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無人島 〜俺の10枚〜 【棒人間編】

ROCK NEXT STANDARD

Friday, March 25th 2011

無人島

無人島 〜俺の10枚〜 【棒人間 -BO NINGEN- 編】

音楽好きには、超定番の企画“無人島 〜俺の10枚〜” !!なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらいます!ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別です!今回のお客様は棒人間 -BO NINGEN-!

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棒人間 -BO NINGEN-

棒人間 -BO NINGEN-
ロンドン在住、UK ではSTOLEN RECORDINGS に所属する男性4 人組ジャパニーズ・サイケデリック・ロックバンド"BO NINGEN - 棒人間"。


Bo Ningen (棒人間)
『Bo Ningen (棒人間)』
4月6日発売


国内盤リリース決定!!!初回のみ幻のデビューEP 全曲を収録した2 枚組仕様!ロンドンを拠点に活動する、ジャパニーズ・サイケデリック・ロックバンド"BO NINGEN" - 棒人間のデビュー・アルバム!






棒人間 -BO NINGEN- が選んだ10枚!

Taigen select

    01.北村 早樹子 / 『聴診器』

無人島ということで、構えずに聴けてかつ心に響く作品を持っていきたいなー。 と思って、まず浮かんだのが北村早樹子さん。音楽ってどうしても、自分の中で の流行だったりで消耗品のようになってしまい、人生でずっとこれ聴いてます! というアルバムが、僕の中でなかなかないのですが、このアルバムはたぶん人生 で一番聴いたんじゃないかと思います。自然に心の中に入ってくる感じで、どん なシチューエーションでも聴ける気がします。日本の情景を思い出すのにもぴっ たり。声、特にピッチが不安定に揺れる瞬間にどこかにつきぬけていく感覚を、 買って4年近くたった今でも感じます。鳥肌と涙が。 (Taigen)

 

    02.山本 曜司/ 『さぁ、行かなきゃ』 ※取り扱いなし

こちらは、僕の物心つく前に母親が家でよくかけていたCDです。明るい曲より、 どこか寂しかったり、暗かったりする音楽のほうが好きになったのは、この時代 の母の選曲によるところが大きいかもしれません。たまの「パルテノン商店街」 という曲を聴いた時、とても懐かしい感じがして、こういう曲を小さい時によく 聴いていたなー。と思い、母親に聴いて頑張って特徴を説明したら、この作品で した。曲の雰囲気、歌詞、声質、あと思い出補正も入るため自然に聴ける1枚。 「スライダーを覚えて」という曲はBo Ningen+小林啓子(母)という、まさかの親 子競演の時にカバーしました。 (Taigen)
 

    03.Downy / 『無題』(1st) ※廃盤

Steve ReichやMerzbowなどの現代音楽やノイズは僕の中でとても都会的で、僕は 情報過多の都会で育ったから、好きでよく聴いてるんじゃないかと自分で認識し ています。なので、それらの作品は街の喧噪の中や家の中で聴きたい。この作品 も無機質で同じ都会の匂いはするけども、なんというか逆にどこでも聴けそうな 感じがしたので選びました。人力での無機質、歌詞や歌も抽象的で絵本読んでる みたいな感じです。音像としては三好さんがエンジニアをしている3rd,4thのほう が好きなのですが、無人島なので、音も少し荒削りで生々しい1stを。 (Taigen)
 

Yuki select

    04.Lula Cortes Z E Ramalho / 『Raebiru』

フォークシンガーのLULA CORTESと作曲家ZE RAMALHOというデュオによる75年作ブラジル産アシッドミュージック。 いわゆる密林サイケなんて形容されていますが、驚くことなかれ。ほんまにアマ ゾンの秘境に迷い込んだような錯覚に陥る音楽です。 かなりの中毒性。ドラッギーではありますが、それを凌駕するペイガニズムにも 似た呪術的な宗教性とフォークミュージックの持つ牧歌性に溢れていて、 そうかと思えば野卑極まるパーカッションに炸裂するファズギター。ミックスも 異常です。獰猛さも兼ね備えた名盤。 なんで無人島に持っていきたいか、と聞かれれば、それはもう一日中、一週間中 、一ヶ月中と雨でも嵐でもずっと聴き続けられる気がするからです。 人も動物も居なくたって、このアルバムがあれば、風も鳥も動物もそこに居ます 。 shadocksも再発したレア盤、コレクターアイテムと言われればそうですが、もっ と色んな人に聴いて欲しい普遍的な音楽だと思います。 (Yuki)
 

