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【HMVインタビュー】 おとぎ話 page3

Tuesday, November 2nd 2010

interview

おとぎ話

--- これの歌詞の中に「君の名前を動物に例えると、どう考えても象ではないぜ」っていう意味のわかんないフレーズが、やけに残りますよね。

有馬:意味わかんないですよね。自分もわかってないですもん。(笑)
なんか俺はこの曲を書きながら、「マジでサイコーな女の子と知り合いたい」とか、「超Hな女の子に“象みてーな事してんじゃねぇよ”とか言葉で攻めたら、女の子ヤベー顔すんじゃねぇのかな」とか思いながら変態的な顔をして書いてた曲なんで。(笑)

前越:変態的な顔をして書いてたんだ!(笑)

有馬:本当に変態な曲だと思いますよ。こんなに変態な曲を書いた人は日本にはいない。趣味全開。

--- でも、いい感じのハズし感というか。

有馬:そうっすよね。「ヘヴィーメタル趣味なのキュートに隠して」って歌詞があるんすけど、こんな女と会いたいなって。めっちゃ会いてーよ。(笑)
「ラブレター破るたびキュートに見える」とか。めっちゃモテてるのにガンガン、ラブレター捨ててる女の子とか、超会いたい。(笑)

--- ヤッバいっすね、その発想!

有馬:発想はすごかったですね。しかも「ANIMAL」ですからね。(笑)
めっちゃHな曲ですね。

--- それ感じてもらいたいですね。

有馬:感じて欲しいな!色んな意味で感じて欲しい!(笑)
官能的なドラムだもんね。

前越:「♪官能的になるか〜らね♪」(「ANIMAL」の中では感情的と歌われている部分を口ずさむ)

有馬:その歌詞書いておけば良かった・・・

前越:「感情的」で止まってたやん。

有馬:最後ちょっと泣かせようとしちゃったんだよね。泣かせないで、そこで「官能的」って言えれば、ゆらゆら帝国と並ぶ事が出来たんだよ。(笑)
おとぎ話もようやくそこに行けたかもしれないけど・・・まだまだだって事だな。

--- 次の曲行っちゃいましょうか。牛尾さんは?

牛尾:僕は「weekend」です。

--- 最後の曲ですね。これも幻想的で美しさのある曲だと思うんですけど。

牛尾:これは最高ですね。好きなロックアルバムの中には、シングルには絶対にならないんですけど、好きな曲っていうのが、絶対にあって、「weekend」はそういう曲です。そして、ギターソロが最高ですね。

--- 何か意識して弾いたところはあります?

牛尾:これはカラッポにして弾きました。

有馬:ホントに、牛尾はこの曲のギターソロ弾けなくて。もうカラッポになんないから、前ちゃんと俺で「カラッポにしろよバカタレ」っつって。(笑)
「めっちゃカラッポにしろよ」って言ってたら、ホントにどんどんカラッポになってって。27歳で、あんな老成した魅力っちゅうか、あんなイナたい弾けるのってあまりいないよね。ようやく出たね。あのギターソロはホントにいいんすよね。

--- 正にカラッポにならなきゃ生まれなかったフレーズというか。

有馬:そうっすね。最初はもう考えまくっちゃって。考えまくったらB.B.Kingとかに勝てる訳ないじゃないっすか。

前越:バディ・ガイとかね。

有馬:レコーディング・ブース入っても、キース(・リチャーズ)だったら弾かないんだから。それくらいの気持ちでやれよって。
女の子が裸になってたら、触りたくてしょうがない人なんですよ。牛尾は。ギターも曲が始まったら弾いてないとダメな人で。「触らないで焦らしてる時が一番気持ちいいんだよ女の子は」って言うのを最近教えてます。

牛尾:はい、教わりました。(笑)

有馬:45分間、女の子の身体触らないで、残りの5分で触ったときのパンチ力ってのが凄い!!それで行けよ、ギターも!って。

牛尾:そうですね。今まで出来てなかった・・・(笑) いや、でも難しいっす。

有馬:やっと出来るようになってきましたね。それが。

--- 有馬さんの1曲は?

有馬:個人的には「シンデレラ」って曲が、まさに”いい曲”だなぁって。シンプルにAメロ-Bメロあってサビっていうのを崩したかったんで。ただの3コードの曲で、なおかつスウィートな曲っていうのは、すごい武器だなぁって思ってますけどね。あんまりこういう曲無いですからね、日本のフォーマットには。甘い曲をやろうとするとコードが増えるんで。おとぎ話って今までコードがたくさんあったバンドだったんですけど、今回はちょっと削ぎ落とすっていうのがテーマでしたね。両方とも出来ると最強なバンドになるからね。

--- この曲ラストのパイプオルガン風のサウンドは前越さんがiPhoneで演奏しているんですよね。

前越:僕はその時iPhoneまだ持ってなくて、こいつ(風間さん)がiPodTouch持ってて、アプリがあるのは知っとったから、「お前ちょっとそれよこせ。面白そうやんか」みたいな。

有馬: iPhoneの音ってさ、すごく安っちいキーボードの音になるのかと思ったら、録音ブースでちょっと空気を通した上で録音したら、めちゃくちゃ古臭い音になって!あれはびっくりしたよね。

風間:コレ使えるじゃんって。

有馬:録音ってやっぱりこういうことなんだなって思ったよね。

風間:やってみないとわからないってね。

有馬:あんな電子的な音なのにさ、むっちゃ古臭いトランジスタの音出たよね。

--- アルバム全体から、そのアイデアだったり発見だったりっていうのが感じられる楽しいアルバムですよね。

有馬:そうですね!ホントにそう。

前越:iPhoneサウンド・・・
クレジットにもiPhoneって書いてある。Drum, iPhoneって。

有馬:あれ新しいよね。Drum, iPhoneって書いてあるとなんかシーケンサーっぽい感じなのにさ、めっちゃファーンって。(笑)
あれも一発録りだったもんね。一発KOしてたよね。

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「ANIMAL」PV



profile

2000年に有馬とベースみたいな顔の風間くんが出会いバンドおとぎ話を結成。
旅の途中、右手にBOSSのエフェクターを持って佇んでた牛尾くんと、りんごの星で野球帽をかぶった前越くんが仲間入り。

以後、独自の表現と音楽の可能性に懸ける日々。

焦燥と少年性の同居した1stアルバム「SALE!」
絆と赤い情熱を描いた2ndアルバム「理由なき反抗」
日々の不安と感謝の季節を綴った3rdアルバム「FAIRYTALE」
そして
おとぎ話を語る上で重要な曲が収録された2枚のEP
「ハローグッバイep」、「青春 GALAXYep」を現在までに発表している。

2010年で結成10周年。
自主レーベル「HOKORI」を開始。
日本における
独自の表現と音楽の可能性に
さらに磨きをかけ
歩み続ける。

メンバー
有馬和樹(Vo.& Gr.) 81年生まれ。横浜市出身
風間洋隆(B.) 81年生まれ。新潟県三条市出身
牛尾健太(Gr.&Chorus) 83年生まれ。広島市南区出身
前越啓輔(Dr.&Chorus) 81年生まれ。石川県白山市(旧松任市)出身

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