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ダニール・シャフランの芸術(14CD)

Friday, May 31st 2013

ダニール・シャフランの芸術(14CD)

VENEZIAレーベルで発売されていたシャフランの作品を集めたお買い得の限定ボックス。
 現在の鑑賞に堪えうる音質の良いものを選んだとの事ですが、音源はマスター・テープ、オリジナルLP、放送用音源など多岐に及び、非常に古い音源も含まれています。つきましては、マスターに起因する聴き苦しい箇所が聴かれます事ご了承ください。
 また、ライヴ録音が多数含まれている関係で、年代に問わずモノラル録音が多く含まれております。
 録音年代の記載は、2001年にロシアで出版され高い評価を得ているシャフランの評伝「チェロ独奏 Cello solo」著:A.Vargaftikほか、の検証に基づいています。
 装丁は紙ジャケットです。(arbre)

【許光俊の言いたい放題 第125回「驚異のシャフラン」より】
 すごい。他のチェリストがみんな吹っ飛んでしまうくらいの圧倒的な魅力がある。まさかこれほどまでとは想像だにしなかった。とにかく自由自在なこと。繊細にして大胆。雄大にして親密。熱いのに下品ではない。一見すると奔放なのだが、たとえばテンポは意外なほど動いていない。音色や強弱の幅が極度に広いために、テンポまで動いているように聞こえてしまうのだ。しかし、テンポが動かないからこそ、伴奏とのアンサンブルが崩れない。きわめて正直なところ、私はロストロポーヴィチだろうが、フルニエだろうが、カザルスだろうが、シュタルケルだろうが、聴くうちに退屈していた。が、シャフランだけはまったく退屈しない。それどころか夢中になって聴いてしまうのである。聴く者をわしづかみするような歌の力。鮮烈な強弱。すばらしく濃い音色。恍惚とした表情や情熱的な高揚は、デュ・プレも真っ青の陶酔美だ。その一方で、気味の悪い音色。動物的なリズム。変幻自在の呼吸。シュニトケ作品に見られるような驚くほどの遊び。チェロがヴァイオリンのように軽々と踊る。名人、達人というよりも、魔神と呼んだほうがよさそうだ。ラフマニノフだろうが、バッハだろうが、フランクだろうが、ハイドンだろうが、何を弾いても演奏家の個性はあまりにも明白。これを知ってしまうと、他のチェリストはすべて愚鈍に感じられるかもしれない。私は、シャフランの特徴を聞いて、おそらくイヴリー・ギトリスのような演奏家なのだろうと想像していたが、とんでもない、桁違いである。

【収録情報】
Disc1
・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007

 1970年モスクワでの録音

・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
 1974年モスクワでの録音

・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011
 1974年モスクワでの録音

Disc2
・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番二短調 BWV.1008

 1973年モスクワでの録音

・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
 1969年モスクワでの録音

・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012
 1974年モスクワでの録音

Disc3
・J.S.バッハ:チェロ・ソナタ第1番ト長調 BWV.1027
・J.S.バッハ:チェロ・ソナタ第2番ニ長調 BWV.1028
・J.S.バッハ:チェロ・ソナタ第3番ト短調 BWV.1029

 アンドレイ・ヴォルコンスキー(チェンバロ)
 1968年4月モスクワでの録音

Disc4
・J.S.バッハ:チェロ・ソナタ第3番ト短調 BWV.1029

 マリア・グリンベルグ(ピアノ)
 1950年代の録音(モノラル)

・フランク:チェロ・ソナタ(ヴァイオリン・ソナタ)イ長調
・ドビュッシー:チェロ・ソナタ

 アントン・ギンズブルグ(ピアノ)
 1970年3月モスクワでの録音

Disc5
・ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 op.38
・ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 op.99

 フェリクス・ゴットリーブ(ピアノ)
 1981年6月18日録音

Disc6
・シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821

 フェリクス・ゴットリーブ(ピアノ)
 1979年録音

・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 op.5-1
・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調 op.5-2

 アントン・ギンズブルグ(ピアノ)
 1973年録音

Disc7
・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調 op.69
・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調 op.102-1
・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番ニ長調 op.102-2

 アントン・ギンズブルグ(ピアノ)
 1973年録音

Disc8
・ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 op.19

 ヤコフ・フリエール(ピアノ)
 1956年12月6日録音(モノラル)

・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『プルチネッラ』から5曲
 アントン・ギンズブルグ(ピアノ)
 1975年録音7月モスクワでの録音

Disc9
・ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ 二短調 op.40

 ドミトリー・ショスタコーヴィチ(ピアノ)
 1946年11月12日録音(モノラル)

・ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ op.147(シャフランによるチェロ編曲版)
 アントン・ギンズブルグ(ピアノ)
 1977年6月モスクワでの録音

Disc10
・カバレフスキー:チェロ協奏曲第1番ト短調 op.49

 モスクワ放送交響楽団
 ドミトリー・カバレフスキー(指揮)
 1954年録音(モノラル)

・カバレフスキー:チェロ協奏曲第2番ハ短調 op.77
 レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
 ドミトリー・カバレフスキー(指揮)
 1967年録音(モノラル)

Disc11
・プロコフィエフ:チェロ協奏曲ホ短調 op.125

 ソ連国立交響楽団
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
 1961年1月8日、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音(モノラル)

・チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲イ長調 op.33
 モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
 キリル・コンドラシン(指揮)
 1949年録音(モノラル)

Disc12
・J.C.バッハ:チェロ協奏曲ハ短調

 ソ連国立交響楽団
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
 1961年1月8日、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音(モノラル)

・ハイドン:チェロ協奏曲ニ長調 op.101
 ソ連国立交響楽団
 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
 1962年9月モスクワでの録音

Disc13
・シューマン:チェロ協奏曲イ短調 op.129

 ソ連国立交響楽団
 アルヴィド・ヤンソンス(指揮)
 1974年5月23日、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音(モノラル)

・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 op.104
 モスクワ・フィルハーモニー
 マリス・ヤンソンス(指揮)
 1980年9月26日、モスクワ放送大ホールでのライヴ録音

Disc14
・サン=サーンス:『動物の謝肉祭』から「白鳥」

 エミール・ギレリス(ピアノ)
 1951年11月2日モスクワでの録音(モノラル)

・ボッケリーニ:アダージョとアレグロ
・ブラームス:ハンガリー舞曲第20番ホ短調
・クライスラー:ボッケリーニのスタイルによる『アレグレット』
・ポッパー:タランテッラ ト長調 op.33
・ポッパー:ヴィトー (Spanish Dance) op.54-5
・チャイコフスキー:『四季』から「秋の歌」 op.37-10
・チャイコフスキー:『なつかしい土地の思い出』から「メロディ」 op.42-3
・チャイコフスキー:6つの小品から「感傷的なロマンス」 op.51-6
・シューベルト:即興曲第3番変ト長調 op.90, D.899

 ニナ・ムジニャン(ピアノ)
 1950年代の録音(モノラル)

・シューベルト:アヴェ・マリア
 アントン・ギンズブルグ(ピアノ)
 1973年、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音(モノラル)

・ドビュッシー:小組曲から「メヌエット」
 アントン・ギンズブルグ(ピアノ)
 1970年3月19日録音

 ダニール・シャフラン(チェロ)

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The Art of Daniel Shafran (14CD)

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The Art of Daniel Shafran (14CD)

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Release Date:10/July/2013

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