トップ > 音楽CD・DVD > ニュース > ワールド > ブラジル > アントニオ・ロウレイロ、前作を凌ぐ傑作

アントニオ・ロウレイロ、前作を凌ぐ傑作

2012年11月27日 (火)

アントニオ・ロウレイロ、前作を凌ぐ傑作2ndアルバム 『SÓ』

野性とインテリジェンスの不可思議な同居。
<ソング>と<インストゥルメンタル>のあいだに広がる、都市の音楽。
ミナスの静寂を漂わせる歌、コンテンポラリー・ジャズの現代的タッチ、
エレクトリック・マイルスのカオスまでを飲み込む若き才能。
<quiet border>第二弾リリース作品。


2010年にリリースしたデビューアルバム 『Antonio Loureiro』 がミュージックマガジン誌 「ベストアルバム2010」 にて高橋健太郎氏 (音楽評論家) に1位選出され、今最も注目すべき新世代としてこの年のブラジル音楽界の話題をさらったシンガーソングライター / マルチ奏者 アントニオ・ロウレイロ。まだ26歳という若さの早熟の異才。全てのブラジル音楽ファンが待望し続けた新作 『Só』 が、信頼のレーベル・NRTからの新シリーズ<quiet border>第二弾としていよいよリリースとなる。

スピリチュアルでまた宇宙的でもある世界観はより奥行きと拡がりをみせ、その静かなる驚異は前作以上のものに。近年のアルゼンチンのフォーク・シーンやミナスの音楽にも通じる美学、さらにエルメートあたりを思わせるサイケな前衛性も匂い立つ、2012年きっての知性派作品。
アンドレス自身が歌、ピアノ、ヴィブラフォン、キーボード、ローズ、ドラムス、ベース、アタバキ、ヴィオラなど多数の楽器を操りより内的な音像を構築する他、 ゲスト・ミュージシャンとして名を連ねるのはサンパウロの歌姫タチアナ・パーハ、ご存じアカ・セカ・トリオの名手アンドレス・ベエウサエルト、ブラジル北東部の雄シバ。ソロワークも素晴らしいピアニストのハファエル・マルチニ、SSWアレシャンドリ・アンドレスらミナスの精鋭らも加わり、その筋の音楽ファンとしてはたまらなく心惹かれる一枚だ。

さらに詳しい情報・フル試聴(3曲)・動画など NRT



  • 01. PELAS ÁGUAS (Antonio Loureiro)  水を想う
  • 02. REZA (Antonio Loureiro)  祈り
  • 03. CABE NA MINHA CIRANDA (Antonio Loureiro/Siba)  私のシランダ
  • 04. LINDEZA (Antonio Loureiro)  美しさ
  • 05. SÓ (Antonio Loureiro)  ソー
  • 06. PARTO (Antonio Loureiro/Thiago Amud)  出産
  • 07. PASSAGEM (Antonio Loureiro)  通路
  • 08. ANTIDOTODESEJO (Antonio Loureiro)  欲望解毒剤
  • 09. BOI (Antonio Loureiro/Makely Ka)  ボイ
  • 10. LUZ DA TERRA (Antonio Loureiro)  地上の光


[personnel]
Antonio Loureiro: piano, vocal, vibrafon, rhodes, keyboards, drums, atabaques, electric bass, viola brasileira, efectors and samplers
Tatiana Parra: vocals (M10)
Andrés Beeuwsaert: piano, chorus (M10)
Alexandre Andrés: flutes (M2)
Rafael Martini: vocals (M2), accordion (M5), chorus (M10)
Daniel Santiago: acoustic guitar (M2)
Sérgio Krakowski: pandeiro (M2)
Siba: vocal (M3)
Thiago França: saxofones (M3)
Federico Heliodoro: electric bass (M4)
Santiago Segret: bandoneon (M4)
Trigo Santana: contrabass (M5)
Pedro Durães: programming (M7)
etc.



アントニオ・ロウレイロ

ブラジル・サンパウロ生まれ、現在26才。ミナス・ジェライス連邦大学にて作曲と鍵盤打楽器を学ぶ。
2000年よりプロとしてのキャリアを開始。トニーニョ・オルタ、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバートをはじめとした多数の作品やライブに参加、キャリアを重ねる。グループ「A Outra Cidade」「Ramo」のメンバーを経て、2010年に初のソロ・アルバム『Antonio Loureiro』を発表。この作品が日本でもミュージックマガジン誌「ベストアルバム2010」にて高橋健太郎氏(音楽評論家)に1位に選出されるなど、話題となる。ポルトガル、フランスでもツアーを行い、国際的に注目を集める。隣国アルゼンチンのアーティストとの交流も盛んで、アカ・セカ・トリオ、ディエゴ・スキッシといった最注目アーティストたちとも共演するなど、ミナス=サンパウロ=アルゼンチンを核とした南米の器楽系ルネッサンスの中核的存在ともなりつつある。
現代ブラジルでその将来をもっとも嘱望されるマルチ奏者であり作曲家、シンガーソングライターである。



ボーダーの先にひろがるクワイエットな音楽を紹介するNRTの新シリーズ <quiet border>
第一弾はorange pekoeギタリスト・藤本一馬の2ndソロワーク

藤本一馬 『Dialogues』
ジャズや南米音楽などのイディオムを通過しつつ、よりシンプルなメロディと対話 (dialogue) を重ねることで辿りついた、美しき作品集。現代アルゼンチン音楽の最高峰カルロス・アギーレ、<クワイエット>ムーヴメントの発火点となったブラジル・ミナスのデュオ ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート、小松亮太ユニットやオルケスタ・アウロラ、菊地成孔、中島ノブユキまでセッションに欠かせないバンドネオン奏者 北村聡など現在考えうる最高の音楽家たちを迎えて紡いだアルバム。
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

2nd (最新作)

So

CD

So

Antonio Loureiro

価格(税込) : ¥2,530
会員価格(税込) : ¥2,328
まとめ買い価格(税込) : ¥2,150

発売日:2012年11月28日

%%header%%閉じる

%%message%%

1st (2010)

素晴らしいゲストたちの作品

洋楽3点で最大30%オフ このアイコンの商品は、 洋楽3点で最大30%オフ 対象商品です