『横道世之介』 沖田修一監督 インタビュー
Wednesday, September 11th 2013
『南極料理人』、『キツツキと雨』の沖田修一監督の最新作『横道世之介』が8月7日から発売中!本編が160分という大作にもかかわらず、気付いたらエンドクレジットが流れていたという、いいアルバムを聴いた時の時間の流れと充実感に似ているそんな映画。高良健吾くんと吉高由里子ちゃんのあのきらきらした笑顔を見ていたら、それだけで何か幸せな気分になったり。「庶民感覚を画にしたいだけな気がする」と沖田さんはお話して下さいましたが、春夏秋冬ごとの日々にある「生活」にくすっと笑えるユーモアがプラスされているのでふっと呼吸をしながら、ゆったり身を委ねることが出来たりして。沖田さん、おもしろい方ですね。
INTERVIEW and TEXT: 長澤玲美
『横道世之介』はわりと自信を持って、「どうぞ、自慢の息子です」みたいな感じだったので(笑)、あまり気負うことはなく、純粋にいっぱいの人に観てもらえればうれしいなという感じで。
-- 映画公開から時間を経た今、改めて本作についてどうお思いですか?
沖田 すごくいろいろな場所で上映して頂いたので、毎日違う場所で誰かしらに観て頂いてるんだろうなあと思ってました。映画公開の時はいつも緊張するんですけど、『横道世之介』はわりと自信を持って、「どうぞ、自慢の息子です」みたいな感じだったので(笑)、あまり気負うことはなく、純粋にいっぱいの人に観てもらえればうれしいなという感じで。
-- 「気負わない」というのは、『南極料理人』や『キツツキと雨』の劇場公開の時とはまたちょっと違う心境といいますか。
沖田 上映してる時って、映画はもう出来ちゃってるから、何も出来ないじゃないですか。出来ても音量を少しイジるくらいで(笑)。『南極料理人』とか『キツツキと雨』は反応がすごく気になって、毎日胃が痛いような、すごく緊張しながらだったんですけど、3本目になると、悪い意味で慣れたのか(笑)、もう覚悟を持ってましたね。もちろん今回も反応が気にはなってたんですけど、『横道世之介』は、観たら何かしら持って帰るものがあるだろうって思っていたので、観てる人にお任せでいいだろうと。

-- 吉田修一さんの原作を映画化することはいかがでしたか?
沖田 『南極料理人』も西村淳さんの原作ものですけど、あれはエッセイだったので、今回みたいな物語がある小説は初めてだったんですけど、一読者として面白く読ませてもらいました。自分でも妄想キャスティングすることってあるじゃないですか。それを本気でやる感じ、「誰がやる?どうする?」みたいな感じですごく楽しかったですね。
-- 劇団「五反田団」の前田司郎さんと共同脚本でしたね。
沖田 『キツツキと雨』の時は守屋文雄くんと共同脚本だったんですけど、今回は前田司郎くんで、彼とは13歳くらいからの古い付き合いなので(笑)、何となく好きなものとかも分かってるし、任せっきりで返ってきたものに対して手を入れていくみたいな感じで、役割分担がはっきりしてたのでやりやすかったですね。あんまり知らない人とやると感覚が違ったりしそうで、それが怖くてあんまりやったことがないんです。お金を出して頂いてやる仕事だったので、友情関係が壊れるんじゃないかなって思ったりもしたんですけど、そんなこともなく。
-- そういった関係性の中でもお互いにこだわった部分や差異などがありましたら、お聞かせ下さい。
沖田 2人で話し合ったのは、基本的には「世之介がそこにいてちゃんと面白い」っていうそれだけで。小説にある世之介を変えようとかではなく、小説に書いてあった世之介を映画の中に持って来ようっていう意識はお互い一緒でしたね。あとは会話の感じで、前田くんが「世之介だったらこういう風に言うだろう」と、小説にはないような会話を作ってくれたので、僕はその長さを調整したり、実際にそれが人としてとか場所として出来るのかをやり直したりするだけで。差異っていう意味では、彼は彼で手放してくれたんですよね。「三稿くらいまで書いたからよろしく。あとは知りません」みたいな感じで(笑)、「困ったら言って」っていうような。プロデューサーもいるので、船頭が増えると混乱するじゃないですか?それを前田くんは「自分が入るとややこしくなる」って思ってシンプルにしてくれたので、すごく助かりましたね。まあ、全然頼って来なかったですね(笑)。

-- 世之介役に高良健吾くんがキャスティングされましたが、沖田さんの監督作『青梅街道精進旅行』、『南極料理人』、『キツツキと雨』に続く4作目で初主演になりましたね。
沖田 そうですね、4作目にして初主演で。ずっと「いつか高良くんが主演でやれたらいいな」って思っていたので、『横道世之介』はすごくいいチャンスで。高良くんとだったら思いっきりやれるし、楽しそうでいいなって思って、真っ先に高良くんに声をかけて。
-- 高良くんを起用したくなる理由、魅力って特にどういうところですか?
