【HMV インタビュー】 THE MIRRAZ　『傷名 / うるせー』

2012年12月7日 (金)

10月に満を持してメジャーデビューを果たしたTHE MIRRAZ！移籍以降、更に勢いを増して“かっこよく”なっているのはどういうことか？早くも第2弾シングル『傷名／うるせー』をリリースする彼らに再びインタビューを慣行！
更に、年の瀬迫る今回は畠山承平氏に「2012年に良く聴いたアルバム3枚」を伺った。インタビューに続けて掲載しているので、こちらも併せてチェック！！！！

インタビュー・文：松井剛

--- メジャーに移籍して第2弾シングル『傷名／うるせー』。The Mirrazというバンドが加速度的に“かっこよく”なっている事を感じます。メジャーに移籍する事でヒヨっていくバンドも多い中で、これほどまでにThe Mirrazが進化出来る理由は何でしょうか？

「メジャーというよりはEMI、その関わっているスタッフがミイラズをよく理解してくれてるからという点が一番デカイと思います。バンド自体も進化したがっているし、その進化を一緒に進めてくれる、その方向性も理解している、そういう事だと思います。あとは、メジャーに来て思ったのは、もともと僕自身がメジャー向けの考え方だったのかなとも思います。１００万枚売りたいとか言ってますし。」

--- ジャケットに関して、前作が写真だったのに対し、今作は“爪あと”がモチーフになっています。これは何故でしょうか？

「前作はメジャー１発目だったので、ミイラズを知らない人に聴いてもらえるチャンスだと思ったので、どういう人が歌っているのかを知ってもらいたかったので、メンバーの写真にしました。今回は傷名、という傷と名がテーマにあったので、曲のイメージにあったインパクトのあるものにしました。」

--- 今作の録音にあたりコンセプトはありましたか？あれば教えて下さい。

「前作もかなり良かったんですが、よりよく出来そうだなという可能性を感じていたので、細かい点を修正しました。コンセプトというか、楽器やアンプの音を活かしたいなという気持ちはありました。「うるせー」なんかはビンテージの小さいアンプもギター使いましたし、色んな音にチャレンジしようというコンセプトはありましたね。ビンテージのFUZZとかも使いました。とにかく色んな音にチャレンジして、最良のモノを選んだっていう記憶があります。」

--- M1「傷名」(読み：きずな)。きずな（絆）は、震災以降最も良く使われた言葉の一つだと思いますが、その“音”に別の感じを当てはめた事で、言葉の意味にフォーカスするような楽曲に思えます。The Mirrazにとって「きずな」とは改めて何でしょうか？

「バンドで言ったら呼吸じゃないですかね。ライブでの突然の構成チェンジにアイコンタクトでついて来れるとか、そういうことかなぁ。ツアーとかまわってるとこういう４人が集まって音楽やってるだけですごい不思議だなと思いましたね。好きな音楽も一緒で、好きなファッションも似ていて、かっこいいと思えるバンド、描いてる理想のバンドのイメージも同じ４人なんてなかなか集まらないと思うんですよね。そういうことかな。」

--- また「傷名」は、言葉数の多さ、中盤の“韻”を多様したヴァースも特徴的です。リリックを書く作業において、ヒップホップからの影響はありますか？影響を与えたアーティスト、作品などあれば教えて下さい。

「ヒップホップは高校生の頃にかなり聴いていたのでかなりあります。日本語のラップというならDragon Ash、山嵐、シャカゾンビ、リップスライム、などキリがないです。近年は洋楽でM.I.Aやストリーツ、jamie.Tなど聴いてますね。デンジャーマウス系は特に聴いてます。」

--- M2「うるせー」。シンプルなロックンロールですが、実際に「うるせー」と叫びたくなる事は多いですか？最近で一番「うるせー」と思った出来事に関して教えて下さい。

「そんなに思わないかなぁ。普段テレビは見ないんですが、ツアー中はホテルでテレビを見る機会が多く、テレビの音ってうるさいなぁと思いましたね。」

--- M3「I don’t know」。既にライブでも演奏され、一体感のあるロックンロールですが、The Mirrazがライブで最も大事にしている事は何ですか？

「最近はサウンドですね。ミイラズが目指しているのは洋楽的なサウンドなので、そういうものをどこまで再現できるか、自分たちが目指しているバンドサウンドにどこまで近づけれるか、お客さんにはそういうものを楽しんでほしいなと思っています。あとは感情のコントロールですかね、情熱的になりすぎると演奏が駄目になるし、冷静すぎるとつまらないものになってしまう。そのバランスですね。最近はちゃんと出したい音を表現しようっていうのが大事かなとも思います。全部当たり前のことなんですが、当たり前の上へ行こうという感じです。」

--- 間もなく2012年が終わろうとしています。The Mirrazにとって2012年はどんな一年でしたか？

「メジャーに来たことで、よりよい環境になりました。音楽活動に集中できる一年でもあり、自分たちの可能性を感じて次に目指す物が見えて来た、そんな一年でした。」

--- 前作のインタビュー時に仰っていた「目標CD100万枚」に向けて、これからも頑張ってください！

「今の時代でCD１００万枚というのはかなり難しい時代ですが、トップアーティストを目指して諦めずに頑張ります。」

--- 有難う御座いました。

アーティストが選ぶ『Best of 2012』

僕等の興味があるのは売上ベースのランキングじゃなくて、私的感性全開のベストセレクト。アーティストは2012年に何を聴いてきたのか？今回はメジャー移籍以降、更に勢いを増すThe Mirraz 畠山承平の『BEST OF 2012』をご紹介。チェック！！！

