですから「それは凄く願ってもない機会なので、是非お願いしたいです!」といった感じでした。
中川さんの漫画の原作を僕がやらせていただいたこともありましたし、
大槻さんも以前「ドグーンV」という作品で、“筋肉少女隊”というバケモノが出てくる回があって、その時にゲストで出ていただいたんです。
過去の作品で知り合った方たちと、ここでもう一度コラボするのも良い機会だなと自分の中でありましたので、めぐりめぐって形がまとまってきたという感じですね。

---夢と希望が形になった・・という感じでしょうか?
監督:そうですね、いろんな偶然が凄く重なって・・・中川さんのお母さんと猫ひろしさんがお友達だったりとか(笑)
実は10年前に中川さんと阿部サダヲさんで何かドラマが作れたら良いな〜と思っていたんですけど、そうしたら今回プロデューサーさんから「ブースケの声に阿部さんどう?」と提案があったりして・・、それも凄く偶然だな〜と思いました。
自然と自分が希望していた形に、どんどん話が進んでいったような感じで。
少し神がかった感じもしますね。

---中川さんはお話が来た時どう思いましたか?
中川:「映画の主演に決定しました!」というのをいきなり聞いて、「大丈夫だろうか?」「私なんかでよろしいんでしょうか!?」と。
今まで演技のお仕事には縁が無かったんですけど・・・。
でも、”大槻ケンヂさん原作”で”井口監督“で”特撮ヒーロー”って聞いたら「バンザーイ!!」ってなって。そこから脳のスイッチがずーっとONになっていて。
スイッチが故障したまま、ドーパミン、エンドルフィン、興奮、貪欲汁、夢、人生の走馬灯・・全てがダクダク出っぱなしの状態で、今日まで来た感じです(笑)
たぶん公開したら、またずっと出っぱなしになると思うんですけど、それぐらい私は特撮っていう世界が凄く好きで、その2文字見るだけで涙ぐんじゃうぐらい・・・。特撮って”アニメより現実寄り”、でも”ファンタジー”で夢と勇気と希望と愛と友情と・・子供たちがアニメと共に絶対に出会う情操教育であり・・本当にこの世界に特撮があって、この宇宙に特撮があって良かったって思うくらい凄く好きなものですね。
この世界(芸能界)に入るきっかけも、”変身したい”、”特撮に出たい”っていうのがきっかけで。でも、好きすぎちゃって気持ち悪かったんですよ。 オーディションの時とかも、「もういいです」って言われるまで延々とレッドのポーズをしたりとか。「今生で出られなかったら、いつか生まれ変わって特撮に出られたらいいな〜」なんて、大人になってもどこか諦めきれない何かがあったんです。そうしたら今回「ヌイグルマーZ」のお話をいただいて、一気に「キターーーー!!!」って感じになりました。

---私も変身したいって今でも思いますよ(笑)
中川:叶うと思いますよ(笑)願っていたら。変身するのはずっと念願でしたね。 今、お仕事している中で、歌だったり絵だったり、生きた証、死んでからも残るものを作りたいって思ってやっているんです。映画ってその究極の形だと思います。 繰り返し見るものだし、時代を超えてずっと残るものだし、国を超えてたくさんの人に見てもらえるものだし。自分の人生とリンクしたり・・・なりたかったものになれる夢を叶えてくれたり・・・そういう夢の結晶ですね。お話をいただいて凄く嬉しかったです。

---撮影中の苦労話やオモシロ事件、感動したことなど教えていただけますか?
中川:感動はずーっとで!! ワイヤーアクションのワイヤーを釣ってくれる方が、シンケンイエローの中の人だったり、アクション監督は平成ライダーとかジュウレンジャーとか手掛けた宮崎剛さんという凄い方だし。 芸能界に入るきっかけでもあり、私が凄く世界に絶望していた頃、ポーズをとったり見ているだけで幸せになれるくらい大好きだった、 ハマリすぎてネットで知り合った特撮オタク達と毎週握手会に行くぐらい好きだった、「タイムレンジャー」のレッドの人がゾンビをやっていたり。 なんじゃこりゃ!って言うくらい人生のあらゆるものがリンクして、撮影現場で知る偶然の再びの出会いでした。それが凄く嬉しくて嬉しくて。

