『Three☆Points』 山本政志監督 インタビュー 【2】
Friday, June 24th 2011

『聴かれた女』以来、待望の最新作『Three☆Points』を完成させた山本政志監督。ある理由から、映画制作における不自由さを感じ、その反動から今あえて「超インディーズ宣言」を掲げ、「共通のキーワードを作る」ということもやめ、「開いてとことん自由にやれないか」という考え方の元、「ほんのり激しく、スペシャル気まま」(キャッチコピー☆)に完成された『Three☆Points』。京都、沖縄、東京篇とそれぞれに全くタイプの異なる内容で展開される本作は、東京篇を除いてはほぼ、監督のノリと嗅覚とノー天気さで構成されている。山本監督といえば・・・あのじゃがたらをプロデュースした経緯などを持ちつつ、『ロビンソンの庭』で町田康(町蔵)を主役に抜擢するなど、音楽、ミュージシャンとの結び付きが強い監督でもある。本インタビューではそんな監督ならではの「今ヤバイ!」ミュージシャンのお話も飛び出し・・・さらに!朗報!あの『ジャンクフード』がDVD化決定というニュースも☆ やさしい毒がたっぷり効いた独特の口調で展開されるエピソードとこのお写真↑を観て頂ければ・・・もう、多くを説明する必要はないでしょう。難しいことはノンノン!これを読んでちょっとでも気になって下さった方はぜひ、劇場へ☆ INTERVIEW and TEXT and PHOTO: 長澤玲美
「テレビでやってるような映画、わざわざ映画館に観に行っておもしろいかよ」って思うよね。よっぽどのバカっていうか、生活に間違いがある奴が観に行ってると思うんだけど。
- --- 「超インディーズ宣言」をして本作を制作されていることもあり、現在の映画を取り巻く状況に対して、問題はたくさんありますか?
山本 うーん、細かいことはあんまり分かんないけど、俺が撮れないから問題は大有りだよねえ(笑)。ここ3年くらい?映画界は厳しくて、中間的な5〜6000万の予算が成立しない状態になってて、テレビ局絡みの何億かの映画しか成立してないから。あれはあれでいいんだけど、あればっかしになっちゃうとキツイよね。やっぱり、いろんな色が出て来て映画がおもしろくなるから。インディーズからもっと力が出て来るといいんだけど、すごい安い制作コストでやってるし、あれをずっとやっていくには限度があると思うんだよね。でもさ、「テレビでやってるような映画、わざわざ映画館に観に行っておもしろいかよ」って思うよね。よっぽどのバカっていうか、生活に間違いがある奴が観に行ってると思うんだけど。
- --- 生活に間違いがある奴・・・(笑)。
山本 そうそう(笑)。でも反面、洋画でもアート系の映画に人が入ったりするけどさ、そういうのを観に行く奴は日本映画とかにはなかなか行かないんだよね。本当は観客が映画を育てて欲しいんだけど。でも、どっかの映画祭で評価されたっつうとしっぽ振って観に来てさ、「未だにそれかよ」って感じもあるじゃん。何かの目安が欲しいんだろうからそれはしょうがないと思うんだけど、要は受け皿がないっちゅうことで。一番問題なのはそういう作品群が生まれてこないってことで、その生まれてこないところにプロデュースする側が通り一遍等なやり方してるから。何かまだやり方があると思うんだけどね。
もうやっぱり、日本って国だけで組むのは無理だろうし、他の国と何かいい形でもっと自由にさ、大きいやり方じゃなくてね?小さいなら小さいやり方でも、もっと交流が盛んになってくればいいと思うんだよね。「じゃあ、日本で撮れないのか」って話になるとそれはそれでまたつまんないんだけど、まだやれてないだけでいろんなやり方があると思うんだよね。今、一番キツい時期だと思うわ。