    05.Makoto Kawabata (河端一) / Richard Youngs / 『Kawabata / Youngs』

Acid Mothers Templeを率いるspeed guruこと河端一と、スコットランドより彼岸/彼方の歌人Richard Youngsの奇跡のタッグ。 これはもう僕にとって無人島どころか何処へでも連れていく作品。極上にヘヴン リー。神聖さすら透けて見える程に美しい。 歌やアコースティックギター等のメロディメイクは恐らくYoungs、その周辺を多 重エレクトロニクスや古楽器を駆使して埋め尽くしていくのが河端氏の仕事です が、役割は非常に明瞭に区別されているにも関わらず、二人のトーンや音色はも はや融合に等しい。非常に恍惚的で、かつ清廉なドローンの傑作だと思います。 河端氏は演奏においても、プロダクションにおいても本当にエコーの使い方が秀 逸。祈りのような「在りし日」の太古を想起させるYoungsの歌声も素晴らしい。 フォークミュージックの起源ともいうべき音楽と宗教の密接な繋がりを、電子に よって祝福された希有なアルバムです。 このレコードがあれば、間違いなく無人島は晴天に見舞われるでしょう。 (Yuki)
 

Kohhei select

    06.Loren Connors / 『The Departing of A Dream Vol. III: Juliet』

かすむテープノイズの彼方から響く奇形のブルーズ。感情を超えた、あるいは 感情以前の言葉にならない説明できない意識の固まりが、日々の泡を流していく ような、気の遠くなるほど幽玄で、それゆえに強い意志に満ちた音楽です。 リリース数が多すぎて全てを把握するのは困難ですが、個人的な思い入れでこれ を選びました。丘の上をただ流れていくようなどこにも着地しないフレージングにはとても影響を受けています。 (Kohhei)
 

    07.Richard Youngs / 『Sapphie』

透明な感情の結晶が頭の芯から響いて首からてっぺんに抜けていくような、 聴くたびにものすごい浄化作用をもたらす一枚。大ガラス一枚隔てた位相のずれ たところから鳴り響く端的に言ってこの世のものじゃないような、かといって上 段から説教するわけでもない、穏やかな崇高さに満ちた本来の意味での癒しの音 楽。ギター弾き語りの聖歌。この人も作品数が多いうえに多彩すぎるのですが、これが一等普遍的に響くので。これを無人島の孤絶状態で聴くというのはある種の宗教的体験であると思います。 (Kohhei)
 

    08.『No New York』

ギターを始めた頃によく聴いていたアルバム。当時は不合理なノイズだとか、 みんな楽器が弾けないとかいうキャッチーな言説にのせられてでたらめに弾くモ ノマネをしていました。僕にギターという楽器の持つ多様性/潜在性を初めてみ せてくれたレコードであり啓示でした。これを無人島で聴くのは相当な試練であ るとおもいますが(都市の、喧噪の音楽であり、同時にやけっぱちな閉塞感に気 をおかしくしそうなので)、原点の一つでありますし、厄除として。 (Kohhei)
 

Mon-chan select

    09.Vashti Bunyan / 『Just Another Diamond Day』

去年の夏にSteep Holmという島民2人の限りなく無人に近い島 に行ったんですが、その時頭の中で流れていたのは「Diamond Days」と「Swallow Song」でした。シンプルなのに、そこにある植 物も空も鳥も昔から知っているかのような温かい気持ちにさせ てくれる歌声とギターは素敵すぎます。このアルバム発表後長 い間姿を消してしまう彼女ですが、そんな儚さから紡ぎ出され る多彩色の白日夢。もう無人島かどうかなんて関係なくなって しまうかもしれません。2作目の「Lookaftering」も素晴らし いですが、これについては再び訪れた時に聞きたいなと、35 年後くらいに。(Mon-chan)
 

    10.Procol Harum / 『Whiter Shade Of Pale: 青い影』

無人島と聞くと廃墟的なイメージを重ねてしまうのですが、そ こで浮かんだのがこの表題曲。世界的にヒットした本作ですが 、出だしから既に終わりを告げるかのようなオルガンが素敵で す。そして夕日に消え入る瞬間のようなドラムも。観念的で宗 教的な楽曲はメンバーで詩人のKeith Reidの不思議な世界も相 まって色を濃くします。ただ歌詞の意味はやっぱりわからない 。わかる必要もないですね。アルバム全体も多くの要素を取り 入れていて、まるで無人島で起こる様々な出来事を象徴したか のよう。後々、曲を聴きながらその時の思い出に耽るのもいい ですね。ずっと聞いていられます。 (Mon-chan)

 

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