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【特集】 ベツレヘム・レコード 〜原田和典さんに訊く〜 [前編]

Wednesday, March 13th 2013



 1953年の秋にガス・ウィルディによって設立され、64年に活動を停止するまでの11年間、延べ200枚以上のアルバムをリリース。ニューヨークを拠点に、西海岸にもオフィスを構え、イーストコーストとウエストコースト両方で数々の傑作を残し、独立系ジャズ・レーベルの先駆けとなった「ベツレヘム・レコード」

 クリス・コナー『バードランドの子守唄』、マル・ウォルドロン『レフト・アローン』、ニーナ・シモン『リトル・ガール・ブルー』など、今昔日本でも人気の高い名作たちが、久しぶりに国内盤で復刻。2012年12月の[第1期] に続いて、今回の[第2期] では、世界初CD化を多数含む、ベツレヘムを知る上で避けては通れない重要タイトルがズラリ!

 「ベツレヘム」という名前を初めて聞いた、あるいは知っていてもなかなか踏み込んで聴く機会がなかった・・・という方のために、このたび復刻の監修・解説を手掛けられた、元ジャズ批評編集長でもある音楽ライター 原田和典さんにお話を伺ってまいりました。

開口一番、「ベツレヘム、漢字一文字で表すと、”別” !!」、ということで。 


インタビュー/文・構成:小浜文晶



ベツレヘムは、色々な味がたのしめる、おいしいお弁当みたいな感じですよ。


-- 「ベツレヘム・オリジナル・アルバムズ・ストレート・リイシュー・シリーズ」の [第2期] 発売を迎えるにあたりまして、ここでベツレヘム・レーベルの魅力などを、監修・解説をされている原田さんに色々とご教授いただきたいなと思っております。というわけで、本日は宜しくお願いします。

 宜しくお願いします。ベツレヘムってものすごくバランスのいいレーベルなんですよ。1960年代ぐらいまでのジャズの色々なスタイルの、色々なおいしいところが集まっている。例えるなら、何十品目も入ったおいしいお弁当(笑)。


-- (笑)豪華幕の内とか満漢全席みたいな。

 そうです。しかも低カロリー(笑)。だから、黒人・白人、西海岸・東海岸、アメリカ・ヨーロッパ・オセアニア問わずに、ディキシーランド・ジャズがあって、ビッグ・バンドがあって、ヴォーカルがあって、ウィズ・ストリングスがあって、モダン・ジャズがあって、本当にありとあらゆるメニューが並んでいる。このバランスのよさが何といっても魅力ですね。

 あとはやっぱりジャケットの良さだったり、録音だったり。ベツレヘムには、いわゆる“マイナー・レーベル感”っていうものを僕は感じないんですよ。トランジションのようにオリジナルLPのレーベル(曲名部分)が剥がれやすいということもないし、盤面もストラタ=イーストのオリジナル盤のようにボコボコしていない。でも “手作り感” はしっかりあるっていう。  


-- すべてにおいてバランスのよさがある。

 だから、頑固一徹に「ウチは味噌煮込みうどんしか出さないよ!」っていうことではなくて(笑)、色々な味がたのしめる、おいしいお弁当みたいな感じですよ。

 昔、僕がジャズ批評にいたとき、「決定版ベツレヘム・ブック」という書籍が出まして。 


長らくヴェールに包まれてきた“最後の幻の名盤”の宝庫といわれるベツレヘム・レーベルの全作個別解説付きディスコグラフィー。カラーページでは超レアな10インチ・アルバムを紹介。その他レーベル史等見どころ・読みどころも充実の永久保存版。ジャケット展覧会(バート・ゴールドブラットの芸術 / 10インチのアート / ベツレヘム・ヴォーカルの粋 / 12インチの多彩な表情 / コンピレーションの快楽)、解説付ベツレヘム・データ・ファイル(LP:10インチ・シリーズ / LP:デラックス・シリーズ [12インチ] / LP:5000番台シリーズ [12インチ] / LP:6000番台シリーズ [12インチ] / 7inch:EP盤リスト / シングル盤リスト)を掲載。

-- たしか2000年ぐらいでしたよね。

 僕は雑誌の編集長だったから書籍の方にはほとんど関わっていなかったんですけど、サブ・タイトルにもなっている「おいしいジャズ」っていうキャッチフレーズだけは、考えたはずですよ。とにかくおいしいんだっていう。

 例えば、ブルーノートとか初期のプレスティッジとかのレコードって、やっぱりオーナーの趣味がすごくハッキリ表れているんですよね。極端に言えば、その好みをお客さんに押しつけてナンボというか。「オレはこれが好きだから、オマエたちもこれを好きだよな。だから聴け!」みたいにガァーッとくるわけですよ(笑)。クレフ、ノーグラン、初期のヴァーヴにしてもそう。オーナーのノーマン・グランツは「自分の趣味をひとに押し付ける天才」です。


-- でも、ベツレヘムはそうではないと。

 「こんなのもあるし、こんなのもありますよ。もしよかったら、お好きなものをどうぞ」って、お客さんに優しいんですよ。勿論、「オレのおすすめを聴け!」っていう感じも僕は大好きで、日ごろ他人には自分の好みをどんどん押し付けてますけど(笑)。まぁ、冷静になって考えるとそれは必ずしも歓迎されることではないのかもしれない。

