サム・クックのカヴァー「Shake」、ベニー・グッドマンのカヴァー「Glory Of Love」のヒットを経て、結果的には生前最後のシングルとなった「Knock On Wood」を残してオーティスは突如この世を去る。、まだ26歳という若さでこの世を去ってしまった偉大なるR&Bシンガー、オーティス・レディング。その活動は僅か7年ながら、彼が残した功績は20世紀の音楽史に深く刻み込まれている。
やや地味な印象にあるアルバムだが、名曲 Try A Little Tederness〜Day Tripper(当然、ビートルズの同も代的カヴァー)の流れは秀逸。She Put The Hurt On Me(邦題、傷つけられて)も良い。ボーナストラック部分を含めてリマスターされており、音質は良好。ボートラに未発表曲がはないが音質はクリアーになっている。個人的にはモノ・アルバムの方がしっくりくるが、ステレオ・アルバムのボートラのTry a Little Tendernessは素晴らしい。