沖田 まず、僕自身が気持ちいい、リラックスしてやれるっていうのがありますね。僕は仲間内で遊びながらビデオをやって、映画を撮りたくなってっていう風なので、いつもどこかでそういう延長線上にいて、友達と「これ、おもしろくね?」って言いながらやれる感じが好きで(笑)。大人のビジネスとして映画を撮って、これでいいのか分かんないけど、何も言わないでとりあえず終わってしまう、みたいな感じで映画は作りたくないし。そうやって考えると、高良くんとは特に難しい話をするわけじゃないんですけど、至って簡単な話をコミュニケーションを取り合いながら、笑い合いながら世之介を作っていけると思いました。高良くんって、人目も憚らず一人で飯を食いに行くような感じなんですけど(笑)、そういう等身大な感じが世之介とぴったりでもあり。

-- そのあたりは高良くん、昔から変わってないんですか?
沖田 いろんな現場に出てるので若干変わってるんでしょうけど、「沖田組で高良くん」ってなると、「ああ」みたいな(笑)。高良くんも楽しみにしてくれますしね。楽しくやりたい友達って言っていいのかな?そんなんで映画撮ってちゃ本当はいけないんでしょうけど(笑)。高良くんも高良くんでね、こなすように仕事が出来ないタイプなんですよね。難しいですよね、俳優さんは全部自分が映って、ああだこうだ言われるからプレッシャーもあると思うんですけど、その中で「やりにくそうだな」って思えばこっちが悪いんだと思うし、高良くんが素直に動けるものが正しい、むしろ正解を知ってるみたいなそんな感じがいつもするんです。高良くんにはぜひまた僕の作品に出て欲しいって思いますね。
-- 仲間内で「これ、おもしろいじゃん」っていうようなスタンスが沖田さんの監督作品にあるあの独特のゆるさ、間合いなのかなって思ったりもするんですが(笑)。
沖田 ああ(笑)。間とかはね、何となく脚本とかで示唆してるだけで、「これはちょっと間を取ってやった方がおもしろいだろう」っていうのを役者さん達が直感でやってると思うんですよね。だから、取り立てて、「もうちょっと間を」みたいなことはしてないんですよね(笑)。どうしたら一番笑えるかとかおもしろくなるかとかね、本当にそういう単純な考え方でやってるだけなので。
-- 役者さんがそういう風に間合いを取って。
沖田 そうですね。あんまり言わないですよ。よっぽど気になるところとか、こっちが狙ってるっていう時は言いますけどね(笑)。
-- 沖田さんご自身がああいうゆるい空気感の漂う映画がお好きなのかなって思ったりもしていたんですが、そこまでではないんですね(笑)。
沖田 ないですね(笑)。僕は自分の映画がゆるい間だとかっていうことにあんまり自覚がないし、そういう風に撮ってるわけでもないんですけど、わりと野放しに役者さん達がやってるものを見せるっていう方法でやってますね。極端に言うと、カットを切り刻んでやってる監督とはたぶん違うんだろうなっていう風には思うんですけどね。「笑って欲しい」とか「おもしろくね?」ってなってるビデオとか映像の方がリアルに伝わるじゃないですか?でも、笑えるかで考えたら、監視カメラみたいなものが一番おもしろいですよね(笑)。
-- 庶民の日常、生活を描くのがお好きだというのは、昔からですか?