産業的なことを考えるとアメリカはケーブルテレビがあるでしょ?普通にケーブルテレビがあったから、デマンドに切り替えが早かった。だからもう今はほとんどデマンドだし、レンタルビデオとかはもうないよね。デマンドかDVDを買うか、あとは映画っていう風に見事に移行出来たんだけど、日本はこれがなかなか出来ないじゃない?ケーブルはないし、そうなると「光」だけど、「光」もまだそんなに進んでないからしばらくかかると思うんだよね。そういう感じで今すごい過渡期だから、DVDが売れない、TSUTAYAがダメっつうことで・・・。- --- うちの会社も打撃を受けてますね・・・(笑)。
山本 そうでしょ?(笑)。そうなってくると映画の出資もなかなか難しくなってくるわけで。だから本当、今が一番キツイ時期だと思うよね。アメリカは完璧に移行したから制作プロが潰れなかったのよ。スムーズに移行した例になってるんだよね。ケーブルはインフラがあるから。日本だとね、NTTとかあの辺だもん。あの辺はもう嫌な感じじゃん、どっちかっちゅうと(笑)。
だから、アメリカが本当に理想形でさ、例えば、全部が全部それは無理だろうけど、音楽みたいに自分のところで配信出来るとかっていう形になれば、そういうタイプの映画も作りやすくなってきて可能性が出てくるじゃん。よくあるよね、キャベツ作った人の写真が貼ってあるみたいなさ、ああいう形で生産者の顔が見える感じ。そういうのが産地直送でね、世界に発送出来るはずなんだけど、「そこまでの期間どうするか」っていうのが今の状況だと思うけどね。でも、何か手はあると思うんだけど、少なく見積もっても日本の中のマーケットだけじゃ難しいと思うよね。- --- 単館の映画館の場合は、閉館する映画館が増えているような状況の中、日々の動員数などの数字から上映回数や公開週も変更を余儀なくされていて、その動きもさらにシビアになっていますよね?それでも現状ではいかにお金をかけずに宣伝をして劇場に足を運んでもらえるかを考えた時にTwitterやブログを活用している宣伝、配給の方って本当に多いですけど、それでもある程度の範囲で限られちゃいますよね?
山本 そうね。どんどん追い詰められればそこから何か這い上がって行くと思うんだけどね。だから逆に、早く潰れればいいと思うよ。中途半端に生き延びようとするから局ばっかりの映画になっちゃうんだから。だから、局もバカみたいにばんばん続けて欲しいんだよね。それを毎回テレビで流せばさ、客が絶対逃げるから。客もいくら何でもそこまでバカじゃないと思うんだけど、そこまでバカだったらもうヤバイよね。そしたら俺、国籍変えるよ、絶対(笑)。ロシア人か何かになるよ!名前も変えて、○○・スキーみたいにする(笑)。これがまだ10年も続くようなら、それこそ日本沈没だと思うけどね。
- --- 『熊楠』に関してもお聞かせ頂けますか?
山本 あれはもう20年くらいになるねえ。
※『熊楠』 ‘91 天衣無縫の博物学者、南方熊楠の生涯を描く初の大作に挑むも35%を残し、資金難のため、撮影中断。‘92-96 撮影再開のため、資金集めに奔走するも再開出来ず。‘01-03 仙頭武則プロデューサーにより、再開するも断念・・・。
- --- 3回くらい完成を目指してチャレンジされていますよね?
山本 うん、3回やったね。立ち上げを2〜3回くらいやったけど、あれはキツイねえ。今は全く手打ってないから、もう分かんない。あれだけあきらめずにやってるんだけど、今はなかなか気が乗らないよね。10何年続いたもん、「熊楠症候群」っつのは。やっぱりさ、1本中途半端に止まってると力がセーブされてよくないよね。最近はそれも何とか抜けて、『Three☆Points』で違う形で出せたから、時間はかかったけどいい感じにはなってきたよね。
- --- 今は保留状態でも、もしかしたらいつか・・・。
山本 やりたいよ、そりゃあね。そりゃあやりたいけど、何億って数字の金がいるわけで。俺の集金能力ってやっぱり、5〜6000千万が限度だと思ってるから、プロデューサーがいないと無理だからね。本当、「『熊楠』をやろう」っていうプロデューサーが登場するかしないかっつう感じだよね。
- --- 「熊楠」と聞くと水木しげるさんを連想してしまうんですが・・・水木さんがプロデューサーになって下さればいいのにと(笑)。
山本 水木さん、現場に来たけどね。
- --- そうですか!
