暮れのメタルなご挨拶!!

2010年12月26日 (日)

Hellhound/Crossfire

CROSSFIRE(hellhound) / Profile

現実社会のパラレル・ワールド、Metalzoneの首都Metalopolis TO-KEY-Oooaaahhhにて産まれる。2002年夏にメタル・ゴッドの啓示を受け、HELLHOUND結成。2004年1月にミニ・アルバム『Welcome To Metalzone』を発表し、ヘッドバンガーズの注目を集める。2005年にBlack-listed Recordsと契約(余りにもデンジャラスなアティテュード故、マネジメント契約は一時留保されたが、後に成立)、2006年6月6日(666!)に1stアルバム『鋼鉄(メタル)のいけにえ - Tokyo Flying V Massacre』をリリース、歌詞に"Metal"という言葉が126回も収録され、微妙に話題となる。また、このアルバムを偶然耳にした英国レーベルのA&Rが契約を申し出、海外デビューを果たし、元KERRANG!誌の伝説的編集者、ジェフ・バートンに何故か気に入られる。2008年に2ndアルバム『地獄のメタル・ファイアー - Metal Fire From Hell』を(2009年3月には欧米でも)リリース。同秋にはドイツのフェス「KEEP IT TRUE」からオファーを受け、Tokyo Blade, Girlschool, Nasty Savage, Evil, Flotsam & Jetsam, Artillery等、錚々たるメンツと共演、本人達もビックリの歓迎を受ける。2010年春、その模様を収録したDVD『鋼鉄侍独逸之陣Live In Germany - Too Loud! Too Rough!! So What!?』をリリース、その後オリジナル・メンバー、Swordmasterの脱退という困難に見舞われるが、新メンバー・Blackwindを迎えて乗り越え、2010年に行った復活ギグは大成功を収めた。現在新作に向けマテリアルを研ぎ澄ましている最中だ。ヘビーメタル世代(ジェネレーション)よ! 当コラムを読みつつ首を鍛えて待て!!
第3回 『イクッ!歳、クルッ!歳〜DVDも忘れずに』

イエア! HELLHOUNDCrossfire だ!
ボケっとしてたら、もう12月。それももう終わりそうじゃねーか!?
歳を取ると時の流れが速すぎていけないよな。まさに “Time waits for no one〜♪by Rage” って感じさ。

さて、今年を振り返ってみると色々な事があったワケなんだけど、HELLHOUND 的に最も大きな出来事はメンバー・チェンジが起きたって事だろうな。この件では各方面、色々な方々にご心配をおかけしてしまったようだけど、このことは逆にメンバー同士やバンドをサポートしてくれている皆との絆を再確認するきっかけにもなってくれたんだ。そんな中、幸いにも Blackwind というクレイジーな野郎に出会い、無事再始動出来たし、バンドとしての結束も新たに、次のステップに挑戦していくつもりさ!

前回のコラムでもチラっと触れた復活ライヴだけど、ちょっと自分でもビックリするぐらいの手応えを感じる事が出来たんだ、新曲 "Metal Shock" も披露出来たしね。一応、ここで「ヤルかも?」みたいな事を書いちゃってから、俺としてはちょっとしたプレッシャーだったんだ。今、俺のアタマの中では色んなアイデアがグルグルと渦巻いてる状態だから、早いトコそれを具体的な形にして、ニュー・アルバムとしてみんなにお届けしたいぜ!

おっと、ちょっとは CD の話をしないと HMV 的に全然意味のないヨタ話になっちまうよな!?


やっぱ今年を象徴する1枚としては、Accept の復活作 『Blood of the Nation』 だな!
もう、コレはね、1曲目 "Beat The Bastard" のリフを聴いた瞬間にションベンをチビりそうになったし、6曲目の "Locked And Loaded" で、サビのラストにマーク・トーニロが 「Lisence to kill〜!♪」 ってシャウトするのを聴いて、「コレだよ! コレ! 俺はこういうのが好きなんだよ!!」と超興奮しちまったんだ!




ホント最近はさ、上手くてスムースな歌が主流になっちゃってるような気がして、個人的にはかなり物足りなかったんだよ。そんなモヤモヤを TT Quick 時代から好きだったマークが吹っ飛ばしてくれたのがホント嬉しかったんだ。もし、このアルバムでマークの歌が好きなった人には TT Quick の 『Metal Of Honor』 もチェックして欲しいな、最高な1枚だぜ!