沖田 そうですね。飯食うとか風呂入るとかは僕の映画に結構出て来るんですけど、それは全部生きてるというか・・・庶民感覚を画にしたいだけな気がしますね。僕が一番最初に撮った映画は『オレガノキッチン』っていうタイトルの家族もので。30分くらいの8ミリなんですけど、母親が死んでいろんなことが全部終わったその日の夕飯を残された家族がみんなで作るっていうそれだけの話だったんですけど、初めて撮る映画にしては完全にジジババ臭いっていう(笑)。「小津(安二郎)?」みたいな(笑)、そういう感じが好きなんですよね。
-- 『横道世之介』はさらにそういう感じですよね?(笑)。
沖田 ははは(笑)。そうですね。男の子代表みたいなそういうのがいいなって思ったんですよね。でも、不思議ですよね。80年代の中に出て来る登場人物でどこにでもいる学生っていうのが映画の主人公になり得るって、「今の時代だから?」と思ったりしますけど。
-- 冒頭のシーン、新宿の東口に高良くんがああいう格好で出て来たり、斉藤由貴さんのポスター広告が貼ってあると時代が本当にその時代になりますしね。
沖田 最初の新宿で納得してもらおうと思って、2カットだけCGをがんばって、あとはそこからアイドルの歌でごまかしていくっていう(笑)、何となくのタイムトンネルに入っていくっていう感じでやりましたね。
-- 『奇跡』のDVD発売の際に是枝裕和監督にお話を伺ったんですが、是枝監督も家族の映画をずっと撮り続けていて、「食事のシーンは家族の関係性が出るから、家族を描くには欠かせない」とおっしゃっていて。「でも、食事のシーンは役者さんも食べたりしなくちゃいけないから、撮るのは大変だ」と。さらに「でも、実はご飯を準備してる時とか洗い物をしてる時の方がドラマが動く」っていうようなこともおっしゃっていて。沖田さんはどうお思いなのかなって思うのですが。
沖田 確かに。言われてみるとそんな気がしますね。僕はね、口に物が入った状態でしゃべるみたいな感じが好きなんですよね(笑)。セリフをちゃんと聞き取れるようにしゃべろうとすると、自分がセリフを言い終わって、食べて、相手のセリフを待って、食べてみたいな感じで上手いことやろうとするんですけど、そういう感じじゃない、何かちょっと土臭い感じというか、「所詮、かっこつけてもこんなもんでしょ?」みたいな感じが好きですね。『横道世之介』でも、伊藤歩さんが演じた片瀬千春って、ミステリアスな女性の設定ですけど、どう考えたって消費税払ってるし(笑)。「そんなのあり得るわけないじゃん!」っていうところで、ちゃんと人を捉えたいというか。あんなにトレンディーな登場の仕方をしても、結局は世之介と同じような地方出身者だし、最終的には方言まで出ちゃったりして。僕は人をそういう感じで見たいんですよね。だから、本当は映画にそんなに美男美女が必要ないっていう(笑)。それでおじさん、おばさんに向かうのかもしれないですね(笑)。
-- 『横道世之介』は夏のシーンがすごく楽しい感じでしたね。「スイカ食べたくなるなあ」とか(笑)。あとは、世之介の実家のテレビではナイターが流れていて家族で食卓を囲む感じだったりが日本の原風景のような懐かしさもありましたし。
沖田 懐かしい感じがしますよね。この映画は夏が一番長いので、海辺とかすごい楽しかったですね。でも、撮影自体は4月なんで、実は海とかすごい冷たいんですよね。高良くん、海に入ってますけど、「カット!はい、出て来て、出て来て」みたいなそんな感じで(笑)。

-- 高良くん、『苦役列車』でも海に入って寒い思いしてますよね?(笑)。
沖田 そうそう(笑)。夏っぽく見えるのは撮影の近藤龍人さんのカメラのおかげもありますね。夏の見せ方と春の見せ方とね、季節によって使い分けてくれたので。
-- 夏っぽく見せるために具体的にどんな風にされてたんですか?