山本 うん、よく来たよ。ちょうどあの時、「猫楠」っていう連載やってたんだよね。で、次の週にうちが書いた絵コンテがそのまま絵になってたりしてさ。「あ、パクりやがった!」って思ってさ。
- --- 水木さん・・・(笑)。
山本 おもしろい人だよねえ。俺ちょうど外行ってて会えなかったんだけど、美術部のところに来て、写真とか絵コンテ見たりしてたらしくて。あの頃は、(内田)春菊も熊楠みたいなこと書いてて、ちょっと流行ってたんだよね。まあ、でも、突然変異で『Three☆Points』が生まれたけど、実はもう1本ね、脚本を書いたのよ。自分の中では相当自信作なんだけど、「間違いなくGOが出ないだろうな」っていう。作品としては『熊楠』以降の自分の中ではベストなものが書けたから、今後はこういうのをちゃんと成立させたいんだけどね。
※内田春菊 漫画家、小説家、エッセイスト、女優。長崎県長崎市出身。
- --- 「GOが出ないだろう」というのはどういうところなんですか?
山本 うーん、どう言やあいいんだろう・・・日本はさ、あんまり違う切り口になると付いて来れない感じがあるじゃん?そういうのが困るんだよね。地震があったから、地震後の日本っつうことになってくるから、また(脚)本を全面的にイジらないとリアリティーがちょっと欠落すると思ってるんだけど、救いみたいな話の映画ではあるの。結構、今のシチュエーションにいいと思ってて。『ジャンピング・マウス』って言うんだけど。
- --- ぜひ、少しだけでも内容をお聞かせ頂けますか?
山本 かなりパワーあるよ。インディアンの民話を題材にしてるんだけど、それをガイドラインにしつつ、話は全然違うんだけど、結構バカっぽいところから始まって、結構深いところ行っちゃってるからおもしろいと思うよ。
- --- 観たいです!
山本 『Three☆Points』みたいなのもいいけど、やっぱり、どかーんっていう力業がやりたいねえ。
- --- 震災の後にお会いする監督には、震災前と後の意識についても伺っているんですが、山本さんの中でも変化がありますか?
山本 そうね、このどんよりさは映画に撮った方がいいと思うよ。何か変だもん、この空間とか時間って。東北を直接撮らなくてもさ、自分の今の身の回りのこの東京の空気感とかって言うのは「映画的素材」だって、俺はすごい思うよ。これを視覚化したらおもしろいと思う。街が全然変わってるもんね。
- --- 東京の人も混乱していて、目に見えない不安みたいなものに煽られてますよね?
山本 うん、バカっぽいよね。本当に情けないよ。「もうちょっとしっかりしろよ!」って感じだよね。
- --- 3.11以降、今後はどんな映画が増えていくのかというのもすごく興味があります。
山本 これでも変わらずノー天気っつうのも好きだけどね。もう何にも考えない!(笑)。やっぱさ、前に進まなきゃダメだからね。いちいち1個1個ぐずぐずぐずぐずしててもさ、先ないからね。一蓮托生(よい行いをした者は極楽浄土に往生して、同じ蓮の花の上に身を託し生まれ変わること。転じて、事の善悪にかかわらず仲間として行動や運命をともにすること)でダメになる必要はないからさ、一蓮托生しない方がダメなところと連携してよくなるはずだしと思うけどね。よくないよ、この空気感。全然よくないよ!前ね、Twitterで「放射能祭やればいい」って書いたんだよね。放射能測定値、ガイガーカウンターでね、メーターがある程度以上になったら半額とかさ(笑)。
- --- 今、そういうことをやる人が実際にいたら、「不謹慎だ」って言われて攻撃されちゃいますかね?(笑)。
山本 「不謹慎」って言葉、よく使ってるよね。でもそれも「バカじゃないの」ってみんなだいぶ思えて来てると思う。やっぱり、そればっかしじゃダメでしょう。「じゃあ、それで結果的に何になんの?どうすんの?」ってことだもん。もっと冷静になって、みんながそうやって縮こまってやっていくことが何を生むかを考えないきゃいけないよね。やっぱ、元気がなきゃねえ。こないださ、(アントニオ)猪木さんが被災地に行ってね、ビンタしたじゃん?(笑)。
- --- してましたねえ(笑)。
山本 あっちの方が俺は好きだね(笑)。パワーあるよね。あとさ、(内田)裕也さんが渋谷でライブしてたりしたじゃん。俺はなんか、ああいうノリだよね。俺は全然あっち派!(笑)。納得するもん、「おおーお!」って。
- --- 確かに、わたしもあのニュースにはほっこりしました(笑)。裕也さんは被災地でピザとミネストローネを400食、さらにロックンロールにちなんでバナナ690本とみかん690個を持参して炊き出しも行ったみたいですよね?(笑)。
山本 すごいよね(笑)。やっぱりさ、猪木さんにしても裕也さんにしてもさ、あのへんの歳の人ってパワーあるしさ、説得力あるよね。生きてきた人生で何か、オーラがもうぷんぷん出ちゃってるからね。もう変わりようがないんだろうね。ああいう芸風は俺、ちょっと参考になるわ。がんばろうと思うもん(笑)。
- --- 山本さんの過去作がDVD化されていないことについても伺いたかったんです。
山本 『ジャンク・フード』が今回出るよ、6月24日に。
- --- 知らなかったです!
