RYUKYUソロ・YAPANに抽選特典！

2011年9月26日 (月)

インタビュー

【インタビュー】YAPAN

沖縄出身の双子テクノ・バンド、RYUKYUDISKO。その弟・廣山陽介（ヒロヤマヨウスケ）が今年から活動を開始したソロプロジェクト“YAPAN”（ヤーパン）が1stアルバム『Hello World』をリリース！今回のソロ名義について、そしてこのアルバム『Hello World』について、メールにてお話を伺いました。

RYUKYUDISKOの双子の弟、廣山陽介によるソロ第一弾！

電気グルーヴ・石野卓球主宰のレーベル“Platik”から2004年にデビューした沖縄出身の双子テクノ・バンド、RYUKYUDISKO。その弟・廣山陽介（ヒロヤマヨウスケ）が今年から活動を開始し、WIRE11などにも出演したソロプロジェクト“YAPAN”（ヤーパン）が1stアルバム『Hello World』をリリース。
沖縄（琉球）オリエンテッドなサウンドに固執することのない、幅広いテイストのダンスミュージックが詰まったカラフルな作品となっています。

【HMV ONLINE抽選特典】

HMV ONLINE/HMV MOBILEで期間中にご購入されたお客様の中から抽選で5名様に「サイン入りブックレット」をプレゼント！

【応募方法】対象商品ご購入後(商品出荷時)に、メールにて応募フォームのURLをお知らせ致します。
【購入対象期間】～2011年11月12日(土)まで　※以前にご予約いただいた方も対象となります。
【応募対象期間】2011年10月11日(火)～2011年11月19日(土)

※HMV ONLINE本サイト及びHMV MOBILEサイト以外からのご購入、非会員でのご購入は特典対象外となります。
（HMV Yahoo!店、HMV 楽天市場ストアでのお買い上げは対象外です。）
※お客様の携帯にて指定着信許可をされている場合は、“@hmv.co.jp”のドメイン指定許可設定が必要になります。
※HMV ONLINE/HMV MOBILEでご注文頂いた場合、タイミングによっては対象期間を過ぎる場合がございますことをご了承下さい。
※当選は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

【YAPAN セルフライナーノーツ】

廣山陽介のソロプロジェクト「YAPAN」ついに始動します。
今回はソロであることを第一に考え制作をスタートさせました。
沖縄のスタジオ(Studio Yap)で独り、満足が得られるまで延々と作曲とアレンジを繰り返しての制作作業でした。
今まで表現できてなかったこと、その世界観はどこまで拡がれるのか。
ソロセッションで煮詰め上げた後、ふと我に返ったときに浮かび出てくるもの。
YAPANではとことん自分自身を見つめなおし、今まで培ってきた活動を糧とし、新しい、YAPANならではの表現方法を追求しました。
そうして完成したのがこの『Hello World』です。
100%ピュアでYAPANライクな楽曲たちが生まれたと感じています。
RYUKYUDISKOとは違った側面も表現できたと思っています。
YAPANは始まったばかりです。これを期にさらにYAPANならではの活動を追求していきます。
それでは各楽曲の解説です。

- Text by 廣山陽介（YAPAN） -

01. China Talker
名は体を示す楽曲。ギターとリズム隊の組み合わせで気持ちのよいグルーヴを作り出していたら、たまたま中国っぽいコード進行になったので、それをさらに発展させて楽曲として完成させました。ボイスサンプルは音声、楽器、機械、現代、工学、出力、女性、電源、発明、未来、謝謝。などど言っていますが、それらを元にブレイクビーツしているので、もはや原型を留めていません。
02. Party People
こういった曲はアルバムならではな曲です。 DJでパーティチューンをかけて盛り上がった様子を自宅でフィードバックさせて思い出にふけ翌朝目覚めたなぜかテンションの高い様子です。ロックフェスによく似合っている曲だと思います。
03. Yapclap
和楽器を取り入れたテクノトラック。ものすごくスローテンポなのだけどダンスミュージックなノリが出来る曲。それがすごく新鮮で、それをテーマに楽曲制作しているとヘンテコな曲が生まれやすいです。アルバムの全体像が固まってきたレコーディング終盤に出来た曲です。それぐらい肩の力が抜けた感は実はすごく大切なことなのかもしれない。
04. Sunshine World
RYUKYUDISKOの活動期間中に作っていた曲なので、ちょっと琉球っぽいです。それからYAPANの音楽性のヒントも得ることが出来ました。このビートの収まりどころのないひねくれ感は自分でも気に入っています。
05. Beauty
楽器の音色を汚せば汚すほど美しい音色に聴こえてきます。そういったメロディーだからこそ、ダンスビートに乗せることは躊躇しません。時間や場所を選ばずに聴ける曲だと思います。延々と聴いていたいです。
06. Naha City Hotel
なんともいえがたい緊張感のあるビートが那覇という都市にぴったりです。それににアジアンテイストな楽器を入れています。田舎者な僕は那覇も都会なのです。
07. CT2.Edit
一曲目のChina TalkerのVersion2をエディットした曲です。箸休めです。
08. Simple Girls
シンプルなコード進行はダンスミュージックとして相性が良いです。他の曲でも表現してますが、音程の揺らぎでメロディーがキーからちょっと外れて、人間味が出る音痴な感じがYAPAN的にはすごく好きです。まだタイトルが決まってないときにDJ PLAYした後『あの曲なんですか？』って訊いてくれた女の子がいました。そうしてタイトルが決まりました。
09. Metaphor
Metaphorikというパーティをしていて、その感じが現れている曲だと思います。ミニマルという言葉が適切な表現だ。というかどうかは判りませんが、フロアで踊れる曲だと思います。
10. Into the Wild
独りで楽曲制作していると荒野に取り残された感があります。それに耐え切れず家を飛び出して、曲を聴きながら真夜中を散歩していると、視界と聴覚が限定されてさらに孤独感が増し、徐々に心地よくなってきます。同名作品のファンであるコジロウにギターを弾いてもらいました。
11. Dormitory Dream
ドミトリーはゲストハウスの事。ゲストハウス横の海沿いを歩いてて、そのときの足音と波の音をレコーダーで録り、それを家で延々と聴いていたら曲になってました。ゲストハウスは相部屋だから夢見心地でも、他人の音や、戸を閉める音、外の音が自然に耳に入ってくるのです。
12. Past Days
在りし日を想い描いた曲です。だからRYUKYUDISKOっぽいです。 Domitory Dreamでアルバムの世界観を終えるのもアリですが、ここで次に繋がるメッセージをこの曲で込めたかったのかもしれません。

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