
「自分の子どもや孫に、どんな絵本をえらんだらよいかわからない」と悩んだ時には、「その子が何に興味をもっているか」を基準にして選んでみてください。このコーナーでは子どもたちが好きな7つのジャンルで絵本を紹介しています。児童書出版社「おすすめの絵本」を、254名の子どもの本専門店・学校図書館・公共図書館のみなさんに選んでもらった、折り紙付きの絵本たちです。
面白ければ、次にまた手が伸びる。本好きの子どもたちがこの棚から育ってくれることを願って。
[ジャンル別棚の会]
ユーモア
パンダ専用の銭湯があるのを知っていますか。パンダの衝撃的秘密を明かした『パンダ銭湯/tupera tupera』(絵本館)など、子どもと一緒に大人も楽しめる絵本もたくさんある、にぎやかなラインナップです。
のりもの
せんろはつづく、どんどんつづく。子どもたちが線路をつなげていく『せんろはつづく/竹下文子・鈴木まもる』(金の星社)など、ぐんぐん進んでいく様子が愉快な、のりもの絵本がいっぱい。電車、バス、飛行機、船・・・今日は何に乗りましょう?
おばけ・ようかい
おつかいをたのまれた男の子が迷い込んだのは、妖怪横丁!読むたびにあらたな発見がある『妖怪横丁/広瀬克也』(絵本館)。ちょっと怖かったり、不思議だったり、面白かったりもする「おばけ」と「妖怪」の世界へようこそ!
きょうりゅう
風邪をひいた子どもたちを、恐竜になぞらえて描く、リズミカルな文章とリアルだけれどもコミカルな恐竜たちの姿が楽しい絵本『きょうりゅうたちがかぜひいた』(小峰書店)。楽しみながら恐竜の謎、生命の歴史に興味が持てる恐竜絵本をご紹介いたします。
たべもの
おむすびさんとユニークな仲間のキャラクターが繰り広げる楽しい田植えの一日を描いた『おむすびさんちのたうえのひ/かがくいひろし』(PHP研究所)など、食べ物を題材にした絵本をご紹介いたします。お腹が空いてきちゃいます!
うんち・おしっこ・おなら
うさぎの子が言う言葉はただひとつ。いつでもどこでも、うんちっち。フランスのロングセラー絵本『うんちっち/ステファニー・ブレイク』(あすなろ書房)ほか、笑える絵本だけでなく、トイレに行けるようになるための絵本もあります。
ことば・かず
「ありがとう」の「あ」から「ごめんなさい」の「ん」まで、心のこもったことばの世界が広がる『あいうえおのえほん/いもとようこ』(金の星社)など、リズム、テンポの良い絵本が揃いました。ぜひ声に出して楽しんでください。