山本 うん。『闇のカーニバル』と『ロビンソンの庭』と『てなもんやコネクション』は2回くらいDVD出してるから今回は出さないんだけど、動向を見てイケそうなら出そうかなとも思ってるんだけど、まあ、金がねえから。
- --- わたくしごとなんですけど、『ロビンソンの庭』をDVDで買い逃していて・・・。
山本 あのへんももう1回、出した方がいい?(笑)。
- --- ええ、ぜひ!(笑)。石井聰互(最近、改名され・・・石井岳龍(がくりゅう)に!)さんは初期作品を含めたBOXが出ていたりしますし・・・山本さんの全作品もDVD化、もしくはBOX化希望です!
山本 一時期ね、その石井の前にBOXの話があったんだけど、「時期じゃねえ」って思ってやめといたのよ。
- --- 山本さんは昔、じゃがたらの江戸アケミさんと知り合って遊びつつ、CDをプロデュースして・・・っていうようなことを知ってる若い子達もだんだん減ってきている今だからこそ、ぜひお願いしたいです。
山本 まあ、金がありゃあやるんだけどね。過去にDVDで出したタイトルはなかなか話に乗らないしからさ、自分のとこでやった方がいいんだよね。でも・・・そうねえ、確かに今は相当世代交代してるから関係ないんだよね。ちょっと騙していかないとね(笑)。わかった、ちょっと考えとく!(笑)。
※山本監督は、じゃがたらのファーストアルバム「南蛮渡来」や日比谷野外音楽堂での「アースビート伝説‘85」を始めとする多数の音楽イベントをプロデュース、江戸アケミや町田康(町田町蔵)など、当時のパンクロッカー達を俳優に起用するなど、ジャンルを超えた独創的な活動で注目された。
- --- はい、前向きにご検討頂けますとうれしいです(笑)。
山本 そういえばね、今さ、近藤(等則)さんがすごいよ!
※近藤等則 愛媛県今治市出身。国際的に活躍する日本を代表するフリージャズトランペット奏者。極めて特徴的かつ激しい吹奏を行うことで知られている。海外に渡って数々の大物、一流アーティストとセッションを重ね、ノイズ、アンビエント、トランス等のサウンド手法を取り入れたオリジナリティ溢れる演奏は海外でも評価されている。演奏ライブに留まらず画家とライブペインティングを行うなどプロジェクトなども精力的に進める。
- --- 近藤さんが。
山本 うん。ビル・ラズウェルが中心にやってるMETHOD OF DEFIANCEってユニットなんだけど、俺が観たのはそのビル・ラズウェルと近藤さんとDJ KRUSHとドラムは「IMA」バンドの山(木秀夫)ちゃんのユニット。さらにP-FUNKのバーニー・ウォーレルも加わるらしいし、すごいよ、あれ。ヤバイ!
※ビル・ラズウェル アメリカ合衆国イリノイ州出身の音楽プロデューサー、ベーシスト。ジャズ、ファンク、ダブ、テクノ、アンビエント、アヴァンギャルド、ワールドミュージックまで広範に音楽を手掛け、関わったアーティスト、作品は膨大な数に上る。エチオピア出身の歌手GiGiはラズウエルの妻。
- --- ヤバイ!