沖田 いや・・・それはもはや撮影の人の話でフィルムの感度とかそういうことなので、僕にはちょっと専門的過ぎて。とはいえ、僕は本当は撮影コース出身なんですけど・・・(笑)。全く覚えてないんです(笑)。全然ダメだったな・・・。
-- 高良くんと吉高ちゃんの海のシーンでいい雰囲気だったのに、急に人影が動いて、「難民だ!」っていうシーンがありますよね?あのシーン、『キツツキと雨』のゾンビシーンをフラッシュバックさせました(笑)。
沖田 それはよくスタッフみんなで言ってました(笑)。演出部2人が『南極料理人』からずっと一緒なので、「これはゾンビですね」みたいな感じで言ってたんですけど(笑)。僕もよく知らなかったんですけど、当時の長崎って、「ボートピープル」の事件が結構あったみたいですね。話を聞くと結構えげつなくて、聞きたくないような話もいっぱいあったりして。原作にはその部分も事細かに書いてあります。でもねえ、キスしようとしたら、難民っていう(笑)。笑っていいのか何なのかよく分かんないですよね(笑)。あの2人にしてみたら相当な出来事なんですけど、傍から見たらおもしろいし、どういう感情を持ったらいいのか分かんないですよね(笑)。
-- 思わず笑ってしまいました(笑)。
沖田 僕も笑っちゃったんですけど(笑)、高良くんに申し訳なかったなあって思って。でも、ベトナムとかラオスとかそっちの方の人が観てる時に笑ってたら、相当キレられると思いますけどね(笑)。今話してたら、『横道世之介』は夏の映画な気がして来ました(笑)。僕は春の印象が強くて、「春の映画にしよう」って思って、春に撮ったんですけど、スイカとか蝉がミンミンミンって鳴いててラーメン食べてたりとか(笑)。吉高由里子さん演じる(与謝野)祥子と世之介が出会って、いろいろなことが進んでいくから、夏のイメージが強いのかもしれないんですけど。
-- 豪華なプールのシーンとか(笑)。「お嬢様なんだな」っていうのがよく分かるシーンですが。
沖田 バブルプールね(笑)。
-- 「吉高ちゃんの水着、すごいなあ」とか(笑)、「変な帽子被ってるなあ」とか(笑)。
沖田 そうっすねえ(笑)。何だったんだろう、あれ。でも、あれは、80年代のファッション誌にあったんですよね。

-- 8月7日に本作がブルーレイ&DVD化されますが、【スペシャル版】のブルーレイは【期間限定生産】です。特典の中で「特にこれは」というものを沖田さんからおすすめ頂けますか?
沖田 おそらく、このメイキングは僕がいかにダメだったかが分かるメイキングになってるんじゃないかなっていう予感はしていて(笑)。さっき、そのインタビューがあったんですけど、「みんなに引っ張ってもらいました」っていうようなことを言ったら、「欲しいコメント、ありがとうございます」って言われたので(笑)、これは間違いなく、みんなが「監督、ダメだろう」っていうようなものになっていると思うので、今から楽しみです。って、本当すいません・・・冗談ばっかりで(笑)。あと、監督としては本編からオミットしたシーンはあんまりいっぱいは入れたくないんですけど、泣く泣く切ったシーンもあったので、それはそれで見てもらってもうれしいなと思ったりもしますけど・・・そんな感じです(笑)。
-- 泣く泣く切ったシーンというのは、例えばどんな?