アーティストが選ぶ『BEST OF 2012』サマリページ

THE MIRRAZ 畠山承平が選ぶ『BEST OF 2012』

ARCTIC MONKEYS 「suck it and see」

結局去年からずっと聴いてる。

The Black keys 「El Camino」

リフが超かっこいいから。

NORAH JONES　「Little broken Hearts」

デンジャーマウスプロデュースでサウンドが強烈にかっこいい。

THE MIRRAZ プロフィール

畠山承平（Vo, G ＊全楽曲の作詞・作曲・アレンジを手掛け、MV 等も自作する。）、佐藤真彦（G）、中島ケイゾー（B）、関口塁（Dr）からなるロックバンド。
2006 年9 月に畠山が中心となって結成。2008 年12 月に1st アルバム「OUI! OUI! OUI!」、2009 年10 月に2nd アルバム「NECESSARY EVIL」とリリースを重ね、洋邦ロックファンから注目を集める。 2011 年、中島と佐藤が正式加入し現在の4 人編成に。同年6 月に初のシングル「観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは」、9 月に2nd シングル「ラストナンバー」をリリースし、2012 年1 月に4th アルバム「言いたいことはなくなった」を発表する。
同年7 月16 日にEMI Music Japan へのメジャー移籍を発表。
2012 年10 月3 日メジャー1st シングル「僕らは／気持ち悪りぃ」をリリースし、オリコンデイリーチャート最高 8 位を記録する。
社会風刺を織り交ぜた奔放かつシニカルなリリック、ヒップホップを思わせるビート感、性急で矢継ぎ早なボーカル・スタイルといった特徴を武器に、メジャーシーンにおいてもミイラズ旋風を巻き起こす。

THE MIRRAZ　オフィシャルサイト: http://the-mirraz.com/

　The Mirraz　『傷名 / うるせー』[2012年12月12日]

メジャー第二弾シングル！
メジャー2nd シングル「傷名/うるせー」は、メジャー1st シングルに引き続き、この一枚にミイラズの持つオリジナリティあふれる世界観が凝縮された両A 面シングル。カップリングには、すでにライブで演奏されており、ファン待望の「I don’t know」を収録。さらに、トラック4 には、前作に引き続き、彼らの代表曲を網羅したインディーLIVE BEST「LIVE TRACK from 7/16 代官山UNIT・後編」の音源がボーナストラックとして40 分以上収録される。「LIVE TRACK from 7/16 代官山UNIT・前編」は10/3 発売シングルのボーナストラックとして収録されており、今作を持ってLIVE TRACK from 7/16 代官山UNIT がコンプリートする。カップリング曲を含め全4 トラックを収録した魅力満載のアイテムとなっている。

【HMVオリジナル特典】ステッカー

※特典は無くなり次第終了となります。ご購入前に必ず商品ページにて特典の有無をご確認下さい。

『傷名 / うるせー』収録楽曲

01：傷名（読み：きずな）
02：うるせー
03： I don’t know
04： LIVE TRACK from 7/16 代官山UNIT・後編
（MC を含む代表曲を網羅したインディーLIVE BEST 全11 曲）
・なんだっていい/////
・Make Some Noizeeeeeeeeeeee!!!!
・ハッピーアイスクリーム
・朝、目が覚めたら
・i want u
・TOP OF THE FUCK’N WORLD
・Let’s GO!
・ラストナンバー
・観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは
・イフタム！ヤー！シムシム！
・ソシタラ～人気名前ランキング2009、愛という名前は64 位です～

THE MIRRAZ ライブ情報

● 僕らは気持ち悪りぃ～なんか誤解されそうなタイトルですねツアー2012～追加公演
『僕らはうるせー2013』

2013 年1 月11 日（金）
SHIBUYA-AX
OPEN 18:00/START 19:00
ゲスト出演：髭
1F STANDING / 2F 指定前売3,500 円／当日4,000 円（税込、ドリンク代別）
【一般発売】2012 年12 月1 日（土）

チケットはローチケで！

【HMV インタビュー】 THE MIRRAZ　『僕らは / 気持ち悪りぃ』

THE MIRRAZ メジャー爆発前夜の貴重なインタビューを掲載！移籍第一弾のシングル『僕らは / 気持ち悪りぃ』やべーかっこいいです！畠山承平氏が「お気に入りの3冊（漫画！）」も掲載中！

フィーチャー商品

CDシングル

傷名/うるせー

The Mirraz

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー)

価格(税込) : ￥1,047
会員価格(税込) : ￥964
まとめ買い価格(税込) : ￥891

発売日:2012年12月12日
入荷日未定

邦楽＆K-POP 2点で最大30％オフ

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フィーチャー商品

言いたいことはなくなった【通常盤】

The Mirraz

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価格(税込) : ￥2,420
会員価格(税込) : ￥2,226

発売日:2012年01月25日

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We are the fuck'n world

The Mirraz

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー)

価格(税込) : ￥2,075
会員価格(税込) : ￥1,909
まとめ買い価格(税込) : ￥1,765

発売日:2011年01月19日

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TOP OF THE FUCK'N WORLD

The Mirraz

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー)

価格(税込) : ￥2,515
会員価格(税込) : ￥2,313
まとめ買い価格(税込) : ￥2,139

発売日:2010年09月08日
- 販売終了