山本 うん、ヤバイ!久々に近藤さんと駅のホームでばったり会って、「今度、(U-STREAM)DOMMUNEでやるよ!」って言うからさ、3月8日にDOMMUNEに遊びに行ったのよ。そしたらね、もうすごかったよ。宇川(直宏)、「ヤバイ!」の連発だったからね。あれすごいわ、今。
※DOMMUNE 2010年3月1日、突如、渋谷に姿を現した視聴者参加型のライブストリーミングスタジオ。19時から21時まではあらゆる分野のゲストが登場し、討論するトークショーやゲストによるライブ。21時から0時までは豪華DJがフロアを揺らすDJタイムとなっており、全ての番組が動画中継サービス「Ustream」と連動している「Twitter」により、全世界へ発信!!!どの番組も視聴無料!!!プロデューサーは宇川氏。
- --- どんどん気になります・・・。
山本 ちょっと見てみて。すごい、すごい、すごい強烈!近藤さんがユニット組むのは「IMA」バンド以来の何十年ぶりかだから。で、またね、KRUSHがかっこいいったらありゃしない。KRUSHすごいね、あいつ。かっこいーい!もう楽器だもんね、あいつのターンテーブル。でも、あれはさ、全員がすごいんだよ!ドラムもすごいし、もう全てがすごくてさ。「わがままな人が集まって音楽やりました」って感じ。
- --- そのわがままが奇跡的な作用を?
山本 うん、そうそうそう。珍しいケースだよね、あれは。すっげえよ。
- --- 他に最近ヤバイものはありますか?(笑)。
山本 渋さ(知らズ)!最近の渋さはね、めちゃめちゃおもしろいよ!本当、何あのおもしろさ!(笑)。
※渋さ知らズ 不破大輔を中心とする日本の超巨大バンド。略称「渋さ」。1989年結成。当初から大型バンドを指向してダンサーチームも帯同。代々木を中心にライブ活動に明け暮れ、多くのジャズミュージシャン等が出入りする。1993年初音源を発表、同年には公演の場を西日本まで拡大する。アンダーグラウンド・シーンでの活動や海外公演も行いながら、2001年、フジロック参加、ライブアルバム「渋旗」を発表。2006年にはベストアルバム「渋全」にてエイベックスよりメジャーデビューする。
- --- 渋さはだいぶご無沙汰してます(笑)。
山本 ヤバイよ、あれ。総勢40名くらい出て来ちゃってさあ。バカだよねえ(笑)。もう、すげえおもしろいよ。
- --- 最近、その「ヤバイ!」って噂はすごい入ってきます。
山本 そうでしょ?だって本当、すごいんだもん。ちっちゃいとこでも派手だからさ(笑)。俺、秋葉原のちっちゃいとこでも観たんだけど、すごかったなあ。俺ね、今、渋さと近藤さんが一番おもしろいかもしれない。あそこまでの底知れぬパワーはやっぱりすごいよねえ。
- --- じゃがたらにも最近少し、動きが出てますよね?
山本 本当?
- --- 「エド&じゃがたらお春 Live1979」ってアルバムがOtoさんの監修で公式リリースされたんですけど、そのリリース記念でもOtoさんがDOMMUNEに出ていたりもして。
山本 へえええー、Otoがやってるんだ。
※「エド&じゃがたらお春 Live1979」 "Oto加入以前、江戸アケミ、ナベらによる「エド&じゃがたらお春」1979年9月東京のライヴ音源がOtoの監修により正式発売!。さらに毛利嘉孝、野田努、こだま和文、湯浅学、磯部涼、二木信らによる鼎談、寄稿を収めた36頁におよぶ豪華ブックレットを附した決定版!ジャケット画は、ヤギヤスオによる書下ろし!
- --- ええ。Otoさんは今、山の中にお住まいか何かで・・・。
山本 そうそうそう!九州じゃなかったっけ?