沖田 おばあちゃんが死んだ後、世之介が実家に帰ったら、喪服を着た黒川芽以さん演じる元カノの(大崎)さくらが来て、その後、階段のシーンと港で世之介が誕生日迎えるみたいなシーンがあって。それは2人ともいい風情のシーンだったんですけど、どっちか1つの方が印象に残るっていうことで港の方を泣く泣くカットしたんですけど。「明日、東京帰ろうかな」って世之介が言って、「帰るところ、東京になったんだね」って、さくらが言うっていう。それともうワンシーンくらいがあって、その2シーンが主だと思いますね。『キツツキと雨』はめっちゃくちゃオミットしてるので、もったいないくらいだったんですけど。
-- 沖田さんの特にお気に入りのシーンといいますと。
沖田 本当にいっぱいありますけど、繰り返し観たくなるのは、雪のクリスマスのキスシーンですかね。別にムッツリっていうわけではないんですけど(笑)、キスシーンを撮影するのが初めてで、「どうしたもんか」っていう感じでやったので。すごくいろいろ考えてのあのシーンだったので、各部署の準備も大変だったんですよね。雪を降らせて、7シーンくらいまでやったんですけど、1テイク3回キスするから、20回以上キスしてるんだよなあ、この2人(笑)。仕事とはいえ、「ひどいよなあ」って思ったりして。人間の恋愛を何だと思ってるんだ!知らない男女をキスさせてね(笑)。「何だこれ」って思いますよね。
-- 確かにあの雪のシーンは印象的ですね。
沖田 大変だったし、好きなシーンです。で、あれだけやってオールアフレコなんですけどね、風雪機がある問題で。
-- では、最後にこれからご覧になる方に一言お願いします。ありきたりな質問ですが(笑)。
沖田 劇場で観た人も楽しめるし、観てない人にはぜひ手に取って観て頂きたいですね。本当に決まり文句のようで申し訳ないですけど(笑)、「世之介体験」をしてくれる人が増えてくれるだけでいいなって思ってます。
[関連リンク]
『横道世之介』をご購入の方に抽選で【高良健吾&沖田監督のサイン入りプレスシート】を3名様にプレゼント!
HMV ONLINEで『横道世之介』「ブルーレイ スペシャル版」、「ブルーレイ 通常版」、「DVD」のいずれかをご購入の方に抽選で『横道世之介』【高良健吾&沖田監督のサイン入りプレスシート】を3名様にプレゼント!
【購入対象期間】 (2013/8/7〜2013/8/31 ※8/7以前にご予約の方も対象となります)
【応募対象期間】 (2013/8/7〜2013/9/7)
(当選は賞品の発送をもってかえさせていただきます)
※応募方法:対象商品出荷後に、メールで応募フォームのURLをお知らせ致します。
※HMV本サイト以外からのご購入、非会員でのご購入は特典対象外となります。
※商品出荷のタイミングによっては応募対象期間を過ぎる場合がございますことをご了承下さい。 ※HMVストア(店舗)、HMV Yahoo!店、HMV 楽天市場ストアでのお買い上げは対象外です。
※応募の受付は、終了いたしました。たくさんのご応募、ありがとうございました。
『横道世之介』 予告編
※2014年2月28日までの期間限定生産
★特典1★ 特典DVD
・メイキング(『横道世之介』をつくった人たち)
・ロール集(現場の雰囲気を伝えるロールナンバー集)
※フィルム交換の度に撮影される、ロールNo.を示す映像のことをロール集と名づけました。
・未公開シーン(本編からオミットされたシーン、初公開!)
★特典2★ 『横道世之介』作品解説書(4P)
★特典3★ オリジナルライナーノート(高良健吾・沖田修一監督・西ヶ谷寿一プロデューサーによる紙上コメンタリー!)