 でもそういうときに、ふとベツレヘムのものを聴くと優しい気持ちになれるというか、「一歩引いて、他人の気持ちを考えてみないといけないな」って、一瞬反省させてくれるところがあって(笑)。ベツレヘムの音楽って、すごく“撫で肩”なんですよね。


-- お仕着せがないというか、むしろ「気になった人だけが手に取ってくれれば」という余裕すらあるような。

 うーん・・・「ジャズひとすじのファナティック」に照準を絞るのではなく、「ジャズも聴く音楽ファン」のことも考えて作品作りをした、という感じを受けますね。グスタフ・ウィルディ(ガス・ウィルディ)っていう人が、ベツレヘムのオーナーだったんですけど、調べてみるとどうも、いわゆる「ジャズが好きで好きでたまらない」っていうタイプの人じゃなかったらしいんですよね。


-- あぁ、そうだったんですねぇ。

 元々は株屋さんだったみたいで。かといって、音楽にまったく興味がなかったかというと、そうでもなく。だからこそ、こういうレーベル事業を立ち上げたわけですから。「まずはビジネスとして成り立つもの」っていう考えが前提にあったのかもしれません。

 でもそれは、別に何でもかんでも金にするみたいなことではなくて、むしろ逆に、「末永く売れる、末永く愛されるモノを作ろう」っていうこともしっかり考えていたんじゃないかなって思うんですよ。これは完全に僕の推測なんですけど。

 なぜなら、ベツレヘムの設立は1953年後半、商品が全米のレコード店やスーパーに並び出したと思われるのが54年。55年ぐらいになるとロックンロールがノシてくる。ということは、どう考えてもロックンロールのシングル・レコードをガンガン売った方が儲かるわけですよ。だけどベツレヘムは、SPや17cmシングルやEPもそれなりに出していましたけど、それよりもLPフォーマットを重視していた会社だったし、その時々の流行りモノばかりに手を付けるというよりは、やっぱりタイムレスなものをしっかり作って出していきたいっていうのが、ビジネス感覚とは別にあったんじゃないかなって。「ポピュラー・シリーズ」と銘打っていくらかムード音楽やブルースを出してもいますけど、そんなにいっぱいあるわけでもない。


-- ベツレヘムが発足した1953年前後、当時の本国アメリカでは「注目の新興レーベル」みたいな感じで話題になっていたんですか?

 なっていたと思いますよ。少なくとも文献なんかには「クリス・コナーのレコードはとっても売れた」っていうことが書いてあるんですよね。実際ヒットしたんだと思います。その辺は「ジャズワックス」というウェブサイトに載っているクリード・テイラーのインタビューが参考になりますね。クリードは当時、ベツレヘムのプロデューサーでしたから。

 1953、54年ぐらいにジャズのレコードが「とっても売れた」なんて言われたことはほとんどなかったはずなので、多分コアなジャズ・ファンだけじゃなくて、普通に流行歌が好きな人たちも、クリス・コナーのレコードを買って楽しんでいたんじゃないでしょうか。


スタン・ケントン楽団を退団後、ソロ・アーティストとして人気を獲得した女性ジャズ・ヴォーカリスト、クリス・コナー。ベツレヘム3部作品の代表作品であり彼女のキャリアでも最高傑作の誉れ高い名盤。ジョージ・シアリング作のスタンダード「バードランドの子守唄」の数有るカヴァーの中でも最も有名な一枚。2作品目は、J.J.ジョンソン、カイ・ウィンディングらが参加した『ディス・イズ・クリス』(1955)、3作品目は、ミディアム〜スロー系作品を中心にまとめられた『クリス』(rec.1953/54)。

-- ジャズの専門レーベルから出たレコードが一般的に広く聴かれるということは、当時あまり前例がなかったことだったり。

 いいえ。ミルト・ゲイブラーのコモドア・レーベルができたのが、確か1938年。39年に録音されたビリー・ホリデイの「奇妙な果実」は相当、売れているはずです。実売数を示した資料を見たことはありませんが、少なくともこの歌を聴いて「自殺者が出た」という都市伝説はある。大多数の人々が知っているという前提があってこそ、都市伝説が生まれる。つまり、そのくらい知られていた、売れていたと考えられるわけです。


-- ちなみによく耳にするのは、マル・ウォルドロンの『レフト・アローン』は当時アメリカではそこまでヒットせず、逆に日本ではとてつもなく人気が高かったと。

 よく聞きますよねぇ。アメリカ盤LPの初回プレス、どのくらい出回ったんでしょうか・・・。でも恐らくベツレヘム側には「売れないだろうなあ」と思って出したという気持ちは薄い。シングル盤もリアルタイムで出てますからね。A面が「レフト・アローン」、B面が「キャットウォーク」で、それぞれ3分程度の短縮ヴァージョン。「これは売れるぞ」と思ったからベツレヘム社もシングル・カットしたわけで、ラジオでオンエアされたことは結構あったかもしれませんね。当時のベツレヘムの親会社の、オハイオにあるキング・レコードはラジオDJとの結びつきが強かったはずなので。でもまぁ、『レフト・アローン』にかぎらず、ベツレヘムって日本と不思議な縁があって、1957年ぐらいにもう最初の国内盤が出てるんですよ。講談社系列のキングレコードから、「ロンドン・レコード」の商標を使って。ハービー・マンのEPとかレッド・ミッチェルの10インチ盤とか。そのあと東芝音楽工業に原盤権が移って、今度はクラシックで有名な「エンジェル・レコード」の商標が使われた。そこで初めて『レフト・アローン』が日本で発売されたんですね。それが1961年。ただ当時の雑誌とかの評価はまったく良くないんですよ。僕もこの東芝盤の現物を見たことはない。きっとほとんど売れなかったんだと思います。