---中川さんはアクションシーンでヌンチャク捌きを披露していますね。それがとてもキマッていて格好良かったです。
中川:ヌンチャクも、ダメ子は甘ロリでヌンチャクを振るっていうのは台本にあったんですが、衣装合わせの時、まず衣装はいちばん凄いのを決めて、「じゃあヌンチャクはどうしよう?」ってなって。いろんなヌンチャクがあったんです、黄色とか黒とか。
でも、私が中学の時、自分でこしらえたヌンチャクが、一番衣装にピッタリ色が合って。
監督が「じゃあこれにしましょう!」って言ってくれたおかげで、「ヌンチャクも成仏できた・・」と感じました。一緒に映画に出て作品として残るし。本当に泣きそうになりながらヌンチャク振っていました。ブルース・リーに憧れて自己練習していただけじゃなくて、今回改めていかに派手に薙ぎ倒すかというのをプロの方に指導していただいて、「本当にヒーローになるんだ!」と感じました。私もダメだけど、ダメ子も本当にダメな子で・・。料理してもダメだし・・他の人がみるとハテナなことやる子だし。でも、大事な人を守る!ていう思いが暴走してヌイグルマーになるんです。ヌンチャクシーンは、大事な人を守るっていう思いが乗っかってカッコよく決まればと、寿命をすべて注いでがんばったつもりです。

---監督はいかがでしょうか?
監督:ヌンチャクのお話がありましたけど、本当にたまたまで・・。
中川さんが「わたし、車の中にヌンチャクありますよ!」って。
中川:「持ち歩いていたんですよ」

---常備してるんですか!?
中川:「常備してるんです!」
監督:で、「マジっすか!?」「見せていただけますか?」って見せてもらったら、ピンクのボアで出来ていて・・。
「これ衣装に合うような気がするんですけど・・よろしければ使わせていただけますでしょうか??」とお願いして。
中川:ヌンチャクの声が聞こえましたよ。「いいんですか!?うれしー!!」って(笑)「これで成仏できるよ僕は〜」って(笑)
監督:中川さんがご自宅で作っている姿を想像しながら、アクションシーンを撮りました。「何て素敵なアクションシーンなんだろう」って。撮っていてすごく面白かったですね。 当初、台本にはヌンチャクで殴るだけって書かれていたんです。
僕の方も中川さんに気を使いすぎて、あんまりアクションシーンは考えていなかったんです。ただ、中川さんの凄く「やりたい!」という空気を感じて、逆にアクションを増やさせていただきました。
中川:本当にありがとうございます!
監督:「2」があるとしたら、さらにアクションは倍増に!なると思います。

---お〜!!
中川:本当は爆発に巻き込まれて衣装もボロボロになって、採掘場の崖を転がり落ちるとかやりたいです。
監督:それを聞いたからには、2ではアクションシーンを増やす気満々になります!
中川:こうやって撮影しながら2の話をしちゃってるくらいにみんなノリノリで。
「好きなことをしているんだー!」ってみんなの気持ちが一致しているのが嬉しかったです。
個人的には人生がいっぱい繋がった、色んなことがこのヌイグルマーのためにあったんだなと。過去の走馬灯が見えながらの撮影でした。 けど、見ているちびっ子だったり女の子たちには、シンプルに見てほしいと思います。

---出演者の大半が女の子の特撮ヒーロー作品ですが、何かこだわりが?
監督:女の子に見てもらいたいというのが、まず最初にあったんですね。
ずっと僕が作っていた映画は、アクションとホラーが多かったんですけど、自分の中に乙女チックなものがあるので(笑)自分で作品を書いていても、どうしても女の子の方に感情移入することが多くて。男性を書いていると客観してしまうんですけど、女の子のキャラクターを書くとだいたいスラスラ書けます。いつも女の子に見に来てほしいな〜と思っていたんですけど、アクション映画っていうとどうしても男性のお客さんが多くて。特撮を見てくれる女の子がなかなか広がらなかったんです。 ですから、今回の作品は”女子が初めて見る特撮映画”みたいになるといいな〜と思っています。「ヒーローの世界ってこんなに面白いんだよ!」っていうのを教えることがこの作品で出来ればいいなと思っています。 ”ヒロイン”っていうと言葉の聞こえ方として、”準主役”、”守られる存在”って感じがしますけど、そうじゃなくて、女の子が主役になるんだ!っていうガールズまみれの映画にしたいなっていうのが当初にありましたね。
脚本書いていくうちに、どんどん女の子の方が格好良くなって、男の方は情けな〜い、紙切れのような存在ばっかりになってしまいました(笑)
女子だけどヒーロー映画にしたくて、中川さん演じるダメ子に体現してもらいましたね。

---中川さんは、ダメ子を演じる上で、何かこだわりはありましたか?
中川:ダメ子は”ヒロイン”じゃなくて”ヒーロー”にこだわっているっていうのが凄く面白いですね。私が特撮を好きになったきっかけって戦隊モノだったりして、男の中にひとり女戦士がいて、ピンチになるシーンに燃えたりしながら見ていて。
でも、ヌイグルマーはピンのヒーローで、それって凄く格好いいなって思いました。
私自身ひとりっこで、ひとりでいるのが楽しいし、仕事もコンサートもひとりだからこそ思いっきりやれるし、好きなだけ暴れても誰にも文句言われない。 凄く一人心地いいんだけど・・・。でも、具合が悪い時とか、つらい時とか、そんな時は助け合うことが出来ないから責任が重くのしかかる。 ピンのヒーローでギャバンが凄く好きで。ギャバンってひとりで地球を守っているんですよね。ギャバンが倒れたら地球は終わりだし、哀愁の濃さも人一倍。それが凄く格好良くって。”心にギャバン”を持って戦いました。

