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LOUDインタビュー: AMWE

Wednesday, September 29th 2010

interview

AMWE

ファッション・ブランドのDIESELが主催する世界的な音楽コンテスト、“DIESEL:U:MUSIC”で、2009年のJAPAN WINNERに選ばれ、一躍脚光を浴びたシンガー、AMWE。Kitsune レーベルのコンピレーション、『Kitsune Maison 8』にピックアップされ、フランスのハイエンドなファッション誌『JALOUSE』にも取り上げられるなど、東京のエレクトロ・カルチャーを象徴するキュート&エッジーなアイコンとして、国内外のダンス・ミュージック / ファッション・シーンから熱い注目を浴びている存在だ。
そんな彼女が、昨年のデビュー・アルバム、『I AM AMWE』以来、約1年ぶりとなるニュー・アルバム、『GIRLS』をリリースした。ブラー「Girls and Boys」のカバーで幕を開ける本作は、AMWEらしい攻撃的なエレクトロ・ナンバー「Cut Copy And Paste」から、開放的でメロディックなダンス・ナンバー「Be Stupid」、イタロ・ディスコを吸収した「Moonlight」。初期シカゴ〜ディープ・ハウスを意識したという「Stupid Girls, Stupid Boys」まで、ダンス・ミュージックに根ざしつつもポップな楽曲満載の意欲作だ。 “女の子”だからこそ表現できるエレクトロ・サウンドがつまった『GIRLS』。その内容について、AMWEに話を聞いた。

私が経験して感じた不安や喜びを、多くのGIRLSに共感してほしいという思いを、本作に込めました。


--- 昨年は、DIESEL:U:MUSICのJAPAN WINNERに選ばれ、ファースト・アルバムをリリースするなど、激動の一年だったのではないかと思いますが、振り返ってみていかがですか?

AMWE: とても刺激的な1年で、激動という言葉が本当にしっくりきますね(笑)。“こんなことができたら面白いだろうな〜”という想像から始めたことが、みるみる現実になっていき、アルバムのリリース、イギリス、フランスでのツアーという、信じられないようなチャンスをいただきました。その反面、怖いもの知らずでガムシャラに突っ走ってきましたが、まだまだ実力不足だなと痛感させられることも多かったです。いっぱい恥もかいたし、その分、成長できたと思ってます。

--- 日本各地のクラブや大型フェス、海外でのライブは、とても貴重な経験になったのではないでしょうか。

AMWE: AMWEは、MySpaceにオリジナル音源をアップすることから始まったプロジェクトですが、サマソニやWIREなど多くのビッグ・パーティーを通して、ネットの向こう側にいる人たちの顔が見えたこと、多くのオーディエンスと素敵な時間を共有できたことが、何よりも私を成長させてくれたと思います。“やっぱり音楽はマジックなんだ!”と思う瞬間が何度もありました。

--- ニュー・アルバム『GIRLS』の収録曲は、タイトル通り、女の子について歌った曲が中心となっていますが、作品全体には、どんなメッセージが込められているんですか?

AMWE: 昨年は、本当にいろんなことを経験し、とても濃密な時間を過ごしました。初めての出来事ばかりだったけど、大きな舞台へ立ち向かった私もGIRLの一人です。そこで、私が経験して感じた不安や喜びを、多くのGIRLSに共感してほしいという思いを、本作に込めました。女の子は弱くてもろいわけじゃない。とてもしなやかで強くて、いろんな可能性を秘めていると思います。そしてそれは、BOYSに向けたメッセージでもあります。

--- なるほど。本作は、ブラー「Girls and Boys」と、ディー・ライト「Groove Is In The Heart」のカバーで幕を明けますが、これらの曲にはどんな思い入れがあるんですか?

AMWE: どちらも'90年代を代表する名曲で、個人的にも大好きな曲です。「Girls and Boys」はブリット・ポップ・シーンを代表する曲だと思うし、メロディーも歌詞も最高ですよね。90'sのキラキラ感に'10年代のサウンドを注入して、フロア向けにうまくアップデートできたと思います。テイ・トウワさんには、パーティーで共演させていただいたり、とてもよくしていただいてるのですが、今年はディー・ライトのアメリカ・デビューから20周年だと聞き、愛とリスペクトをこめてカバーさせていただきました。'90年代から受け継がれてきた楽曲の持つサウンドやユーモアは、とても新鮮で刺激的で、私にとってイマジネーションの源泉みたいなものなんです。

--- サウンド面では、前作以上にポップさが際立っていますが、本作では、どのような方向性を目指しましたか?

