天性のジャジーヴォイスと妖艶なムードで魅了するジャズシンガー、カレン・ソウザのベストセラーアルバム『Hotel Souza』が待望のアナログレコードで登場

カレン・ソウザは、ラテン・アメリカの女性ジャズ・シンガー。フェイバリットなシンガーとして、ビリー・ホリデイを筆頭に、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、ニーナ・シモン、フランク・シナトラ、ルイ・アームストロング、チェット・ベイカー、ペギー・リー、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、フランク・シナトラなどを挙げています。2011年にリリースしたアルバム『Essentials』で、まずはそのジャケットの妖艶さに惹かれた方も多いはず。ディープで中低音の声質がさらに魅力を引き立てます。

そんな彼女の容姿と声質が4ビートやボッサを中心にマッチし、まさに「クールな夜の女性ヴォーカル」作品として『Essentials』は大きな話題を呼びました。ビートルズ、アントニオ・カルロス・ジョビン、ポリス、マイケル・ジャクソンなど多彩な楽曲たちもハイセンスでリメイクし、オクターブギター、フィンガースナップ、ドラムのブラシ音などが効いたクールサウンドで絶妙な女性ヴォーカル作品に仕上がっています。




2012年には、寺島靖国氏がジャズオーディオ・ファンのために、最初から録音状態が良い音源ばかりを集め、2008年以来リリースを続けているこだわりのコンピレーション『For Jazz Audio Fans Only』の第5弾に、『Essentials』から「Creep」が収録。まさに氏が注目し、認めたシンガーであることが示されたと言えるでしょう。

そして、前作から1年ぶりとなる2012年にアルバム『Hotel Souza』をリリース。抜群のジャケットワークにて期待感を大きく煽ります。大人の女性だけが持ちえる、まさに「ジャズを歌うため」かのごとき持ち合わせた中低音ヴォイスで聴く者はその声に包まれ、身を任してしまうことでしょう。彼女のイメージ通りにピッタリの洗練されたバックのサウンドは、ホーンやストリングスも配したゴージャス感が満点。

彼女の代表作として今もロングセールスを記録する『Hotel Souza』が、CD発売から5年近くの時を経てアルゼンチンのMUSIC BROKERS社より待望のアナログレコードで登場です。

収録曲

01． Paris
02． Night Demon
03． My Foolish Heart
04． Delectable You
05． Break My Heart
06． I Heard It Through The Grapevine
07． Wake Up
08． Full Moon
09． Dindi
10． Lie To Me