---出演者の大半が女の子、というのはいかがでしたか?
中川:女の子がたくさん出てくるのがすっごく嬉しくって。私、女子高だったんですけど、結構殺伐としているとこもあるんですよ。
女子ってこじれると凄く修復難しかったりするんですけど、でも、素直になってお互いリスペクトして、お互いに無い部分を認め合って、そうすると一生ものの友達になれる・・そういうところがあるんで。
女子の絆こそ一生もので、女子こそ図太くて、女子だからこんなピンクのふわふわな服も着られて、女子で良かったなって改めて思わせてもらいました。
出てくる女子も、みんな素敵なんだけど、どこか変わっていて、それがまた良いんですよ。
イケメン男子も出るけど、すぐ死んじゃいます。
女子が女子を守る、女子が男子を守る、女子の強さを見よ!!っていうのは、アニメのセーラームーンとかプリキュアとかではありますけど、実写でここまで貫いたのは初めてだと思います。それにピンクって宇宙で一番素敵な色だし、この映画は良いピンクしか出てきません。ファッションの面からも楽しめる特撮って初めてな気がします。ロリータファッションってフランスとか海外からも日本の文化として注目されているし。>女子が共感して見られるヒーローって初めてだと思います。
昔に比べると、今特撮って女子も結構見る時代だと思いますけど、出演している男子を見ていたり、男子の中のヒロインを見ていたり・・
でも、「ヌイグルマーZ」は「あぁ、ダメでも良いんだ」「弱くてもくじけても、それが心の強さになるんだ」と、女子自身が共感しながら、見られると思います。子供たちも、是非お母さんと娘さんで見て欲しいです。
見終わった後に、「ここが可愛かったね」「ここが格好良かったね」と語り合ってほしいです。 10代の辛くて苦しかった思い出を黒歴史って名づけて、20代の前半の頃は好きなこと楽しいことでそれを埋めなきゃって焦っていました。でも今、ヌイグルマーと出会って、その頃やっていたことが全部経験値として役に立った、黒歴史と呼んでいた頃の自分と握手したいです。なおかつ、「あー女子に生まれて良かった」とか「夢が叶った!」とか、今の自分も楽しめたし、未来を担う子供たちのことも思いながら撮影したので、過去と今と未来を楽しみながら挑めました。
「もっと若い頃に出会った方が良かったのでは?」って思う人もいるかもしれないけど、私は今の自分がこの作品に出会えてよかったと思います。辛いことも絶対糧になるんだって籠めたかったですね

---以前、「特撮は教育番組なんだよ」と仰った方がいたのを思い出しました。
中川:義務教育で「特撮」って時間があっても良いと思います!
監督:「ダンス」よりも「特撮」っていう時間があった方が良いですよ!
中川:「ダンス」より「特撮」の方が人生の役に立つと思います!・・・ダンスも役に立ちますけど(笑)

---ヌイグルマーのデザインを鶴巻さんとコヤマさんが担当されました。象徴的でピンクのカワイイデザインだと思います。 お二方にお願いした経緯を教えていただけますか?
監督:かっこいいんだけど、見た目が可愛いヒーローにしたいっていうのがまずあって。
原作だともっとヌイグルミと人間の合体した・・一種のフランケンシュタインみたいな感じなんです。それをもっと擬人化するとどうなるだろう?と。
プロデューサーさんと相談していた中で、鶴巻さんのお名前が挙がりまして。
実は鶴巻さんも大槻さんのファンで、ヌイグルマーのこともご存じで。
で、僕とディスカッションしたんですね。結果落ち着いたのが、今のデザインで。
ポップ感を出してほしい、可愛らしさとシャープさが入り混じった感じにしてほしいという僕からの提案を受けて、出来あがったのがこのデザインなので、最初見た時は「お〜!!」と思いました。
原作の小説の表紙だと実はヌイグルマーは黄色なんですけど、色を並べてみたらやっぱりピンクが良いなと。中川さんもピンクがお好きだと聞いて、その辺がシンクロしたなと。
鶴巻さん、ボク、中川さんの趣味が一致して生まれたキャラクターではないかなと思いました。

