Thursday, February 17th 2011
- --- 前作『paratroop』から1年3か月ぶりとなるニューアルバム『Mother Goose』が2月23日にリリースされます。どのような作品になりましたか?
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マザーグースというタイトル通りジャケットも含め絵本の中のような世界感を作れました。これは登校中や通勤中に聴いたら家に帰りたくなるアルバムですね。今日さぼっちゃおうかなって。
- --- より深み、奥行き、そしてポップ感が増した作品のように感じますが、前作と比較して制作において意識の違い等はありましたか?
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今回はシングル制作から始まったのが凄く影響してると思います。sleepy.abとしての4人のシングル像バンド像みたいな事を改めてメンバーで話あい ましたね。今までより輪郭のある開けたイメージを意識したかな。山内には光の量を多めでお願いしますと伝えました。初シングル「君と背景」は冬から春にかけて制作してたんですがちょうど北海道の雪解け時期と重なり自然にポジティブなイメージを落とし込めました。シングルからの始まりだったのでそれを踏まえての制作でした。精神的な部分でいうと開いた後はいつも閉じたくなるんでそのレンジは大きくなった気がします。前作パラトループはコンセプト的な部分に執着した部分も強かったんである意味で俯瞰的な部分はあったかも。
- --- テーマ・イメージのような物は、制作前にあったのでしょうか?
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シングル2枚とジャケットのアートワークを文庫本みたいにしてたんで何か書籍的な繋がりは欲しいなというのはあったのでマザーグースという寓話集に見立てた時に曲の個性が色付きました。タイトルを最後に付けて筋が通りました。
- --- 2010年にsleepy.ac名義で行ったアコースティック・ツアーは、今作にどのような影響を及ぼしていますか?
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本来の曲の輪郭や歌というものの在り方については影響してると思います。山内なんかは.acの時にはたくさん楽器を使ってるんですが(マトリョミン、オー トハープ、グラスハープ、アンデス、グロッケン)などは今回のアルバムにもそのまま使ってます。ストリングス含めバンドの編成に捕らわれずに曲を作る事にも前向きになれました。
- --- 本人が思う、今作の聴き所はどのような所でしょうか?
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歌詞なんですが前半は日常の中での葛藤だったり、日々思ってることだったりエッセイ的な部分が多かったんですが後半に行くにつれ締切も相まって妄想やフィクション的なものに移行していきました。ちょうど東京で歌詞合宿みたいな事してたんですがホームシックというか現実逃避な歌詞が多くなりましたね。トラベラー、way home、シエスタ。タイトルが物語ってますね、、。リアルに地でいってますね。。
- --- 苦労をした点などあれば教えてください。
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歌詞ですね。今回は他メンバー3人がそれぞれ作った土台の中にメロディや歌詞を入れていく作業が多かったんですが今までにないサウンドだったり中には不得意なジャンル だったりするものもあったので苦労しました。結成して12、3年経ちますが今まで自分の得意な領域の中でしか作ってなかったんだなと痛感しました。歌い方なんかも良くも悪くも癖なんかを見つけたり分析してみたり新しい発見でしたね。あと苦労で思いだしましたが眠るまえに聴く音楽を作りたくてバンドを始めたんですが制作期間は全く眠れてませんね。。
- --- 収録楽曲の中で、特に思い入れの強い楽曲を3曲あげ、それぞれ理由も教えて頂けますか?
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街 : このアルバムの1曲目なんですが毎回アルバムの一曲目って曲が入った瞬間の空気を変えるものだったり、この曲でピンとこなかったらしょうがないというものにします。なのでこの曲にしました。新しさと、らしさがいい具合に混ざりあったなと。
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かくれんぼ : 君と背景で精神的に外に開いた後に閉じる作業として自分の深い部分に向き合った曲です。この開いて閉じてを見せる事はsleepy.abにとっても自分に とっても音楽を続けていくうえで大切な事だと思ってます。
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トラベラー : バンドにとっては新機軸として、自分としても新しい挑戦としての曲でした。微妙にて絶妙になりました。
- --- sleepy.abにとって、創作の源となっているものは何ですか?
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小さい頃見てた風景とか思ってた事とか。何か懐かしくてさみしいイメージ。18歳まで住んでいた北海道の最東端の根室という場所は厳しく寂しい風景でしたね。あと音楽に救われた経験があるので救うという大袈裟なものじゃなくても何か色んな選択肢が本来はたくさんあるんだとか、そのままで大丈夫だと思いますとかやんわり肯定できるような音楽を作りたいなって思います。ポジティブな現実逃避というか。
- --- 今後の活動予定を教えてください。
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アルバムのレコ発で全国ツアー回ります。初めてワンマンする場所もあります。今回のアルバムは色んなレンジの曲があるんでどんなライブになるか楽しみですね。
- --- 最後に、このインタビューをご覧のみなさんにメッセージをお願いします。
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このマザーグースの世界に浸りみなさんポジティブな現実逃避をお楽しみください。
- --- 有り難う御座いました。
無人島〜俺の10枚〜 sleepy. ab編
- 新譜『Mother Goose』 sleepy.ab
- 札幌在住の4人組ロック・バンド、sleepy.abが放つ1年3ヶ月ぶりのアルバム。タイトルからも想起させる童話性を含んだ詞の世界観、透明感に満ちたサウンドと美しいメロディが魅力。前作よりさらに、深み、奥行き、そしてポップ感が増した2011年を代表する最高傑作!シングル「君と背景」「かくれんぼ」ほかを収録。
sleepy.ab『Mother Goose』
2011年02月23日発売
札幌在住の4人組ロック・バンド、sleepy.abが放つ1年3ヶ月ぶりのアルバム。タイトルからも想起させる童話性を含んだ詞の世界観、透明感に満ちたサウンドと美しいメロディが魅力。前作よりさらに、深み、奥行き、そしてポップ感が増した2011年を代表する最高傑作!シングル「君と背景」「かくれんぼ」ほかを収録。
[収録曲]
01. 街
02. ドングリ
03. 君と背景
04. マザーグース
05. かくれんぼ
06. Maggot Brain
07. エトピリカ
08. シエスタ
09. way home
10. トラベラー
11. 夢織り唄
12. アルフヘイム

sleepy.ab(スリーピー)
札幌在住の4ピース・バンド。接尾語の"ab"が示す通りabstract=抽象的で曖昧な世界 がトラック、リリックに浮遊している。Vo成山らが紡ぐ美しく繊細なメロディGtr山内の変幻自在の空間プレイ、Bass田中とDrs津波の確かな素養に裏付けされた強靭なボトム。シンプルに美しいメロディ、声、内に向かったリリック、空間を飛び交うサウンド・スケープが4人の"absolute" な音世界をすでに確立している。3rdアルバム「palette」収録の”メロディ”がFM NORTH WAVEのメガ・プレイ、同局にて「archive」収録の”雪中花”がHOT 100チャート1位を記録。国内外アーティストからも注目され、ARABAKI ROCK FES, RISING SUN ROCK FES.(2年連続), SUMMER SONIC,RUSH BALL,FUJI ROCK FES.などの大型フェスにも出演。
(member)
成山 剛 : Tsuyoshi Nariyama / Vocal, Guitar
山内憲介 : Kensuke Yamauchi / Guitar
田中秀幸 : Hideyuki Tanaka / Bass
津波秀樹 : Hideki Tsuha / Drums
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