 だけど60年代の終わりに、同じ東芝音楽工業から「ステーツサイド・レコード」の商標で再発されるんですよ。ジャケットを替えて。「幻の名作が復活!」というキャッチコピーも付いていたはずです。だから、『レフト・アローン』が初めて日本で紹介された1961年から、復刻される68、9年までの間に、日本の音楽業界で何かがあったんですよ。果たしてそこで一体何があったのか! っていう(笑)。で、いわゆる世界のポピュラー音楽界でも、この8年間に大きな変化があった。それは「ビートルズ」です。1961年にはリバプールやドイツでちょっと知られていただけの不良バンドが、その7年後にはとんでもなく巨大な“文化”になっていた。それと『レフト・アローン』に対する評価の変化に関係があるのかないのか、多分ないけど(笑)。


晩年のビリー・ホリデイの伴奏ピアニストとして知られるマル・ウォルドロンが亡き彼女を偲んで録音したマルの日本で最も人気の高い名盤。ジャッキー・マクリーンの咽び泣く様なアルト・サックスも素晴らしい名演。ビリー・ホリデイというジャズ史上稀に見る個性とともに在り、それを失った“喪失感”がマルに天与の才能にプラスした「閃き」を与えた、ベツレヘムを代表する人気盤。ラストは、マルがビリーとの思い出を語る、「ビリー・ホリデイを偲んで」と題されたインタビュー。本盤には、ステレオ/モノの両方を収録。モノマスターはCDでは初。

 評価の上昇には、ジャズ喫茶の効果もあったでしょうね。はがき1枚が5円や7円のときに、レコードは2000円以上もした。そんな高価なものを、家庭では出せない音量で、しかも仲間たちとライヴさながらに聴けるのがジャズ喫茶。ジャズの普及に対する貢献には絶大なものがあります。70年代に入ってからベツレヘムはポリドールから発売されるようになって、その次がCBSソニー、トリオ・レコード、日本コロムビア、そして東芝EMIと、その都度『レフト・アローン』は各社から再発されて、さらに名盤扱いされていくわけですよね。


-- 元々はビリー・ホリデイが書いていた詞に、マル・ウォルドロンが伴奏を付けたものだったとか、そうじゃないとか・・・

 ビリー・ホリデイが歌ったことがあるっていう説もあるし、歌う前に死んじゃったっていう説もあるし、そこは謎ですね。タイムマシンがあればなぁ。


-- そういう謎めいたところも魅力のひとつだったり?

 いやぁ、あの演歌っぽいメロディが単純によかったりするんじゃないですかね(笑)。僕もあの曲、好きだもの。寒い夜、ひとりでおでんの大根なんかをほおばりながら聴くと雰囲気出ますよ。でも「レフト・アローン」の名誉のためにいうと、別に日本だけで人気があるっていうわけじゃなくて、エリック・ドルフィーはヨーロッパ公演でも演奏しているし、ジョニー・グリフィンとかアビー・リンカーンとかテリ・ソーントンとか、色々な人がやってます。

 ただ『レフト・アローン』は不思議なレコードですよね。最後にしゃべりが入っていたりして。びっくりしますよね。いきなり語られてもなぁって(笑)。ああいったインタビューが突然入っている同時代のジャズのレコード、少なくとも僕は他に知りません。


-- なんなんでしょう、あれは(笑)。

 やっぱりその辺がベツレヘムの不思議なところというか、他のジャズ・レーベルにはない部分というか。ベツレヘムってひとくちに言われてますけど、例えば、クリード・テイラーリー・クラフトチャック・ダーウィンと、プロデューサーが何人もいて、時代ごとに入れ替わっています。さらに1958年に、講談社じゃないほうの、ももクロ春日八郎がいないほうの、米国オハイオのキングレコードに持ち株半分を譲って、60年には完全にキングの子会社になるわけなんですけど、その時代には、ヴィブラフォン奏者のテディ・チャールズが主なプロデューサーを担当しているんですよ。その時々でのプロデューサーの視点が勿論、作品に反映されていると考えるのは当然ですよね。

 しかもマル・ウォルドロンテディ・チャールズの演奏仲間でもありましたから。チャールズの登場を境に、登場人物が本当にガラッと変わるのがベツレヘムの特徴でもあって、その中のひとつが『レフト・アローン』だったということです。


ベツレヘムでの『レフト・アローン』をはじめ、50年代にプロデューサーとして活躍、実験的なサウンドを数多く試みたヴィブラフォンの鬼才テディ・チャールズ。1956年アトランティックに吹き込まれたリーダー盤『テンテット』は、アート・ファーマー、ジジ・グライス、マル・ウォルドロン、J.R.モンテローズ、ジミー・レイニーらを擁する10人編成のバンドを率い、またアレンジャーにはギル・エヴァンス、ジミー・ジュフリーが並ぶ、プログレッシヴなアンサンブルが繰り広げられた名盤。チャールズ・ミンガス参加のカルテットで構成された”もう一枚の代表作” 『ワード・フロム・バード』も今年初CD化されている。2009年には久方ぶりのリーダー・アルバム『Dances With Bulls』をSmallsからリリースしている。2012年死去。

-- レーベル自体の存続というのは?

