圧迫面接 【Salyu】(2)

Wednesday, March 30th 2011


圧迫面接

     
 

圧迫面接

雑多な音楽業界の中でなかなか紹介しきれない曲やアーティストたちを、オピニオンリーダーたちに聴いてもらい、その感想を聞きたい、あわよくばプッシュしてもらいたい! という思いから生まれたHMV×MySpace×CINRA× DAX 4サイト合同企画「音楽圧迫面接」。
お招きしたゲストに4サイトの代表者(圧迫面接官)が持ち寄ったオススメ音源を聴いてもらい、その音源についての率直な感想や印象をぐいぐいと問い詰めます。

第15回目は、小山田圭吾さんとの共同プロデュースした新作『s(o)un(d)beams』が話題のSalyuさんをゲストにお迎えしました。
前半をMyspaceにて、後半をHMV ONLINEで掲載!


前半MySpaceへはこちらから!!

【圧迫面接】過去のARCHIVEはこちらへ !
 
   

圧迫面接 =Salyu=



音楽はいろんな方法があっていい<Salyu>

DAX RECOMMEND
マレウレウ
アーティスト名:マレウレウ
収録作名:『マレウレウ』
試聴曲:「sonkayno」
この作品をHMV onlineで購入する



Salyu:これはなんですか?

高根:アイヌの伝統的な歌の再生と伝承をテーマに活動している女性ユニット、マレウレウです。“様々なリズムパターンで構成されており、天然トランスな感覚が特徴の輪唱などアイヌルーツの音楽を再生する貴重なグループ”です。先日、ライブを観たら、すっごい良くてビックリ! 観客が輪唱に参加して、ワークショップみたいになっているんですよ。そういうのってスピリチュアル入ってるんじゃないの?って今まで毛嫌いしてたんですけど、実際参加するとすんごい楽しい!俺が求めていたのはコレだと。 最近音楽に新鮮味を感じなくなってきてたんですけど、これは本当に素晴らしかったです。

Salyu:輪唱、気になってます。エフェクター使って一人でできないかなと思ったり。この方々は北海道の方なんですよね。やっぱり、“立地の一致”みたいなものってあるよね。その民族音楽が生まれた現地に行ったこともないのにカバーするっていうのは違うと思うし。歴史や先人への想いがあるのとないのとでは、全然違うと思います

高根:もちろん北海道出身でアイヌ音楽を伝承したい想いがあるんだろうけど、マレウレウは普通にポップスを聴いてそうな、ごく普通の女性たちなんですよね。ブログを見ても「今日のトリートメントは」とかそんなことしか書いてないし。一部の民族音楽が持っているある種の排他性がイヤだったんですけど、そういうのが全然なくて、普通なところがイイ! とにかく、みんなで音楽を共同体験できるのがいいんです。ライブを観ると、ダンスミュージックを聴いている人もハマるんじゃないかな。

宮崎:(試聴中)ゾクゾクする

Salyu:野外のイベントで観たいですね。

高根:沖縄にも輪唱をやってる民族音楽のグループがあるらしいんで、チェックしてみるつもり。アラビアとかその他の民族音楽も掘ろうと思いましたね。ポップミュージックには出せないグルーヴかも。うーん、ハマりそう!

柏井:ハマるとケチャとかでも、「どこどこの部族の酋長がヤバい」とかそういうレベルになってくるらしいですよ(笑)!

高根:ポップミュージックに新鮮味を感じなくなっちゃって、マレウレウとかにしか反応しなくなっちゃったら、この仕事を続けていくべきなのか? ってところで軽く悩んでいます。ミュージシャンだともっとそういう悩みがありそうですね?

Salyu:今30歳なんですけど、私が小山田さんや小林 武史さんにもらってきたような何かを、私も他の人に与えられるのかなってことを考えてしまいますね。今のポップスは、気さくで口当たりが良い、聴きやすいものばかりだけど、そういうものだけを作っていてはダメ。アーティストや制作スタッフが、そこにへつらいを始めたらおしまいだと思います。商業のために音楽があるんじゃなくて、音楽が商業を生んでいるわけですから。スキルに関しても、イメージでごまかすようなことをするのも違うと思います。私、一度、ボーカルレッスンをしていることを言わないほうがかっこいいと言われたことがあるんですけど、それってオリンピック選手にはコーチがいない方がイイっていうのと一緒でおかしいと思います。音楽はいろんな方法があっていいと思う。

高根:その言葉、ファンキー・モンキー・ベイビーズに聞かせたい!!

