マーク・ロンソンのレコードコレクション

2010年9月24日 (金)

まずは先行シングルのPV「Bang Bang Bang」をチェックしてください！

「Bang Bang Bang」PV

見ましたか？この謎のキッチュな80s感覚溢れるSFストーリーに日本文化を強引に盛り込んだコミカルなビデオ。主役はもちろん、イケメン・セレブ、マーク･ロンソン。そして脇を固めるのはATCQのQ-TipとMNDRことAmanda Warnerの2人。 PV効果もあってかネット上ではこの曲が大好評。UKチャートで6位にまで上昇しております。

さて、このマーク･ロンソン、イケメンなだけじゃないのがやや悔しいところ。あのエイミー･ワインハウスを世界的に有名にし、クリスティーナ・アギレラも手がける敏腕プロデューサーとして知られる人物。

ロンドン生まれ、NY育ちのマークは、義父はフォリナーのミック・ジョーンズ、母はフリーライターでロンドン/NY社交界の実力者、妹のサマンサはDJ、シャーロットは人気ブランド「charlotte ronson」のデザイナーという完全なセレブリティ。学生の頃からDJとして活動をはじめ、大学を出る頃にはNYを代表するクラブの人気DJとして有名に。

その後メジャーから『Here Comes The Fuzz』でアーティスト･デビュー。プロデューサー/ソングライターとしての才能を見込まれ、04年にJ Recordsと共同でAllido Recordsを設立。06年には実力派リリシストのライムフェストと契約。07年にはレディオヘッドやコールドプレイなどのUKポップの名曲をモータウン風にカヴァーした『Version』を発表し、ブリット･アワードを受賞。･･･と、なんちゅー煌びやかなプロフィール。そしてイケてるルックス、オシャレなファッション、有り余る才能！く･･･悔しいです！！

そんな男の敵、否、憧れ、マーク･ロンソンが待望の3rdアルバムを完成。タイトルはずばり『Record Collection』。ゲストにはデュラン・デュランのサイモン・ル・ボン、ボーイ･ジョージ、Q-Tip、ディアンジェロ等、ある一定世代以上にはたまらない面々が参加。

現在オフィシャル・サイトにも公開されている新曲「Circuit Breaker」のミュージック・ビデオはファミコンの往年の名作「ゼルダの伝説」を意識して作られていたりと、日本人にとって親しみ易いナンバーに仕上がっています！

トラックリスト

1. Bang Bang Bang (feat. Q-Tip & MNDR) ～リードシングル
2. Lose It (In The End) (feat. Ghostface Killah & Alex Greenwald)
3. The Bike Song (feat. Kyle Falconer & Spank Rock)
4. Somebody To Love Me (feat. Boy George & Andrew Wyatt) ～カルチャー・クラブの「君は完璧さ」をイメージした曲
5. You Gave Me Nothing (feat. Rose Elinor Dougall & Andrew Wyatt) ～80年代風
6. The Colour Of Crumar
7. Glass Mountain Trust (feat. D'Angelo)
8. Circuit Breaker ～YMOトリビュートだとか。PV必見
9. Introducing The Business (feat. Pill & London Gay Men's Chorus)
10. Record Collection (feat. Wiley & Simon Le Bon) ～デュラン･デュランのサイモンとワイリーが参加したUK色濃い楽曲
11. Selector
12. Hey Boy (feat. Rose Elinor Dougall & Theophilus London) ～ゲストのジオポリス・ロンドンは来年デビュー予定
13. Missing Words
14. The Night Last Night (feat. Rose Elinor Dougall & Alex Greenwald)

マーク・ロンソン・インタビュー（2007年6月15日）