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作家・中村航さんおすすめのCD

Thursday, April 8th 2010

無題ドキュメント
中村航さんおすすめCD

小説を書く前はバンドをされていた中村航さん。中村さんの小説には具体的な曲名が登場したり、音楽が物語の中でも深く関わっています。 
意識的に、曲を聴きながら小説を書くこともあるそうで、Guns N'Rosesの『Welcome To The Jungle』を聴きながら『僕の好きな人が、よく眠れますように』を書き、『ぐるぐるまわるすべり台』の時は、ビートルズの『ヘルター・スケルター』を聴きながら書いたそうです!
そんな中村さんにおすすめのCDを挙げていただきました!

ちなみに、中村さんの最新作『あのとき始まったことのすべて』をもう読んだ方は、物語に登場する「おでんの歌」もそうですが、作中の登場人物・門前さんが作った曲「遊星ハロー」がどんな曲なのか気になりましたよね!中村さんに「歌ってください♪」とリクエストしてみたところ、中村さんの書いた曲のなかで唯一、歌詞のみでメロディーがまだないとのことでしたので、小説を読みながらメロディーを想像して楽しむことにしましょう!

中村航さんおすすめの音楽CD8枚!

『Wish You Were Here』
Pink Floyd

『あなたがここにいて欲しい』と『夏休み』に出てくる吉田くんが熱く語る名盤です。案外このアルバムはフロイドっぽくないんですよね。でも一番好き。いい意味でBGMっぽく聴けます。「wish you were here」をエンドレスで聴きながら『あなたがここにいて欲しい』を書きました。

『Eat 'em And Smile 』
David Lee Roth


「Yankee Rose」がヤバいです。ちょっとありえないメンバーが集まって、物凄いテンションで演奏しているんです。イントロは、スティーブ・ヴァイがギターで喋っています。こういう曲が必要な時も、人生にはありますね(笑)。
『beautiful freak 』
eels

ボーカルの“E”の声が魅力的。曲調は穏やかで軽やかなんですけど、なんかちょっと哀しいんですよね。哀しくて美しい。祈っているみたいな感じがします。

『神話大全』
RUSH
 

最強のライブアルバムだと思います。ベースを弾きながら歌って、足でキーボードを弾く。トリオとは思えない音です。

『ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番』
リヒテル
 

ラフマニノフの中ではリヒテルが一番いいんじゃないかと思います。聴くたびに胸が熱くなります。

『THERE'S NO TURNING BACK』
THE BAWDIES
 

昨日ラジオで流れているのを聴いて、いい! と思った。今から聴こうかと思ってます。

『Heart Beat』
佐野元春

聴いていると中高生だった頃のことを思い出します。「悲しきレイディオ」とか中学生の頃聴いていて、この曲を聴くと、何でこういう気持ちになるんだろう、って思ってた。そういうのって、今でも正確には説明できない気持ちですね。

『AROW・Mimosa ~calm garden』
torimodel
 

「不思議な音像を創りあげようとしている、志の高い若者たちによる音楽です。バンド名もいい!」
torimodel オフィシャルウェブサイト


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