 64年まで続いたと思いますよ、おそらく。品番を見るかぎりでは。 


-- それほど長く続かなかったのには、何か具体的な理由があったとか。

 グスタフ・ウィルディのインタビューというものがあるんですけど、それを読むと「ただ単にレコード作りに意欲をなくした」と書かれていて。そもそもキングレコードに全部売却した時点で彼は制作から退いているので、「そのあとの事はよく知らない」みたいなことを言ってるんですよ。グスタフが退いた後はテディ・チャールズがプロデューサーをすることが多かったんですけど、そのテディ・チャールズも退いてしまい、なんとなく次が出なくなったということなんでしょうね。それに親会社のキングはR&Bで儲けてましたから。62年は全米にツイスト・ブームが巻き起こった年で、キングはハンク・バラード&ミッドナイターズの「ザ・ツイスト」を売り上げた。ジェームス・ブラウンのベストセラー『ライヴ・アット・アポロ』も、この年の収録です。 


-- 株屋さんをやっていただけに“切り上げる”タイミングもハナからそれなりに見計らっていたのかもと、この短命さに対して邪推してしまうところもあるのですが。

 僕は株、やったことないからなあ・・・。ただ調べてみると、その後も商標は残っていて、ジェームス・ブラウンオーティス・レディングのいくつかの音源がベツレヘムのシングル盤として出ているんですよ。  


-- えっ、そうなんですか!?

 あと、69年にディー・フェリスっていうジャズ・ピアニストが、ジェームス・ブラウンのプロデュースでベツレヘムから『イン・ヒート』っていうアルバムを出しているんですよ。だから完全に活動を停止したわけじゃないっていう何とも不思議な感じで・・・ まぁ、何となく活動は続いていたんでしょうね、本当に何となぁく(笑)。もう「ベツレヘム」というのはレコードの刻印だけで、50年代のベツレヘムとはまったく結び付かないものですけどね。 


ジェームス・ブラウンが発掘し、自身のアルバム『Gettin Down To It』のバックバンドとして起用したジャズ・ドラマー、ディー・フェリス率いるジャズトリオ、ディー・フェリス・トリオ。彼らの唯一のアルバムとなる1969年録音のベツレヘム盤『イン・ヒート』は、JBプロデュース作品であるにも関わらず純度の高いジャズボッサで占められている。JBヴァージョンで有名な「There Was A Time」以外は当時のポップス・ヒット作品のカヴァーという異色作。ボーナス・トラックとして「There Was A Time」の別ヴァージョン、7インチ・オンリーの人気曲「Nightingale」を収録。

-- そもそも今回のストレイト・リイシュー企画の発起人というのは?

 それはウルトラ・ヴァイヴの蔵元さんです。「ベツレヘム・リイシューの監修どうですか?」っていきなり言われて。すごく嬉しかったから、「やります!」ってもう二つ返事です(笑)。 

(ウルトラ・ヴァイヴ担当・蔵元氏) ウチが権利を獲得したこともあって、リイシューする際、誰かに監修をしてもらおうっていうときに、原田さんの名前がパッと浮かんで、お願いしたんですよ。選盤もすべてやっていただいて。

 ただ、ヴォーカルものの解説に関しては、高田(敬三)先生にも是非お願いしたいなと思って、書いていただいています。


-- セレクト自体は、完全に「原田和典セレクト」になっていて。

 一応そういうことにはなりますけど・・・でも、単純に自分がCDで持っていたいものも結構ありますしね、選んだ中には。あとは、持っているけど改めて皆に聴いて欲しいもの。ベツレヘムの主義とはまったく反するんですけど、自分の好みを押し付けたわけですよ(笑)。 


-- 各30タイトル、全3回のシリーズになるんですよね?

 本当は、10回ぐらいはいきたいんですけどね。あ、でもそんなにベツレヘムのカタログってないか(笑)。 


-- (笑)200枚前後だったかもしれないですね。それでも「200分の90」なので、選りすぐるのは結構しんどいんじゃないかなと思うんですけど。

 半分ぐらいですか・・・どうなんでしょうねぇ。でも、いずれにせよ監修をお願いされた以上は、僕としても売れて欲しいと思いますし、続けなければいけないというか・・・続けたいんですよ。そうなるとやっぱり『レフト・アローン』とか、いわゆる有名盤を持ってきたほうがキャッチーではあるだろうとは思いました。そこで良い成績が出れば、[第2期] [第3期]につなげることができますから。 


-- シリーズ存続を考えればある意味当然の選択でしょうし。でも、しっかり原田さんセレクトならではのカラーになっているような気もしますよ。例えば原田さんにとって「ベツレヘムといえばコレでしょ」みたいなアルバムというと?