★特典4★ オリジナルポストカード(6枚)
★特典5★ 特製ブックケース仕様
【毎回映像特典】 特報/予告編/TVスポット
【ブルーレイ通常版&DVD 共通特典】
【毎回封入特典】『横道世之介』作品解説書(4P)
【毎回映像特典】 特報/予告編/TVスポット
【ブルーレイ通常版&DVD 共通特典】
【毎回封入特典】『横道世之介』作品解説書(4P)
【毎回映像特典】 特報/予告編/TVスポット
※全て予定
■スタッフ
原作:吉田修一「横道世之介」(毎日新聞社 文春文庫刊)/監督・脚本:沖田修一/脚本:前田司郎
音楽:高田漣/主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION「今を生きて」(キューンミュージック)
『横道世之介』製作委員会/企画・製作幹事:日活/制作プロダクション:キリシマ1945/協力:法政大学
■キャスト
高良健吾/吉高由里子/池松壮亮/伊藤歩/綾野剛
朝倉あき/黒川芽以/柄本佑/佐津川愛美/堀内敬子/大水洋介(ラバーガール)/田中こなつ/江口のりこ
眞島秀和/ムロツヨシ/黒田大輔/渋川清彦/広岡由里子/井浦新/國村隼/きたろう/余貴美子
© 2013 『横道世之介』 製作委員会
関連リンク
Japanese MoviesLatest Items / Tickets Information
for Bronze / Gold / Platinum Stage.
ブルーレイ スペシャル版 ※2014年2月28日までの期間限定生産
Yokomichi Yonosuke Special Edition
Price (tax incl.):
¥7,370
Member Price
(tax incl.):
¥6,338
Multi Buy Price
(tax incl.):
¥6,191
%%header%%![]()
%%message%%

ブルーレイ 通常版
Yokomichi Yonosuke
Price (tax incl.):
¥5,280
Member Price
(tax incl.):
¥4,541
Multi Buy Price
(tax incl.):
¥4,435
usually instock in 2-3days
%%header%%![]()
%%message%%

DVD
Yokomichi Yonosuke
Price (tax incl.):
¥4,180
Multi Buy Price
(tax incl.):
¥3,511
Arrival Pending
%%header%%![]()
%%message%%

吉田修一原作「横道世之介」
-
-
Out of Order
-
-
%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

沖田修一監督作他、関連アイテム
-
Kitsutsuki To Ame
Price (tax incl.): ¥6,600
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥5,412Release Date:20/July/2012
-
Kitsutsuki To Ame
Price (tax incl.): ¥6,270
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥5,141Release Date:20/July/2012
-
Kitsutsuki To Ame
Price (tax incl.): ¥5,170
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥4,239Release Date:20/July/2012
-
-
Out of Order
-
-
[kitsutsuki To Ame]original Soundtrack
omu-tone
Price (tax incl.): ¥1,885
Member Price
(tax incl.): ¥1,735Release Date:08/February/2012
-
Deleted
-
-
Limited Edition Nankyoku Ryourinin Special Edition (+DVD)
Price (tax incl.): ¥7,150
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥6,006Release Date:29/January/2013
-
Deleted
-
-
Nankyoku Ryourinin
Price (tax incl.): ¥4,180
Member Price
(tax incl.): ¥3,553
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥3,511Release Date:29/January/2013
-
Nankyoku Ryourinin Tsujyou Ban
Price (tax incl.): ¥4,180
Member Price
(tax incl.): ¥3,553
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥3,511Release Date:23/February/2010
-
The Chef Of South Polar Soundtrack
Price (tax incl.): ¥1,650
Member Price
(tax incl.): ¥1,518Release Date:05/August/2009
-
Deleted
-
-
Oume Kaidou Shoujin Ryokou
Price (tax incl.): ¥3,143
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥2,578Release Date:22/April/2009
-
Deleted
-
-
Kourakuen No Haha
Price (tax incl.): ¥3,143
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥2,578Release Date:22/April/2009
%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

|
|
Items with this icon is eligble for 3 Movie/TV/Anime DVD & BD Get Up to 26% Off |
高良健吾&吉高由里子他、出演者関連アイテム
-
Limited Edition [First Press Limited Edition] Kueki Ressha Blu-ray
Price (tax incl.): ¥6,930
