【家の裏でマンボウが死んでるP】インタビュー

2012年4月11日 (水)

混乱と感動の革新犯！
隆盛を極めるボカロ・シーンの中でも一際異彩を放つ、家の裏でマンボウが死んでるP。
その名前からして尋常じゃない！一体、彼（ら）は何者なのか？音楽作成を担当するタカハシヨウ氏に話を訊いた。

1曲ごとに世界観が異なるのでアルバムを通して聴くと旅行気分を味わえると思います

---錚々たる面々が所属するSPEEDSTAR RECORDSレーベルの一員となったわけですが、意気込みと感想をお聞かせください。

光栄であり、恐縮であり。願わくばもっとマシな名前で並びたかったです。

---メジャーリリース前後で気持ちに違いはありますか？

基本的にスタンスは変えず今まで通り好き勝手やっていきたいと思います。

---“混乱と感動の革新犯！”というキャッチコピーがついていますが、自身で考えるとしたらどんなコピーを付けますか？

"混沌の効能の考察"です。

---アルバムの聴き所やセールスポイントは？

1曲ごとに世界観が異なるのでアルバムを通して聴くとちょっとした旅行気分を味わえると思います。初回限定盤につく特典は曲の世界観をさらに広げてくれると思うので合わせて楽しんでもらえるといいかもしれません。

---作詞と作曲どちらが楽しいですか？

作詞です。歌詞主体の曲ばかり作ってきたので今後は曲の方の引き出しを増やせるようにがんばりたいです。

---曲を書いてみたい、プロデュースしてみたいアーティストはいますか？

僕の曲を歌おうと思うような悪ふざけが好きな方なら誰でも。

---差し支えなければ翠星石の魅力を教えて下さい。

2万字くらい必要なので割愛します。

---差し支えなければ井口裕香さんの魅力を教えて下さい。

トークの反射神経がすごすぎるところ。どんな気分の時に井口さんのラジオを聞いても聞き終わった時には明るい気分になります。

---全国のボカロPの予備軍にアドバイスをお願いします。

変なP名を持たないことが何より大切です。

---今後の展望を教えて下さい。

音楽活動ももちろんですが、小説、ラジオなど言葉を扱う仕事を幅広くできたらうれしいです。

---HMV ONLINEを見ているユーザーに向けてメッセージをお願いします。

アホみたいな名前ですが曲はもっとアホみたいです。アホになりたい気分の時に聴いてください。

プロフィール

音楽を担当するタカハシヨウ（家の裏でマンボウが死んでるP）と、絵師の竜宮ツカサ（マンボウの姉）とで活動。

2009年に発表した「家の裏でマンボウが死んでる」で注目を集める。意味不明なタイトルからは想像できない感動的な結末を描いたり、聴き手をハッとさせる真理をついた詞世界が特徴。特に代表曲のひとつである「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」では非日常的な世界感を描きながらも、聴き手の涙線に訴えかける力強いメッセージを打ち出し、ニコニコ動画ユーザーを中心に話題に。これまでに30曲以上の楽曲を発表し、総再生回数は400万を超える。2012年4月25日(水)にSPEEDSTAR RECORDSよりデビューアルバム「My Colorful Confuse」をリリース。

「My Colorful Confuse」初回限定盤グッズ詳細

「ビックリ！マンボウグッズ」2アイテム!!

1.「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」イラストノベル
　代表曲「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」をイラストノベル化。竜宮ツカサのイラストにタカハシヨウがストーリーを書き下ろし。
　歌詞では語り尽くせなかった背景も描かれた初の小説作品。

2.「ビックリ！マンボウシール」
　マンボウPの楽曲に登場する様々なキャラクターをシールにした、コレクターズアイテム。デザインを竜宮ツカサが新たに描き下ろし、裏面にタカハシヨウがキャラクター解説を書く。彼らの世界観をさらに深化させる逸品。全部で10種類あり、内2種類がランダムで封入。希少なホログラムシール(キラ)も存在。何が当たるかはおしみ！