---中川さんはエヴァ好きでもあると思いますが、デザインを見た時はどう思われましたか?
中川:もう、感動でしたね。只々・・。
凄く格好良さと可愛らしさが同居していて。
しかも私が大好きな、ピンクの中でも良いピンク、素敵ピンク、ビビッドピンク。
私、バッグとかゲームカバーとか財布とか全部この色なんです。凄く嬉しかったですね。
包帯を巻いているところや、傷を負っていたり、少し肌が見えるとことか萌えるし。ふわふわで可愛いところもあったり・・。
でも、スリムでエヴァのプラグスーツを彷彿とさせるデザインでこれを着こなせてアクションも出来る人なんて、この日本に存在するのか?って思いましたけど・・
いましたね〜、武田梨奈ちゃん!梨奈ちゃんしか絶対に着られないと思います。
梨奈ちゃんは身体つきもエヴァボディなんですよ、腰が細くて手足も長くてキックも奇麗で。武田梨奈ちゃんという女優が日本に誕生してくれたことが奇跡ですね。

---ヌイグルマーの使う武器の音がギャバンのレーザーブレードに似ていると思いましたが、何かオマージュ的なものが?
監督:効果音を付ける時に、どんどん欲が出てきて・・ライトセーバーっぽいレーザーブレードっぽい音にしてください!と。

---変身シーンが仮面ライダー2号やキューティーハニーぽかったですね。
監督:僕が69年生まれって言うのもあるんですけど、無意識的に昭和ライダーっぽくなった感じですね。
変身ベルトは絶対欲しかったですね。ベルトが光るのは絶対やりたかったです。
魔女っ子ものが大好きで、いつか魔女っ子モノを実写化したかったんです。
「好き!すき!!魔女先生」とかも入っていたり。
あらゆる好きな特撮とか漫画本が合体したような、そういうのが無意識にありましたね。
ハニーっていうのも後から「ハニーっぽい」って思いました。

---やはり無意識なんですね。
監督:あとは、プリキュアっぽく・・(笑)
可愛らしさとシャープさが混じったような変身シーン、アクションシーンにしたいっていうのがありました。

---中川さんはシーンごとに、意識したヒーローはありますか?
中川:ダメ子を演じる時は世代的にセーラームーンですね。
セーラームーンの普段はダメだけど、愛するものを守る時は強くなるっていうのをリスペクトしながら演じました。色んな好きなアニメだったり特撮だったり本に対するリスペクトだけじゃなくて、新世代の作品からもいろいろ結集して作られたのがヌイグルマーだと思います。
特撮とヒーローとゾンビが同居しているのも今までにない作品だと思います。
今までにないっていうこともたくさんありながら、でも何だか懐かしい。
昭和のヒーローの命がけで戦っている感じとか、男らしさとか、哀愁とか、 それらは全部ブースケが担ってくれていました。撮影が進むたびに老けていったのはブースケでしたね。
監督:最後の方はボロボロになっていました(笑)

以上、お二方とも作品に対する熱い思いを語ってくださいました!!
お忙しい中ありがとうございます。



ストーリー

甘ロリのドジっ子、ダメ子(中川翔子)は姉・冬子(平岩紙)の家へ居候するが、
姪の響子(市道真央)に嫌われて悩む。
そんなダメ子を宇宙生命体が憑依したヌイグルミ・ブースケ(声・阿部サダヲ)が突然動いて励ます。
その頃、謎の組織がゾンビを利用して平和を脅かしていた。
響子にも魔の手が迫った時、ダメ子とブースケは遂に合体!
まっピンクなヒーロー・ヌイグルマー(武田梨奈)に変身するが・・・!

CAST&STAFF

監督:井口昇/原作:大槻ケンヂ/脚本:井口昇/継田淳
原作:大槻ケンヂ「縫製人間ヌイグルマー」

ヌイグルマーデザイン:鶴巻和哉/コヤマシゲト 
劇中歌:特撮/音楽:福田裕彦
企画・制作/ガンジス
出演:中川翔子/武田梨奈/市道真央/猫ひろし/高木古都/北原帆夏/ジジ・ぶぅ/斎藤工/平岩紙


©2013ヌイグルマーZ/フィルム・パートナーズ


※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

中川翔子×特撮!

ヌイグルマーZ

CDシングル

ヌイグルマーZ

特撮×中川翔子

価格(税込) : ¥1,257
会員価格(税込) : ¥880

発売日:2014年01月22日
在庫あり

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こちらはオリジナル盤!

ヌイグルマー

CD

ヌイグルマー

特撮

ユーザー評価 : 4.5点 (21件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥2,305
会員価格(税込) : ¥2,120
まとめ買い価格(税込) : ¥1,960

発売日:2008年12月10日

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フィーチャー商品

大槻ケンヂ著「縫製人間ヌイグルマー」

縫製人間ヌイグルマー 角川文庫

本

縫製人間ヌイグルマー 角川文庫

大槻ケンヂ

価格(税込) : ¥1,012

発行年月:2010年08月
お取り寄せ - 通常ご注文後 2-10 日以内に入荷予定

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