exist†trace 集中連載第7回！

2011年6月15日 (水)

こんにちは。miko です。今日は６月１５日、そう、本日私達 exist†trace は、
5 tracks CD『TRUE』のリリースと共にメジャーデビュー致しました。

デビューが決まってから各方面の皆さんから、お祝いの言葉を沢山頂きました。
けれど私自身は、その喜びよりも、
「どんな音でメジャーへ進もうか」「どんなヴィジュアルがいいかな」
「ライブはどう組み立てていこうか」
そんな考え事ばかりに夢中で、素直に喜ぶ事が出来ていませんでした。

けれど作品が遂にリリースされ、メモリアルワンマンの準備もほぼ終わった今、
ここまで一緒に頑張ってくれたスタッフ、プッシュしてくれている CD ショップさん、
媒体さん、ライブハウスさん、
そしてこの作品を、私達のメジャーデビューを心待ちにしてくれていた多くのファンのみんな・・・
まわりを見渡してみたらこんなに沢山の人と力を出し合い、夢を分かち合った結果が
このメジャーという一つの結果だったのだと気付きました。

だからこの結果を、私は今とても嬉しく、そして誇りに思います。

今回の『TRUE』を聴いて頂ければわかる通り、
私達の"真実"とは、変わらない美学ではありません。環境に順応する器用さでもありません。
不器用でいい、更なる高みを目指す為には変化も恐れず、どんな時も自分の信じた道を突き進むという事。

それには時に苦悩がつきまとうかもしれないけれど、私達は何も怖くない。
何も残せないまま一生を終える位なら、この身を切り裂いてでも夢を掴みたい。
その結果、沢山の人と同じ想いを共有出来るのなら、これ以上の喜びは私にはないと思うのです。

いよいよ３日後に迫った渋谷 BOXX、この小さなライブハウスから幕を開ける私達の新しい物語は、
exist†trace という壮大なストーリーの、小さくとも強烈な１ページ目になるでしょう。
私は、この日の光景が目に焼き付いて離れない程のライブをお見せする自信があります。
決して短くはない活動歴の中で培ってきた経験、そしてメンバー間の絆。
それがこの日、みんなの熱と重なり、未知数の力を作り出すと信じています。

私達の夢は、呆れる程、笑ってしまう程大きいもの。
けれどそれを真剣に語るバンドが exist†trace です。私はそんな exist†trace が大好きです。
このシンプルな想いを胸に、６月１８日、渋谷 BOXX のステージであなたをお待ちしています。

そしてそのライブを終えた後は、あの冷静な乙魅サマさえも熱い熱い言葉を投げかけてくれるかもしれません。
次回は６月２４日、この連載をお見逃しなく。