AMWE: 2010年ならではのポップ・ミュージックを目指しました。レコーディング現場でのキーワードは“モア・キャッチー! モア・カラフル!”で、世界中で出会ったクラバーたちの笑顔を思い出しながら、一生懸命つくりましたね。前作『I AM AMWE』でのバンギンなエレクトロ路線も踏襲していますが、PEACE度は確実に増していると思います。

--- ハードなエレクトロには、女性からするととっつきにくい印象がありますが、本作では、女性目線ならではのキュートでスパイシーなサウンドが表現されているように感じました。

AMWE: 前作『I AM AMWE』は、初期衝動だけでつくったもので、ある意味自己完結していましたが、『GIRLS』ではもっと開かれた、外に向けた思いや、ダンス・ポップ・クリエイターとしてのAMWEを全面に出せたと思います。キャッチーなナンバーからフロア映えするナンバーまで、幅広く収録できたと思っています。

--- 本作はAMWEさんの多彩なテイストを楽しめる作品だと思います。本作の中で、特に印象深い楽曲はありますか?

AMWE: 「Be Stupid」ですね。本作の中で一番最初につくった曲です。前作で、一度燃焼しつくした私自身に向けて、“Break Out”というテーマでつくり始めましたが、楽曲の方向性を固めていく過程で、迷いや不安が一気に出て、ネガティブになった時期があったんです。そんな時、自分にカツを入れるような、“Be Stupid!”という言葉が浮かんだんです。“ウジウジしてないで、もっとバカになれ! もっと楽しめ!”って感じでしょうか。そこからは、作業にアクセルがかかっていきましたね。

--- 今後は、ファースト・アルバムのフランス&ヨーロッパでのリリースやツアーを控えているそうですが、どのような気持ちで臨みたいと思っていますか?

AMWE: 海外では人種の壁、言葉の壁を音楽で超えられるように、みんなが楽しめるライブを目指したいですね。そして、ポップ・ミュージックを消化したダンス・ミュージック、ダンス・ミュージックを消化したポップ・ミュージックを創り続けていきたいです。


新譜GIRLS / AMWE
音楽のみならずファッションシーンでも話題を振りまく要注目の日本人女性アーティスト AMWEがついに2ndアルバムを完成!今作ではオリジナル楽曲の他、Deee-Lite「GROOVE IS IN THE HEART」や、BLUR「GIRLS AND BOYS」などのAMWE流エレクトロ・カヴァー、さらに豪華リミキサー陣によるエクスクルーシヴなトラックも収録!初回盤はDVD付きの特殊デジパックとなる豪華2枚組仕様!
profile

音楽のみならず、ファッション・シーンでもラヴコールを受け続け、世界基準に発信する新世代のニュー・ポップ・アイコンとして活躍する日本人女性アーティスト。

ファッション・ブランドDIESELが主催する世界的な音楽コンテスト「DIESEL:U:MUSIC」の2009 JAPAN WINNERとして華々しく登場し、同年にパリとロンドンで行われた『D:U:M 2009 WORLD TOUR』にも参加し、THE BIG PINK、BREAKBOT、ANNIE MAC、SINDEN等と競演、そのライヴ・パフォーマンスにより、一躍海外プレスからも大きな注目を浴びる。帰国後、国内においても『SUMMER SONIC』や『WIRE』といった大型フェスに連続出演を果たす。

MySpaceを通じてコンタクトしてきたフランスのプロデューサー・チーム"KITSUNE"のフック・アップによりDigitalism、Phoenix等を輩出した人気コンピ・シリーズ「Kitsune Maison」の最新作に、「Friction Between The Lovers」が収録され、これは同シリーズ初の日本語詞楽曲という快挙となる。

また、ディズニー楽曲をカバーしたコンピレーション・アルバム「House★Disney -Electro Parade-」では、UNKLE、The Shoes、80kidz、DEXPISTOLS、MEG等と共に「Part of Your World」で参加。

驚異の大型新人として、TOWA TEI、VERVAL(m-flo)、☆Taku Takahashi(m-flo)、大沢伸一、FPM、i-dep、DE DE MOUSE等との競演も果たし、『ELLE JAPON』創刊300号における「エルが選ぶ300人のキーパーソン」にM.I.A.、LADY GAGA等と並び、今後の活躍が注目されている。

2010年に入ってからは、iTunesがブレイク間違いなしと大プッシュする「SOUND OF JAPAN 2010」に、鎮座DOPENESS、MASS OF THE FERMENTING DREGS等と並んで10組に選出され、大きな躍進が期待される中、待望のセカンド・アルバム「GIRLS」を満を持して9月29日にリリース!

2010年11月には、デビュー・アルバムとなる前作「I AM AMWE」のヨーロッパ盤のリリースも決定し、フランスを中心にプロモーション・ツアーも開始するなど、全世界で話題騒然の要注目アーティストである。

<UMAAオフィシャルサイト プロフィールより>

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