- --- 確か、そんな風におっしゃってました。はるばる遠くから、DOMMUNE出演のために東京に出て来てお話されてたんですけど、哲学的なお話に(笑)。
山本 あいつねー、昔からそう!(笑)。おしゃべりだからねえ。ぺらぺらぺらぺらさあ。しゃべんないといい奴なんだけどねえ(笑)。うるさいからね、あいつ。
- --- 西麻布の「新世界」でこだま和文さんのワンマンライブに行った時に、たまたまダンサーの南(流石)さんが遊びに来ていて。こだまさんのステージに南さんがちょっとだけ出て来たんですけど、こだまさんが「お前、じゃがたらで何かやりたいんだって?」って、南さんに言っていて。なので、余計に「動いてるなあ」と。
山本 まあ、ファミリーだからねえ、こだまも南も。KRUSHもファミリーみたいなもんだし、渋さ知らずもそうだけど!(笑)。
※こだま和文 1982年、ライブでダブを演奏する日本初のダブバンド「MUTE BEAT」結成。1990年からソロ活動を始める。現在、ターンテーブルDJをバックにしたヒップホップ・サウンドシステム型のライブとバンド編成でのライブを並行して行なっている。2005年にはKODAMA AND THE DUB STATION BANDとして「IN THE STUDIO」、2006年には「MORE」を発表。水彩画、版画など、絵を描くアーティストでもある。2010年4月、文芸雑誌「すばる」に連載中のエッセイと著書「スティル エコー」、「ノート・その日その日」を1冊にまとめた新刊「空をあおいで」を発売。
- --- ちょっとそのあたりの流れ、注意したいと思います(笑)。今後のご予定としましては、先ほどの脚本を映画化したいということと・・・。
山本 うん、何とかしたいねえ。
- --- そして、大きな宣伝としましては、『Three☆Points』ですね!
山本 そうね、宣伝するのはもう、『Three☆Points』しかないよ。モロ、これしかないよ(笑)。
- --- 公開は5月7日から京都シネマで先行ロードショー、東京は14日からユーロスペースです。
山本 うん。で、沖縄が6月25日か。それと『ジャンク・フード』のDVDが出ますってことね。 まあ、今観てもね、全然古臭く全くないから。俺の映画って結構、耐久年度が長いんだよね、全作品ね。
- --- 時代感がないといいますか。
山本 うん。そういうところがあると思うけどね、まるっきり。だからそれは楽しめると思うんで観て欲しいね。
- --- 本日は本当に楽しかったです!ありがとうございました。
山本 いやあ、おもしろかったねえ。ありがとう。
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※METHOD OF DEFIANCE NYを拠点に世界中のおよそありとあらゆる音楽をMix upし続ける鬼才ビル・ラズウェル率いるユニット。
※KRUSH サウンドクリエーター/DJ。選曲・ミキシングに於いて抜群のセンスを持ち、サウンドプロダクションに於ける才能が海外のクラブ・シーンでも高く評価されている。プロデューサー、リミキサー、DJとして国際的な活動を展開する他、映画、ドラマ、CMの音楽制作、ジャンルを越えたアーティストとのライヴ・セッションなど幅広く活躍。
※山木秀夫 ドラマー。”SHOGUN”をはじめ、和田アキラ、富倉安生、深町純との”KEEP”、渡辺香津美の”KAZUMI BAND”などに参加。1985年から”近藤等則IMA”に参加。それらの活動と並行して、人気セッション・ドラマーとしても、Mr.Childrenの桜井和寿率いるBank BandやB'z、中島みゆき、今井美樹、TM NETWORK(TMN)、山崎まさよし等、数多くのレコーディングやライブサポートでも活躍。また、2003年よりベーシスト・アレンジャーとして知られる後藤次利とのユニット”gym”でも活動中。
※バーニー・ウォーレル アメリカのミュージシャンでキーボーディスト、オルガニスト、アレンジャー。Pファンク主要メンバーの1人。
※宇川直宏 グラフィックデザイナー、映像作家、VJ、現代美術家、文筆家。香川県高松市出身。MOM/N/DAD PRODUCTIONS主宰。Mixrooffice代表。GODFATHER主宰。DOMMUNE代表。山本現代所属。京都造形芸術大学情報デザイン学科映像メディア科教授。日本自然災害学会正会員・・・と、様々な顔を持つ。
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※南流石 幼少よりバレエ、ジャズダンスを習う。後にじゃがたらのダンサー&コーラスとして芸能界デビュー。解散後はどのジャンルにも属さない独創的な創作ダンスの世界を確立し、数多くのCM、ミュージシャンへの振り付け提供など、様々なフィールドで活躍。「おしりかじり虫」や大塚愛の「CHU-LIP」、いきものがかりの「気まぐれロマンティック」など)。「流石」という名前の名付け親は桑田佳祐。
『Three☆Points』 6月25日(土)より沖縄 桜坂劇場、名古屋 シネマスコーレでロードショー!他、順次公開決定!