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥5,752Release Date:11/January/2013
-
Deleted
-
-
Limited Edition [First Press Limited Edition] Kueki Ressha DVD
Price (tax incl.): ¥5,830
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥4,839Release Date:11/January/2013
-
Deleted
-
-
Mahoro Ekimae Bangaichi Blu-ray BOX
まほろ駅前 (シリーズ)
Price (tax incl.): ¥20,900
Member Price
(tax incl.): ¥17,974
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥17,765Release Date:24/May/2013
-
Deleted
-
-
Mahoro Ekimae Bangaichi Dvd Box
まほろ駅前 (シリーズ)
Price (tax incl.): ¥16,720
Member Price
(tax incl.): ¥13,376
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥13,376Release Date:24/May/2013
-
Deleted
-
-
Mahoro Ekimae Tada Benri Ken Premium Edition
まほろ駅前 (シリーズ)
Price (tax incl.): ¥6,600
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥5,412Release Date:02/November/2011
-
Deleted
-
-
Mahoro Ekimae Tada Benri Ken Premium Edition
まほろ駅前 (シリーズ)
Price (tax incl.): ¥6,270
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥5,141Release Date:02/November/2011
-
Deleted
-
-
Galileo 2 Blu-Ray-Box
Galileo
Price (tax incl.): ¥31,020
Member Price
(tax incl.): ¥25,126
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥25,126Release Date:25/September/2013
-
Deleted
-
-
Galileo 2 Dvd-Box
Galileo
Price (tax incl.): ¥25,080
Member Price
(tax incl.): ¥20,315
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥20,315Release Date:25/September/2013
-
Galileo Xx Utsumi Kaoru Saigo No Jiken Gu Moteasobu
Galileo
Price (tax incl.): ¥5,170
Member Price
(tax incl.): ¥4,291
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥4,239Release Date:25/September/2013
-
Galileo Xx Utsumi Kaoru Saigo No Jiken Gu Moteasobu
Galileo
Price (tax incl.): ¥4,180
Member Price
(tax incl.): ¥2,717Release Date:25/September/2013
-
Public Affairs Office In The Sky Blu-Ray Box
Price (tax incl.): ¥31,680
Member Price
(tax incl.): ¥26,294
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥25,978Release Date:29/November/2013
-
Public Affairs Office In The Sky Dvd-Box
Price (tax incl.): ¥25,080
Member Price
(tax incl.): ¥20,816
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥20,566Release Date:29/November/2013
-
Ayano Go Run Go Run -Hadaka Ni Shitai Otoko Premium Edition-
Go Ayano
Price (tax incl.): ¥7,700
Member Price
(tax incl.): ¥6,391
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥6,314Release Date:18/September/2013
-
Deleted
-
-
Ayano Go Run Go Run -Hadaka Ni Shitai Otoko Premium Edition-
Go Ayano
Price (tax incl.): ¥6,380
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥5,232Release Date:18/September/2013
-
Deleted
-
-
Saikou No Rikon Blu-Ray Box
Price (tax incl.): ¥31,020
Member Price
(tax incl.): ¥25,747
Multi Buy Price
(tax incl.): ¥25,436Release Date:17/July/2013
-
Deleted
-
-
Saikou No Rikon Dvd-Box
Price (tax incl.): ¥25,080
Member Price
(tax incl.): ¥17,556Release Date:17/July/2013
%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

|
|
Items with this icon is eligble for 3 Movie/TV/Anime DVD & BD Get Up to 26% Off |
