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2012年11月14日 (水)

無人島 〜俺の10枚〜 vol.169 【mabanua 編】

音楽好きには、超定番の企画『無人島 〜俺の10枚〜』!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回は超待望のmabanuaさんが登場!

mabanua
【mabanua】
mabanua(マバヌア)ドラマーの枠を超え、ベース、ギター、キーボード、歌、さらにはプログラミング、サンプリング、ミックスからアートワークまで操るマルチクリエイター。 1stアルバムリリース以降、Charaのアルバム「Dark Candy」のプロデュースを始め、レイ・ハラカミ、菅野よう子、U-zhaan、七尾旅人、toe、GAGLE、Arested Developmentなど国境もジャンルも超えたアーティスト達から絶賛され、彼らとのコラボも実現。またGoogle、UNIQLO、キユーピー、UNITED ARROWS他数々のCMや、フジテレビ系アニメ「坂道のアポロン」への楽曲提供などあらゆるシーンで活躍。 Ovall、mabanuaのバンド活動に加え、U-zhaan×mabanua、GAGLE×Ovall、green butter (mabanua×budamunk)等のプロジェクトが同時進行し、FUJI ROCK、RISING SUN、朝霧JAMなど大型フェスに多数出演。また、TWIGY、COMA-CHI、Kyoto Jazz Massive、清水翔太、AISHAなどジャンルを超えた様々なアーティストのプロデュース、リミックス、サポートドラマーとしても引っ張りだこの存在となっている。まだ活動歴数年にしながら年々フィールドを広げ、様々なジャンルを越えたクリエイターとして各所で話題を振りまき、11月21日には待望の2ndアルバム『only the facts』をリリース、さらに11〜12月に全国3000人フリーライブにも出演する。

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mabanua 『only the facts』  [2012年11月21日 発売]

日本を代表する次世代クリエイターとの呼び声も高いmabanuaが、あふれ出す才能とあくなき探究心で創り上げた2ndアルバム。まるでビートルズもヒップホップも同列に並べ吸収し、その全てを吐き出したようなスタイルで今までありそうでなかった新感覚ミュージックを創り上げた。今作では日本でも大人気のTAHITI80やCOMMONとのコラボなどで話題のJ*Daveyなどをフィーチャリングしながら、収録曲半分を自らがマイクを取り歌い上げており、そのスウィー トな歌唱とメロディセンスは話題必至。また、生音にこだわりつつも、まるで “サンプリングで切り刻んだ様な” タイトな演奏にも注目。

トラックリスト

01 intro
02 talkin' to you
03 sweetest things feat. Xavier Boyer from Tahiti 80
04 until you know feat. Jesse Boykins III
05 new love feat. Nicholas Ryan Gant
06 want to go
07 drawing
08 abandon feat. J*Davey
09 bustle
10 everything





mabanua が選んだ10枚

  The Band   『Last Waltz』

商品ページへ The Band の解散コンサートを収めたLive アルバムですね。 ミュージシャンがいかに自分の生き様、精神性を表現しながら生きて行くのか。 このアルバムが全てを教えてくれる気がします。自分がテクノロジーに 頼りがちだった頃に生演奏の素晴らしさ、精密で無い物の美しさを教えてくれた1枚でもあります。

  Beatles   『White Album』

商品ページへ Beatlesが最もシンプルかつ最も多様な側面を1枚に凝縮したアルバムだと思います。 自分が中学生の頃にbeetlesの中で最も聴いたアルバムで、「Blackbird」や「Happiness Is A Warm Gun」が大好きな曲です。 このアルバムに会わせて昼夜、ギターやドラムを練習していたのを覚えてますね。

  Chara   『夜明けまえ』 ※廃盤

商品ページへ Charaさんの中にある静けさや悲しさが伝わってくるアルバム。明るく弾けたCharaさんも大好きなのですが、 このアルバムにしか出せなかった雰囲気や質感がある様な気がします。自分が落ち込んだり、1人で音楽を聴きたい時 にいつも聴いてました。タイトル通りかもしれないですが、夜明け前や少し空がぼんやり明るくなってきた時に聴くと 本当に良いんです。

  BONNIE PINK   『Let Go』

商品ページへ BONNIE PINKの中で一番聴いたアルバムです。ミッチェル・フルームがプロデュースしたこのアルバム、音や声の質感、 アレンジ…全てがこれ以上無い程完璧で。ギターやキーボードのフレーズが良い所に歌と絡み合う形で入って来る。 こういった作品がまたオリコンに昇る時代が来て欲しい物ですが。自分もこういうアルバムを作ってみたい。そんな一枚です。

  We Are Trees   『Boyfriend』

商品ページへ アメリカのインディーグループ。謎が多いグループなので詳細は分からないのですが、とにかく最近一番聴いてます。 ガッド弦とストリングス、野暮ったいドラムが良くて、なんといってもヴォーカルの質感がすごい好きなんです。 音も小編成なはずなのに広がりを感じるし、ミックスにもかなりのこだわりがあるんだと勝手に思ってます。

  The Morning Benders   『Big Echo』

商品ページへ POP ETCも大好きなので、どちらにしようか迷ったんですが結局はこっちを選びました。クリス・チューの歌い方が好きで 自分もあんな歌い方ができたらいいのにと常に思ってしまいます。ギターの音やアレンジ、ミックスがすごい興味深くて、 ロックバンドの新たな方向性が見えた様に思います。

  Limp Bizkit   『Chocolate Starfish And The Hotdog Flavored Water』

商品ページへ 意外かもしれませんが、原点の1つです。ウェスのタイトなギターが気持ち良い上、ドラムのパンチの出方が今聴いても 新鮮なんです。高校生の頃ギター、ベース、ドラムは全部コピーした覚えがあります。また久しぶりにライブ観に行きたいですね。

  Elliott Smith   『XO』

商品ページへ 彼の歌声から伝わるその魂に何度心を揺さぶられた事か。「Independence Day」はもう名曲中の名曲ですが、「Baby Britain」や「 Bled White」も大好きな曲です。あまり知られていない事かもしれませんが、彼はクラシックがバリバリ弾ける程の音楽的素養があり ギターやピアノの技術も相当な物です。

  Benny Sings   『Music is My Life』

商品ページへ 自分の2ndアルバム制作中に良く聴いていました。おもしろいのは適度なHipHop感というか笑、 良いバランスでブラックミュージックが溶け込んでいるんです。ドラムのアプローチやコード展開の仕方など 奇想天外な事をやっているのにすべてポップなBenny色に落とし込んでいる。個性とはこういう物なのだと改めて 勉強になった一枚です。

  Revolvo   『Revolvo』

商品ページへ 全曲いい。高校の頃に毎日聴いていて、もっと評価されるべきバンドだと今でも思ってます。 ボーカルのメロディがすごく良くて、自分の2ndの「Sweetest Things」のトラックの質感はこのアルバムの 「Gt」という曲に影響受けた物なんです。聴き比べてみるとおもしろいと思いますよ。




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