 ハル・マキュージックの『イースト・コースト・ジャズ・シリーズ No.8』ですね。この「イースト・コースト・ジャズ」っていうのがまた独特なんですよ。いっぽうで「ウエスト・コースト・ジャズ」って呼ばれている、50年代のカリフォルニアでスタン・ケントン楽団、ウディ・ハーマン楽団出身、レス・ブラウン楽団出身の若手が核になってやってた音楽がありますよね。ユダヤ系、イタリア系、ドイツ系、いろいろで構成されているけれど、基本的には、いわゆる「白人」中心です。あの辺の音楽って僕の中では、「映画のサウンドトラックをやってる人たちによるジャズ」なんですよ。それこそハリウッド映画の、「黄金の腕」とか「乱暴者(あばれもの)」とか。 

 一方、「イースト・コースト・ジャズ」はどういうものかっていうと、CBSとかNBCとかニューヨークの放送局のスタッフ・ミュージシャンが中心になってやってるジャズという解釈。年齢は必ずしも若いというわけではなくて、いわゆる「黒人」の比率も低いわけではない。そこが僕の中では分かれているんですよ。


ベツレヘムのカナログの中でもシリーズ化した異色作品「イースト・コースト・ジャズ・シリーズ」の8作品目としてリリースされた、アルト・サックス奏者ハル・マキュージックの代表作にしてベツレヘム・カタログ中でも屈指の名作。バリー・ガルブレイスのセンスのいいギター・オブリガードも秀逸。温かく心にしみる音色はモダン・スイング系ギターの中でも出色の響きを持っている。プロデュースはクリード・テイラー。


 じゃあ、そのイースト・コースト・ジャズがたっぷり聴けるのはどこのレーベルかっていうと、まずベツレヘム、それからドーン(Dawn)、コーラル(Coral)、デッカ(Decca)、ABCパラマウント(ABC Paramount)、あとはRCAビクター(RCA Victor)。僕にとっては大体この辺がイースト・コースト・ジャズの名門になるんですよ。で、こういったイースト・コースト・ジャズのサウンドって、ウエスト・コーストに比べると、どこか沈んでいるんですよね。


-- 沈んでいる?

 淀んでいるっていうのか、グレーな感じなんですよ。僕の中では。同じ楽器編成でも、ウエストのショーティ・ロジャースが複数の管楽器に対して使うハーモニーと、イーストのボビー・スコットが複数の管楽器に対して使うハーモニーを譜面にとったら、違いの響きは歴然としているはずです。はっきりいえばイースト・コースト・ジャズのほうが「渋い」し「明るくない」。だけど聴けば聴くほど僕なんかはすごいおもしろくって。特にハル・マキュージックの盤は、もう本当に最高なんですよ。ギターがバリー・ガルブレイスっていう名手で、このギターとサックスの絡みはとんでもなく新鮮ですね。

 ミキシングもすごく凝ってる。それは原盤の裏側のライナーノーツにも書いてあって、ようするに、サックスとギター、クラリネットとギターのコンビネーションをいかに聴かせるか。ステレオがまだ実用化されていないモノラルの時代に立体感をどうやって出すかがすごく綿密に考えられているんですよ。プロデューサーはクリード・テイラー。のちのCTI仕事、あるいはグラミー賞を獲ったスタン・ゲッツ『ゲッツ/ジルベルト』のプロデュースでよく知られている人ですね。そして録音がトム・ダウド。  


-- おおっ! ていう感じですよね。特にロック好きの人なんかにしてみると。

 「《いとしのレイラ》をミックスした男」というドキュメンタリー映画がありました。だから、クリード・テイラートム・ダウドっていう、その後にどんどんポップになっていく人たちが手掛けるジャズは、こんなにも優しくてたのしくて聴きやすいんだっていう。それがすごく出ているのが、マキュージックの『イースト・コースト・ジャズ・シリーズ No.8』ですね。


クリード・テイラー (Creed Taylor)
ベツヘレム、ABCパラマウント〜同社内に立ち上げたインパルス!、ヴァーヴなどを経てA&Mに移籍し、1967年にCTI(Creed Taylor Issue)を設立。70年にCTIはA&Mから独立し、正式名称を「Creed Taylor Incorporated」に変更。83年に倒産するまで、同レーベルにて多数のヒットを作り出した。74年には、より黒人マーケットを意識したクドゥ(KUDU)を設立している。CTIは、ジャズのイージーリスニング/大衆化を図り、フュージョン勃興以前にクロスオーバー・ブームの先がけとなった。また、アントニオ・カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルトなどブラジルのミュージシャンを起用し、ボサノヴァをアメリカで普及させた。ヴァーヴ時代にプロデュースした1963年の『ゲッツ/ジルベルト』は翌年のグラミー賞を受賞している。
トム・ダウド (Tom Dowd)
アメリカのポピュラー音楽界を語る上で欠かせないプロデューサー/エンジニア。ベツレヘムでわずかの期間レコーディング・エンジニアを務めた後、アトランティックに移籍し、50〜60年代には、レイ・チャールズ、オーティス・レディング、ジョン・コルトレーンをはじめ数多くのR&Bやジャズ・アーティストの作品に関わった。60年代後半からは、プロデューサーとしてクレジットされることも多くなり、アレサ・フランクリン諸作でヒットを飛ばす。この頃からロックの仕事も増えていき、70年代前半には、マイアミの「Criteria Recording Studios」を拠点として、オールマン・ブラザーズ・バンド、デレク・アンド・ザ・ドミノス、エリック・クラプトン、70年代後半には、ロッド・スチュワートなどのアルバム制作に関わった。2002年死去。2003年にはトムの生前から企画されていたドキュメンタリー映画が公開され、2006年『トム・ダウド / いとしのレイラをミックスした男』という邦題で日本公開された。

