HDM (HMV × DESTINATION MAGAZINE) 【Vol.5】

HDM 〜 HD SELECTION


LA ビートシーンの台風の目、" ブレインフィーダー" の実像とは

ここ数年のハイ・クオリティで話題性に飛んだリリースの数々、さらには、あのレディオヘッドのトム・ヨークがシーンのアーティストへの熱烈なサポートを続けるということからもわかる通り、世界中を見渡してみても、LA ビートシーンは今最も注目すぺきエリアだということは疑う余地がない事実。
ダディ・ケヴが中心となって始まった "Low End Theory" の世界的な展開や、フライング・ロータス最新作へのエリカ・バドゥの参加等、その勢いは全く衰えず、さらなる加速を続けている。そんなLA シーンにおいて、その動向が最も注目されているレーベルと言えば、やはり「ブレインフィーダー」であろう。
フライング・ロータスによって2008 年に設立されたブレインフィーダーのリリースは、ビート・サウンドを中心としつつも、マーティンのようなハイブリッドなテクノサウンドがあったり、サンダー・キャットやオースティン・ペラルタのような、よりジャズの要素を強く感じさせる作品まで大変幅広く、フライング・ロータスのフィルターを通した今最も新しい音が、続々と発信されているのである。
さらに今年に入ってからは、ネクスト・ビョークとも呼ばれるクリスティーナ・ライアットを中心としたエレクトロニック・ユニット「ライアット」、ラメルジーの再来とも囁かれた若干22 歳のラッパー/ トラックメイカー「ジェレマイア・ジェイ」、UK を拠点とするビートメイカーであり新感覚のアンビエント〜ソウル・サウンドを体現する「ラパラックス」と、フレッシュな才能による良質な作品が立て続けに発表され、全てのリリースが大きな話題となっていることも記憶に新しい。
その他にも、ティーブス、トキモンスタ、サムアイアム、マシューデイヴィッド、デイデラスと、現代を代表する新たな才能が引き寄せられるように集まるこのブレインフィーダーという台風の目は、これからもさらに勢いを増して進んでゆくことであろう。



ブレインフィーダー過去最大の話題作が待望のリリース!
ザ・ガスランプキラーから届いた魂のステートメント

そのブレインフィーダーから、フライングロータスの盟友でもあり、未だベールに包まれたシーン最重要アーティスト、ザ・ガスランプ・キラーによるファースト・アルバム “Breakthrough” がいよいよ待望のリリースとなる。
2009 年に発表したEP "My Troubled Mind" や、フライング・ロータス等と共にプロデュース参加したゴンジャスフィのアルバム "A Sufi & A Killer" 等で、すでにその才能が大きく評価されていたザ・ガスランプ・キラー。今回の最新作においても、LA シーンのコネクションががっちりと脇を固め、彼のプロダクションに共鳴する多彩なゲストが世界中から集結。前述のゴンジャスフィを初めとして、カルロス・ニーニョとのユニットも話題となったミゲル・アトウッド・ファーガソンであったり、ディムライト、デイデラス、サムアイアム、シゲト、コンピューター・ジェイ等、その顔ぶれを見るだけでも、このアルバムのスケールの大きさを感じてしまうほど。
"Low End Theory" にも初期からレジデントDJ として深く関わり、そのDJ セットでは、最新のビートサウンドからダブステップ、さらにはジミ・ヘンドリックスまでを縦横無尽にアグレッシブなスタイルでプレイ。世界中を旅する中で吸収した様々な音楽要素と、彼自身のサイケデリック〜ロックの感覚が最高の形でブレンドされた、2012 年、最重要作の登場である。

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