勿論 「Blood Of the Nation」は HELLHOUND のメンバー全員がお気に入りの1枚なんだけど、ちょっとした面白いエピソードがあってさ。
新加入の Blackwind は超が付くほどのメタル馬鹿なんだけど、ヤツは Loud Park で Accept のライヴ前に「生 Accept が観れる!」ってだけでテンション上がりすぎて、スタンドからアリーナに下りる時にフェンスを飛び越えようとして失敗、左手を骨折、頭を4針縫う怪我をしちまったんだ。それだけでも相当な馬鹿なんだけど、「救急車呼びますか?」って訊くスタッフさんに、「いや、Accept 観てから自分で行きます!」って言って応急処置だけしてライヴ見て、次の Halford をちょっと観たところで痛みに耐え切れなくなって医者に行ったんだって。その話を聞いて、俺も他のメンバーも「コイツを選んで間違いなかった!」って確信したよ! ライヴ1ヶ月前の怪我って事で反省した Blackwind がメンバー皆に「自己管理出来ず申し訳ありません」ってメールしたとき、全員が「グッジョブ!」って返信した事は言うまでもないだろう。


んで、そのちょとしか観れなかった Halford も新作 『Made Of Metal』 がこれまた素晴らしい出来だったよな! これは、プロデューサーであり現在の作曲のパートナーでもあるロイZが、今のロブに聴かせてもらいたい歌っていうものを最高の形で引き出してくれた作品なんじゃないかなと思うぜ。俺はプリーストの 『Sin After Sin』 が大好きなんだけど、それの21世紀ヴァージョンって気がしてるんだ。





しかし、今年の Loud Park は素晴らしいラインナップだったよな! 俺はプライベートの都合で行けませんでしたがね…。色んな方々が口々に「Motorhead が凄かった!」って言ってるみたいだけど、それを聞いて俺は「そら見た事か!」と思ったんだな。
Motorhead と言えば大名盤 『Ace Of Spades』 やウルトラ名ライヴ盤 『No Sleep Till Hammersmith』 ってなりがちだけど、実は最近の作品も超充実しているんだよな。俺は 『Inferno』 を聴いた時にかなりブっ飛ばされたし、『Kiss Of Death』 におけるバラード"God Was Never On Your Side" を聴いた時に、そのレミーにしか歌えないであろう深みに超感動したんだ。あと2年前のサマソニで観たライヴが凄くて、レミー、フィル、ミッキーの生み出す爆発力に圧倒されたぜ!



映画 『極悪レミー』 も話題になってるし、ニュー・アルバム 『World Is Yours』 も超楽しみってもんだよな!





さて今回もダラダラとヨタっちまって申し訳ない!

最後に12月11日のレコ発ライヴに俺達を共演者として抜擢してくれた、話題のヴァイキング・メタル: Bellfast のヴォーカリスト、Koh さんのパッチGジャンを紹介して終わらせてもらうぜ! コレが楽屋にかかってた時、「お? このカッチョイイのは誰のだい?」と思ったんだ。背中の Skyclad に「やっぱ、そうだよね〜?」って感じで思わずニヤリとさせられるよな!

Hellhound/Crossfire
(Bellfast / Koh氏愛用のパッチGジャン!!)



おっとそうだった! 色々ありすぎてついつい忘れられがちなんだけど、俺達は5月に初のライヴDVDを出してたんだ!
その名も 『Live In Germany / 鋼鉄侍独逸之陣』
いや〜まさか自分のライヴがDVDになる日が来るとは思ってもみなかったけど、年末年始に酔っ払って観るにはピッタリだと思うからヨロシク頼むぜ!



と、ワザとらしい宣伝も交えつつ、今回も最後まで付き合ってくれてありがとう。

では、来年も レッツ・メタル!

飲み過ぎには気を付けろよ〜!!


地獄の番犬、欧州上陸!

  • 地獄の番犬、欧州上陸!

    地獄の番犬、欧州上陸!

    独逸に於ける狂乱の饗宴!!日本が誇る”リアル・メタル・バンド”HELLHOUND による、2008年”KEEP IT TRUE”フェスティヴァル出演時のオフィシャル・ブートレグ映像、ついに白日の下へ(DVD)!!

HELLHOUND 関連 Links

HELLHOUND 他が所属するジャパニーズ・インディー・メタルの雄、Black-listed Records!

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