 マキュージックは、50年代の終わり頃からレコーディングが途絶えるんですよ。だから「幻のミュージシャンだ」なんて言われるんですけど、実はまったくそうではなくて、ツアーに出なかっただけで、放送局の専属ミュージシャンをしたり、レッスン・プロ的なこともやっていたんですね。80年代にマイルス・デイヴィスのバンドで活躍したボブ・バーグっていうテナー・サックス奏者も、この人の教えを受けていて。マキュージックは、いわゆるサックス奏法の大巨匠なんですよ。『イースト・コースト・ジャズ・シリーズ No.8』では、アルトとクラリネットだけなんですけど、テナーも吹いているアルバムもあるし、どれもメチャクチャ上手い。ジャズの場合、「上手いことが面白さにつながらない」こともありますけど、上手くておもしろくて、しかもフレーズが歌っている。こんな人、なかなかいないよって思いますね。  


-- [第1期] にラインナップされていてもおかしくなかった?

 ただ『レフト・アローン』が入っているんで、さすがに霞んじゃうだろうなと思って、[第2期]のトップに回してきたんですよ。「まずはコレを聴け!」って感じですね(笑)。本当に素晴らしい。今、気づいたんですけど『レフト・アローン』もマキュージックも緑ジャケですね。緑推しは必携ですね。 


-- ちなみに、原田さんが最初に聴いたベツレヘムのレコードって何だったんですか?

 何だったかなぁ?・・・ いや、事前に色々と思い出してみたんですけど、実は僕、「ベツレヘムっていいなぁ、素晴らしいなぁ」って実感したのは90年代に入ってからですよ。「決定版ベツレヘム・ブック」が出る少し前から、EMIさんからいっぱいリイシューされて、それを順ぐりに聴いていったときに「ベツレヘムってこんなに色々なものがあって、おもしろいなぁ」って強く感じたんですよね。それ以前は正直それほど聴いていなくて。なぜかというと、僕は昔、あまりヴォーカルに興味がなかったし、白人ミュージシャンのジャズにもほとんど関心がなかったから。 

 それがEMIの大量復刻を一枚一枚聴いていくうちに、だんだんおもしろくなってきて。まさに世界が広がったっていうことですよね。それまでは本当に黒人系のハードなものばかり聴いていたんで。


-- じゃあ例えばメル・トーメのようなものには見向きもせず・・・

 もちろん聴いたこともあって、ライヴを取材したこともありましたけど・・・ただ、メル・トーメってこんなに歌詞をひとつひとつ大切に歌う人なんだなっていうこととか、当時は全然分からなかった。もっと言えば、僕の英語に対する聴き取り能力だとかも、十何年前より今のほうが、少しだけど向上しているはずですし。音楽に対する好みの幅も、当時とは比べられないほど広がっている。まぁ誰だってそうですよね。毎日進化というか変わっていくわけですから。なので、より自分の感性や聴き方が豊かになった結果、ベツレヘムの幅広い良さがだんだんと分かってきたっていうのはありますね。

 メル・トーメ、今聴くと素敵だなって思いますよ。韻の踏み方がスゴいなぁとか。あの柔らかい声質に合わせたバックのマーティ・ペイチによるアレンジ、例えばホルンの動かし方とか。本当に美しいですよ。だから、ようやく僕もこういうものが良く聴こえる年頃になったのかなって、ちょっと嬉しくなりますよね(笑)。   


それまでポップスを歌っていたメル・トーメがレッド・クライドから誘われベツレヘムに移籍。ジャズ・ヴォーカリストとして活動を開始した記念すべき初作『イッツ・ア・ブルー・ワールド』、ハリウッドのクラブ「クレッセンド」で披露した素晴らしいライヴを収録したアルバム『クレッセンドのメル・トーメ』はトーメのキャリアを代表する作品となった。後者では、マーティー・ペイチ率いるバッキング・グループとのやりとりも楽しいエンターテイナーとしての実力も垣間見せている。

-- スタンダード・ヴォーカルの世界は本当に深いって言いますもんね。今おっしゃっていた韻の踏み方だったり。

 いや結局、韻なんですよね、ヴォーカルって。アイラ・ガーシュインとかロレンス・ハートとか作詞家がやっている韻の踏み方はすごく考えられていますよね。 

 で、話を戻しますと、最初に聴いたベツレヘムって多分アート・ブレイキーだったと思います。『ビッグ・バンド』。それか、チャールズ・ミンガスの『イースト・コースティング』ドナルド・バードの『モーター・シティ・シーン』。その辺りですね。