Salyu:笑

堀田:では順位付けしていただきましょう。

Salyu:うーん、悩みます。こんな感じでどうでしょう?



順位決定!

1.マレウレウ
2. BO NINGEN-棒人間-
3.青葉市子
4.前野健太
5.RICHIE HAWTIN presents PLASTIKMAN
6.S.L.A.C.K.
7.J.T.F.
8.PaperBagLunchbox


Salyu:一位はマレウレウ、声の可能性という部分でワクワクしました。青葉市子さんと前野健太さんは同じくらい好き。一人で家にいるときに聴きたくなるって部分でこの順位にしました。

高根:いやーSalyuさん、しっかりしてますよね。

宮崎:コラっ! アーティスト様にむかってなんて上から目線の意見(笑)。

柏井:おこがましいですよ!

高根:対アーティストとしてではなく、37歳のいちオッサンとして、年下の女性への素朴な感想ですのであしからず! いやぁ、しかし、しっかりしてるわぁ

Salyu:7つ上だから、おにいちゃんみたいなものですよね(笑)。

宮崎:でも僕もビックリしました何の前情報もなく音だけ聞いて、これだけわかっちゃうの!?って。

堀田:Salyuさんは勘が鋭いですよね。

高根:勘が鋭いと男性から嫌われがちじゃないですか?鈍いフリをした方がいいですよ!

柏井:よけいなお世話ですよ!

Salyu:わははは(笑)。鈍いフリ、できるかなぁ。大塚愛チャンとかそういうの上手いよね。サシで話してると男の子みたいに客観的で合理的だけど、ぽわっとした女の子みたいな雰囲気出せるからすごいよね。

高根:へぇ、じゃ次回は大塚愛さんにお越しいただきましょう。じゃSalyuさん早速今ここで電話してください!

Salyu:え、そういう企画でしたっけ(笑)。
















 

今回のオピニオンリーダー

Salyu
今回のオピニオンリーダー
Salyu


2000年4月、Lily Chou-Chouとしてデビュー。Salyu名義ではシングル「VALON-1」が最初の作品となる。名プロデューサー小林武史とのタッグで数々の話題作を世に送り出した。

2011年1月よりSalyuがSalyu自身を見出しプロデュースしていくという新プロジェクト“Salyu x Salyu”をスタート。4月13日には、この名義で初の作品となるアルバム『s(o)un(d)beams』をリリースする。同作は小山田圭吾との共同プロデュースで制作された。


⇒official site

 


 


s(o)un(d)beamsCD
salyu × salyu /
『s(o)un(d)beams』


4月13日 発売

 

 
4社が誇る圧迫面接官達!!
 
 

高根順次
  スペースシャワーTVが運営する動画サイトDAXのプロデューサー。 スペースシャワーTVが運営する動画サイトDAXのプロデューサー。不感症な最近、ももクロに出会ってビンビンです。「やっと会えたね」by辻仁成  
 
 

宮崎敬太
  MySpace
MySpaceの編集担当。結局のところ、カンパニー松尾の作品は、自分にとってのファイナル・ウェポンである、と認識しました。
 
 
 

柏井万作
  CINRA
(http://www.cinra
.net/)WEBマガジンCINRA.NETや入場無料マンスリーイベントexPoP!!!!!やってます。東京生まれ HIP-HOP育ちの28歳。
 
 
 

堀田祐介
 
HMV ONLINE (www.hmv.co.jp)ジャパニーズポップス担当。中学1年の時になぜかHANOI ROCKSにはまり、そこか らずっと音楽漬けな36歳。
 
 
ライターご紹介!!
 
 
圧迫面接書記長
REALGOLD$


編集&ライター。
REALGOLD$文筆系何でも屋NIKO¥ON PRODUCTION代表。“近所のスナックのチーママ”程度の器量を活かし、ECD「ホームシック 生活2〜3人分」(フィルムアート社)発売中。
>>>REALGOLD$Weblog〈炎上〉


『ホームシック 生活(2〜3人分) 』

発売中

 
 
 
 
 
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