6月25日(土) 沖縄 桜坂劇場初日上映(13:10〜)後、ミニトークショーに”てっちゃん”参加決定!さらに!沖縄編の制作スタッフでもある温泉太郎、元桜坂劇場ディレクターの真喜屋力の3人による映画トークあり!
6月25日(土)〜7月1日(金) 沖縄 桜坂劇場
6月25日(土)〜7月1日(金) 名古屋 シネマスコーレ
7月23日(土)〜8月5日(金) 横浜 ジャック&ベティ
7月30日(土)〜8月12日(金) 大阪 シネ・ヌーヴォ
8月6日(土)〜8月12日(金) 大分 シネマ5
8月27日(土)〜9月2日(金) 新潟 シネウインド
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山本政志監督作『ジャンクフード』、DVD化!
パン屋に行くことを日課とする1人暮らしの老女のエピソードで始まり、ドラッグ漬けのOLの大波乱の1日など、無国籍化が進む都市の混沌とした出来事を点描。また実際のチーマー、暴走族、在日外国人などの素人が大挙出演し、それぞれの世界を荒々しくも自由な感性の映像で活写されていく。
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- Three☆points
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- ジャンクフード
- 2011年06月24日
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- 聴かれた女: プレミアム・エディション
- 2007年08月03日
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- 3日
- 2006年07月21日
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- 山本政志 出演作: ケンタとジュンとカヨちゃんの国
- 2011年01月19日
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- 山本政志 出演作: 三月のライオン
- 2005年03月25日
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- 山本政志 出演作: 私立探偵 濱マイクシリーズBOX
- 2002年08月07日
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- 山本政志 出演作: 私立探偵 濱マイク: 1 緒方明監督 「31→1の寓話」
- 2002年09月26日
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- 山本政志 出演作: 私立探偵 濱マイク: 2 前田良輔監督 「歌姫」
- 2002年09月26日
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- 山本政志 出演作: 私立探偵 濱マイク: 3 萩生田宏治監督 「どこまでも遠くへ」
- 2002年10月25日
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- 山本政志 出演作: 私立探偵 濱マイク: 4 行定勲監督 「サクラサクヒ」
- 2002年10月25日
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- 山本政志 出演作: 私立探偵 濱マイク:5 須永秀明監督 「花」
- 2002年10月25日
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- 山本政志 出演作: 私立探偵 濱マイク:7 岩松了監督 「私生活」
- 2002年11月22日
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- 山本政志 出演作: 私立探偵 濱マイク:8 石井聰亙監督 「時よとまれ、君は美しい」
- 2002年11月22日
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- 山本政志 出演作: 私立探偵 濱マイク:9 中島哲也監督 「ミスター・ニッポン〜21世紀の男〜」
- 2002年12月21日
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- 山本政志 出演作: 私立探偵 濱マイク:10 竹内スグル監督 「1分間 700円」
- 2002年12月21日
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- 山本政志 出演作: 私立探偵 濱マイク:11 アレックス・コックス監督 「女と男、男と女」
- 2002年12月21日
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- 山本政志 出演作: 私立探偵 濱マイク:12 利重剛監督 「ビターズエンド」
- 2002年12月21日
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山本政志(やまもとまさし)
『闇のカーニバル』(83)がベルリン・カンヌ映画祭で連続上映され、ジム・ジャームッシュやニューヨークのインディペンデント監督から絶大な支持を集める。また、じゃがたらのファーストアルバム「南蛮渡来」や日比谷野外音楽堂での「アースビート伝説’85」をはじめとする多数の音楽イベントをプロデュース、江戸アケミや町田康(町蔵)など、当時のパンクロッカー達を俳優として起用するなど、ジャンルを超えた独創的な活動で注目される。『ロビンソンの庭』(87)(ベルリン映画祭 Zitty賞、ロカルノ映画祭審査員特別賞、日本映画監督協会新人賞)では、ジム・ジャームッシュ監督の撮影監督トム・ディッチロを起用、香港との合作『てなもんやコネクション』(90)では専用上映館を建設、『ジャンクフード』(97)を全米10都市で自主公開、『リムジンドライブ』(01)では単身渡米し、全アメリカスタッフによるニューヨーク・ロケを敢行するなど、国境を越えた意欲的な活動と爆発的なパワーで常に新しい挑戦を続けている。監督として活躍する一方、その独特の風貌・キャラクターを活かし、俳優活動も行っている。