-- 僕は、ボブ・ドロウの『デヴィル・メイ・ケア』だったんですよ。15年ぐらい前に“おしゃれレコード”の一環として紹介されていて(笑)。

 え? 「サバービア」系みたいな・・・ 


-- たしかその手の本でしたね。

 「サバービア」って結構影響力でかいですよね・・・僕も読んでましたけど。なんなんでしょうね、あれを思い出すときの甘酸っぱさは。

* 「サバービア・レコード・ガイドブック」・・・・ 都市型音楽シーンに多大な影響力を持つ「サバービア・ファクトリー」を主宰する、編集者/選曲家/DJ/店舗プロデューサーの橋本徹氏が、1992年秋に発刊した伝説のレコード・ガイドブック。


-- (笑)

 93年ぐらいだったから、もう20年前だ。今、活躍しているアイドルの大半は生まれていませんね。 おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!の平均年齢は14歳だから。おはガールに話しても通じないであろう大昔のこと、振り返ってもしょうがないけど、でも、あの頃、いくらかまだ明るかったですよね? 音楽を含めた世の中全体の感じが。 


-- 自分がまだハタチそこそこの小僧だったからかもしれませんけど、なかなかハッピーでしたよね。

 でしたよね! オザケンさんの歌が似合う世の中でしたもん。僕なんか「愛し愛されて生きるのさ」のセリフを聴くと今だにウキウキしますからね。色々な意味で素晴らしかった。希望を感じさせてくれましたね。「強い気持ち・強い愛」は、でんぱ組.incがカヴァーしていますけど、当時を知らないであろう彼女たちが、ああいう曲を歌い継いで、当時を知らない世代に伝えていることは、単純に嬉しいですね。

 ・・・若干話は逸れましたけど(笑)、ボブ・ドロウの『デヴィル・メイ・ケア』はいいレコードですよね。あの頃ベツレヘムはすでに多重録音をやっているんですよね。ようするに、あのレコードでボブ・ドロウはピアノ伴奏を先に、歌を後から入れている。1956年当時で、これはすごいことだと思いますよ。あと、オスカー・ペティフォードとヴィニー・バークの『ベース・バイ・ペティフォード / バーク』の、ペティフォードも多重録音ですからね。  


ピアニスト、ヴォーカリスト、ソングライターとマルチな才能が評価されるボブ・ドロウの初期傑作アルバム。スウィング・ジャズとユーモラスなスキャットがセンスの良い、洒落たジャズ・ヴォーカル・アルバム。スタンダードを中心に自作を加えた選曲も良い。「ヤードバード組曲」、「ボルチモア・オリオール」、「オウ」でのスキャットは強烈。マイルス・デイヴィスの「ブルー・クリスマス」や『ソーサラー』にボーナス収録された「ナッシング・ライク・ユー」を歌っているのは何を隠そうこの人。
オスカー・ペティフォードとヴィニー・バーク2人のベース奏者のセッション作品をカップリングしたアルバム。それぞれのスタイルの違いも楽しめる50年代の洗練されたジャズのイデオムが凝縮された人気作品。ペティフォードの方は、ジュリアス・ワトキンス、チャーリー・ラウズというフロントを得て、ピアノにはアメリカ時代のデューク・ジョーダンを擁したクインテット。素直にバップとして楽しめる作品。バークの演奏はアコーディオン〜ギターというやや変則的なフォーマットによる作品となっている。

-- クリード・テイラーのプロデュース?

 だと思います。54年の録音なんで。この時点でベースとチェロを重ねているんです。ベツレヘムはテクノロジーを取り入れるのも早いんですよ。あと、ステレオ録音も早かった。57年からやっているのかな。色々な面において先取りしていたんだなって思いますね。今回のシリーズはマスタリングにも力を入れていますから、そのへんも楽しんでもらえたらと思います。


-- 現時点で出揃っている60タイトルの中で、原田さん的に録音がお薦めのものというと。

 まだ出てないんだけど、[第3期]で出るはずのチャーリー・マリアーノ『チャーリー・マリアーノ』は珍しくルディ・ヴァン・ゲルダーが録音していますね。ブルーノートやプレスティッジで録音している名手が、ベツレヘムでどんな音を作っているのか注目してほしいですね。あと、さっきしゃべったハル・マキュージックの盤でしょうか。録音したトム・ダウドは56年頃からアトランティックに行っちゃうんで、ベツレヘムではそんなに手掛けていない。だけど個人的にはベツレヘム時代の彼も重要だと思っています。あとはフランク・アビーが録音したラルフ・シャロンの『ザ・ラルフ・シャロン・トリオ』。フランクはポップスとかクラシックも色々録っている人で、本当にバランスのいい音を作りますね。あとはジョニー・キューっていうエンジニアがいたり、本当にベツレヘムには色々な人材が関わっているんです。 


クリス・コナーの傑作アルバム『ジス・イズ・クリス』での歌伴奏者としても有名なイギリス出身のピアニスト、ラルフ・シャロンのリーダー作品にして最高傑作。名伴奏者らしい控えめながらも小粋で繊細な洒落たピアノを聴かせる彼のスタンダード集。シャロンは57年にトニー・ベネットのミュージカル・ディレクター及び伴奏者になり、その後40年以上に亘りベネットのパフォーマンスを支えた。ベツレヘムではほかに、妻のスー・ シャロンを5曲でヴォーカリストに迎えた『ミスター&ミセス・ジャズ』もある。

-- なので、「これがベツレヘムだ」っていうひとつの決まった“味”がないという。

 でも、ビジネスを重視しつつも、「ミュージシャン側」に立ったレーベルでもあった、とはいえるかもしれません。56年前後のベツレヘムのレコードのライナーノーツのほとんどを、ジョセフ・マレイニっていうクラリネット奏者が書いているんですよ。60年代にルイ・アームストロングのバンドに入って、「この素晴らしき世界」にも参加している人なんですけど。つまりミュージシャンがライナーを書いているんですよね。そしてレーベル後期にはテディ・チャールズというヴィブラフォン奏者がプロデュースをして、ピーター・インドというベース奏者がレコーディングを担当する。

 もっと言えば、メル・トーメをベツレヘムに呼んだレッド・クライドっていうプロデューサー、彼はドラマーだった。さらにクリード・テイラーも元トランペッター。ミュージシャンがいっぱい関わっているんですよ。その音楽的な部分とグスタフ・ウィルディのビジネス感覚がピタッと合った。これも、ベツレヘムが今でも愛されて聴かれ続けている理由のひとつでしょうね。 



[後編] につづきます




【特集】 ベツレヘム・レコード 〜原田和典さんに訊く〜 [後編]

「ベツレヘム・オリジナル・アルバムズ・ストレイト・リイシュー・シリーズ」もいよいよ佳境の[第3期]。ベツ流ダジャレのこころに胸ときめかせる、原田和典さんインタビューのつづきをどうぞ。



ベツレヘム・オリジナル・アルバム・コレクション [第2期]
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●応募宛先
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(株)ウルトラ・ヴァイヴ「ベツレヘム特典プレゼント係」
お手数ですが、郵便ハガキに、御送付先の住所、名前をご記入の上、ご応募下さい。
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*応募券5枚で1口のご応募ができ、お一人様何口でもご応募頂けます。
*ご記入頂いた個人情報は、賞品発送以外の目的で使用する事はございません。
なお、当選者の発表は商品の発送を以て代えさせて頂きます。

応募締切2013年4月末日消印有効
(賞品の発送は5月中旬を予定しております)


  原田和典 プロフィール
  (はらだ かずのり)

ライター/ジャーナリスト。1970年北海道生まれ。ミュージック・ペンクラブ(旧名称・ 音楽執筆者協議会)実行委員。
幼少の頃から音楽、美術、文学、映画に熱中。80年代後半、文芸評論家で作家の故・高野斗志美(安部公房論、井上光晴論で知られる)氏に文筆の手ほどきを受ける。その後ジャズ雑誌の編集に携わり、2000年からは編集長を務めた。2005年に独立、フリーランスの立場で数々の著作を発表して現在に至る。
また、千点を超えるレコードやCDのライナーノーツを執筆し(ジェームズ・ブラウン、ジョン・リー・フッカー、タジ・マハール、ビリー・ウッテン、モンゴ・サンタマリア、マイルス・デイヴィス、アース・ウィンド&ファイアー、ジョン・コルトレーン、セザリア・エヴォラ、ライトニン・ホプキンス、江利チエミ、藤竜也、筒井康隆など)、無数のインタビュー取材(B.B.キング、メイシオ・パーカー、アーチー・シェップ、ルディ・ヴァン・ゲルダー、ジェラルド・クリーヴァー、デヴィッド・サンボーン、 カイル・イーストウッド、マーティ・フリードマン、ロン・カーター、エディ・パルミエリ、大野雄二、上原ひろみ、Perfume、遠藤ミチロウ、Tomato n' Pine、ももいろクローバーZ、梶芽衣子、横尾忠則、デーモン閣下、秋元康、イルカ、谷山浩子、鴻上尚史、鈴木聡など)を行なう。ときに写真や翻訳でも活躍。動植物をこよなく愛し、とくに猫を発見すると、その歓喜は最大限に達する。


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[関連リンク]
  「原田和典のJAZZ徒然草」
  「原田和典のBloggin' BLUE NOTE TOKYO (ライブ・レポート)」
  「ジャズ万歳!!」
  「原田和典 HOUSE OF JAZZ」






「ベツレヘム・オリジナル・アルバムズ・ストレート・リイシュー・シリーズ」

  • ベツレヘム・リイシュー [第2期]

    ベツレヘム・リイシュー [第2期]

    N.Y.の名門ジャズ・レーベル、ベツレヘムのカタログ・リイシュー第2弾。定番の第1弾に続き、今回はコレクターに人気の高いレア盤等を含む世界初・日本初CD化作品もラインナップ!

  • ベツレヘム・リイシュー [第1期]

    ベツレヘム・リイシュー [第1期]

    N.Y.の名門ジャズ・レーベル、ベツレヘムのカタログが、最新リマスターにて1000円ポッキリの完全限定リイシュー! マル・ウォルドロン『Left Alone』はステレオ/モノの両方を収録!

* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

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ベツレヘム・リイシュー [第1期]

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